2023/11/22送
「世の光」の時間です。関根弘興です。今週は聖書の創世記の中からご一緒に人生を考えています。
旧約聖書の創世記という書物は、すべてのものの始まり・ルーツが記されています。最初の書き出しは、「はじめに神が天と地を創造された」 この一文から始まります。
この書き出しから、私たちは決して偶然によって存在しているのではなく、神様が一人ひとりに意味を、目的を与えてあなたの存在があるのだ、ということを前回はお話をしました。それは、神様の愛の対象として、神様に愛されるものとして生かされていくのだ、というそういうお話をしましたね。
そして、「はじめに神が天と地を創造された」なら、神様は最も素晴らしい私たちの助けとなってくださるということだと思いませんか?
もし今使っているパソコンが壊れたら、あなたはそれをどこに持っていきますか? 近くのスーパーに持っていきます、そういう人はいませんね。壊れたら製造元に送ります。なぜならそこで造られたからです。製造元なら製品のすべてを知っていますから、どこが悪いのか調べて直すことができるわけです。
それでは私たちはどうでしょう。私たちは健康を害すれば当たり前のように病院に行きます。しかし、人生にはさまざまな問題が起こってきますね。自信を失い、とまどい、悩むこともあります。人生の様々な出来事の中で疲れ果ててしまうことあります。一体私たちはどこに行ったらいいのでしょう。
それは、私たちを造ってくださった神様のもとに行くのが一番です。神様は私たちのことをすべてご存じだからです。聖書の詩篇121篇1~2節にはこう書かれています。
「私は山に向かって目を上げる。私の助けはどこから来るのか。
私の助けは主から来る。天地を造られたお方から」
このように書かれています。
私たちの人生には山あり谷ありです。目の前を山のように立ちはだかる様々な問題も起こってきます。そして時には途方に暮れてしまうこともあります。
しかし、聖書は「あなたの助けは天地を造られた神様から来る」と語りかけ続けているのです。助けることの出来るお方は、あなたのことを一番よく知っていて、あなたにいのちを与えられた方だからです。「はじめに神が天と地を創造された」という事実は、神様があなたの助けとなってくださるということを保証するのです。
( PBA制作「世の光」 2023.11.22でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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