♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して64年の
「世の光」を文字で 

■星に導かれて-7 / 大嶋重徳

2017年02月21日 | Weblog
2017/1/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。
聖書にはイエス・キリストの誕生の際に東の方からやってきて博士たちの物語が記されています。しかしやっとたどり着いたエルサレムには誰もメシヤを待ち望む信仰者がいませんでした。

 しかし博士たちを導いてきた星の輝きはメシヤの所にまで彼らを導き、「そしてその家にはいって、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。」(マタイ 2章11節)とあります。ベツレヘムの家畜小屋で、汚く動物たちのよだれのついた飼葉おけで寝かせられたキリストでした。何の力もない赤ちゃんの姿でおられたキリストは、人間の持つ根源的な弱さと人間の悪意と罪に取り囲まれながら生まれたのです。そこはエルサレムにあるヘロデ王の建てたとてつもなく美しい神殿とは対極にある場所でした。

 そこで博士たちが出会ったのは、素朴な貧しい信仰者の姿でした。「あなたはメシヤを産むよ」と天使に語りかけられた時、「おことばどおりこの身になりますように。」(ルカ 1章38節)と信仰を持って受け止めた貧しい夫婦の姿がありました。「おことばどおり」と聖書のことばに従い続ける小さな女性の信仰が目の前にあったのです。ここにはヘロデの時代の価値感に生きてはいない自由があったのです。

 そしてこの時、博士たちは知ったのです。ヘロデ王のような強大な権力を手にする所に神の救いがあるのでなく、貧しく痛みと悲しみのただ中で生まれ、神は弱さのただ中にともににいてくださる。この救い主にこそ世界の救いがあるのだと気が付いたのです。

 博士たちはその幼子を見た時に彼らはひれ伏して拝んだとあります。礼拝したのです。そして彼らは宝の箱をあけて黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げました。この黄金、乳香、没薬とはペルシャ地方の占いで用いるものであったと言われています。星占いを生業(なりわい)としていた博士たちの生活に必要な手段でした。しかしここで彼らは今まで自分を支配してきたものからも決別したのです。人生にとって本当に大切なもののために生きることを選びとったのです。

 今日、私たちが大切にしているものはいったい何でしょうか。本当に大切なものは美しく強いところにはないのかもしれませ。そうでなく、あなたのそばにいてくださる神様こそ、あなたの大切なものなのです。

  ( PBA制作「世の光」2017.1.17放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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