♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■患難さえも喜んで

2005年05月21日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。

 さ、今日の世の光は、皆様からお寄せいただく、「心に残る聖書のことば」の御紹介です。

 徳島県徳島市にお住まいの勝浦よしあきさんは、新約聖書ローマ人への手紙5章3節、4節のことばをお寄せくださいました。

 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。

 私は医療ミスのため首から下が動かず、呼吸も人工呼吸機に頼っています。徳島大学病院には14年も入院しておりました。1998年の3月にバプテスマを受け、今これからの人生をイエス様の栄光を現わすために費やしたいと切に願っています。重度の障害を抱えていても、何かできることはきっとあるはずだと思い、考えていた所、讃美歌の楽譜をコンピューターに入力することを思いつきました。今の所1500曲余溜まりました。コンピューターは神様から私へのギフトです。私の体に使える所が限られているので、あごや肩の残された部分を使っていますが、神様は私からすべての機能を取り上げずに、使える所を残しておいてくださいました。このデータを病室で讃美の伴奏に使ったり、あちらこちらで利用していただいております。私のような力のない者でも、用いられているという実感を持っています。今後の私の人生で困難が待ち受けている事は十分予想しています。たとえば障害が今より重くなり、今までできていたことができなくなることなどです。しかし、そうなっても、信仰がありさえすれば大丈夫でしょう。この聖書にある通りです。私も障害を持つことがなければイエス様に出会う事がなかったと、よく考えます。

勝浦よしあき さんの心に残る聖書のことば。

 そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。

新約聖書ローマ人への手紙5章3節、4節のことば です。
それではまた聞いてください。

 ( PBA制作「世の光」2005.5.21放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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