おんせんとーカテゴリーは、銭湯料金で入れる温泉ってのがテーマ☆
で、番外ってのは~
富山の情報誌の会社が出してらっしゃる
温泉本(参考書と呼んでる(^▽^;))を使うことによって、おんせんとー料金になるということ。
と、毎度前置きが長いが…かねてより行ってみたかった温泉にようやく行くことができた。
七尾城山を下りてから、車を走らせること20分ぐらいかな?山の中の静かな道をうろろーんと行くとあった「龍王閣」さん←強そう!
道から駐車場を挟んで、少しのぼったところにある、ちょっと昔の公民館みたいな雰囲気の建物。
おそるおそる玄関の引き戸をカラカラ開けると、広い間口の三和土と薄暗くこじんまりとした玄関ロビーとフロント…何か鳴らすものとかあるかい?ときょろきょろするかしないかのうちに、入って左手のドアが開いておじいちゃんが「お!」って感じで出ていらした。
どうやら、こちらのご主人のようで、私たちが初めてと分かるとお湯の説明やお風呂の入り方などを教えて下さったよ(@_@;)ひとまず、説明を受けて周りの掲示物を眺めてから、そしてようやく入浴料金(大人600円、参考書持参で300円)を支払うことができるのだ。
玄関から正面つきあたり、左手に曲がってしばらく進むとお風呂スペース。
かなり広めの脱衣所はレトロながらも、お掃除は行き届いてる感じで…それよりも気になるのが、謎の鍾乳石(°◇°)~なんじゃこりゃ!ま、いいか(笑)脱衣所の収納は見えてるカゴのみなので、持ち物はこじんまりレベルがお勧めよぅ。
先客で2名おねえさまがいらしてたんだが、私が着替えてる間にちょうど上がって帰られたので、終始貸切だった♪
洗い場はシャワーつきのが3か所で、うち2か所はカランでお湯を調整するタイプで、1か所だけサーモスタット付きだった。石鹸やシャンプー(メリットだった)は置いてあるが、持参が吉…というか、宿のおじいちゃんがおっしゃるのは、石鹸でごしごしこすらなくてもきれいになるお湯なんだそうな。すまん、山帰りやったしごしごししたわ(^▽^;)
(ダンナ氏側の男湯も後半貸切になったそうで、写真見せてもらうと男湯の方がシャンプー類充実してた(笑))
ワンシャン&ややしっかりめに体を洗ったら~お楽しみの浴槽へ。
よく見ると手すりで隠れちゃってるんだが、古式ゆかしいライオンさんの口からお湯がでてる!
やや濁ったお湯で、匂いはほとんどないような~って感じながらも、石膏みたいな乾いた香りがした。体感的に湯温は42℃ぐらいかな?熱いなと思うんだけど、湯あたりがやわらかいからかしばらくするといい具合である。
貼り紙にあったけれど、初めて見るタイプのオレンジがかった黄色い湯の華が、浴槽の底から循環かろ過をしてるのか、その勢いに合わせてふわぁーーと舞っていた…なかなかパンチのある見た目のお湯( ゚Д゚)そして濃いぃのか、1回目はまぁまぁ長湯できたんだけど、2回目、3回目と浸かるごとにすぐさま満たされてしまって、じっくりというタイプではなかったよ。
あと、もしかしたら気のせいかもしれないけれど、多分洗い場のお湯も温泉ブレンド。これは成分表をみると配管の関係だろうけれど、かなり鉄フレグランスなお湯で「へ?」とびっくりしてたら、口に入ったお湯が何だかしょっぱ苦かったから…シャンプーの泡立ちももたないし、洗い上がりはしっとりだったからね。
堪能したのか?濃いお湯から脱出したのか??湯上りはほかほかで、ぼへぇ~っとした気分だった。こころなしか、体が軽く、足のむくみが取れて足が小さくなったような感じだった。
ちょーーっと一般ウケはしないだろうけれど、お湯は好きだな(*^^*ゞ
昔の病院の待合室みたいな長椅子に腰掛けて、これまたレトロな扇風機を回し(ちゃんと動いた!)クールダウン…ふふふ、楽しいなぁ♪
てなわけで~勝手にインプレッション!
コスパ ☆☆☆ かなり個性的な湯と場所なので、人によって左右されそう(^^;
パンチ力☆☆☆☆★ ナゾと掲示物は多い
リピる? ☆☆☆ 参考書持ってる間にチャンスがあれば行きたい
宿のご主人は、日帰りでお風呂にいらした方々が「どこから来たか」の記録を取ってらっしゃるそうで、なんと京都からいらした方もいると嬉しそうだった。えと~県内からねんけどと思って答えると、それじゃイカンかったらしい(笑)帰り気をつけてねと言われたよ~県内だけどね(;^ω^)
お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(中性高張性高温泉)でPhは源泉で6.9、試験室で7.13 北陸では珍しいラドンの含有が認められたものだそう。びっくりしたのが蒸発残留物の数値が20.60g/㎏…これはお湯1リットルを完全に乾燥させたら20gの水分以外のものがあったということ、すごいなぁ。
あ!あと大事なところ…多分日帰りだとドライヤーは使えない模様。濡れ髪で帰ることになるので、バスタオル必須よ~(ドライヤー置いてないし、使用不可の貼り紙があった。男湯もダンナ氏が濡髪ちゃんだったので同様)
立ち寄り可能時間 8:30~20:00
休業日 火曜
料 金 大人600円