♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたの不義は取り去られる / 福井 誠

2015年01月22日 | Weblog
2015/1/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは、「あなたの不義は取り去られる」です。それではイザヤ書6章7節から読んでみましょう。

 「見よ。これがあなたのくちびるに触れたので、あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた。

 今日はイザヤ章6章ですが、これが書かれたのはウジヤ王が死んだ年、大体、紀元前740年前後のことですね。随分昔のお話です。けれども、今の私たちの時代にも通じるとても大切な事を語っています。ここでイザヤは、天高く上げられ王座に座しておられる主を見た、と言います。どうやら幻の中で神様と対面しているようですね。そこでイザヤが感じたのは、そこにおられた神様の聖さでした。イザヤは神様とお会いして、神様は聖い、と感じたのですね。そして人間がいかに神様に及ばない汚れたものであるかを痛感し、恐れをなして言いました。

 「ああ。私は、もうだめだ。私はくちびるの汚れた者で、くちびるの汚れた民の間に住んでいる。しかも万軍の主である王を、この目で見たのだから。」(イザヤ書 6章5節)

 神の聖さを目の当たりにし、自分も自分を取り巻く社会も恐ろしいほどに穢れている。もはや自分も含め、人間は神に滅ぼされるべき存在でしかない、と思わされた訳です。

 ところが神様はそんなイザヤに天使を遣わし、天にあった祭壇の燃えさかる炭をイザヤの唇に触れさせた、とあります。そして、見よ、主の燃え盛る炭が触れたので、あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた、と言います。

 簡単に言えば、神様は自分の罪深さを認めるイザヤの罪を赦し、きよめてくださったということですね。しばしば私達は思い立って自分たちの心を入れ替えよと思う時があるものです。自分の愚かさを感じた時に、そのような決心をしやすいものですね。しかし本当に私たちの心を変えてくださるのは天におられる神様です。神様が私たちの心に奇跡を起こしてくださらない限り、私たちの心は変わりようがありません。あなたの心を変えてくださる神様がおられることをぜひ聖書を読んで知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2015.1.22放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■再会 / 板倉邦雄 | トップ | ■祈りとは? / 岩井基雄 »