♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の栄光をあらわす主のしもべ / 羽鳥頼和

2014年11月15日 | Weblog
2014/11/15放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。旧約聖書のイザヤ書には神のしもべについての預言が幾つかあります。それらの多くは救い主キリストのことを預言しています。キリストが実際に活躍する700年ほど前にこのイザヤ書はその事を預言していたのです。

 先週はイザヤ書の42章からお話しましたが、今日はイザヤ書の49章からお話ししたいと思います。先週と同じようにイザヤ書の預言のことばと実際のキリストの活躍を語っている新約聖書の福音書とを比較してみたいと思います。キリストについてどんなことが分るでしょう。

 イザヤ書の49章では神のしもべについて二つのことが預言されています。まず一つ目のことは神様のしもべは神の栄光を現すということです。神の栄光を現すとは神を見せるということです。

 それでは実際にキリストはどのように神を見せたでしょう。最後の晩餐の時、弟子のピリポがキリストに言いました。「私に神を見せてください。」 その時キリストは言われました。「ピリポ。あなたはわたしが働いているのを見たでしょう。思い出してご覧なさい。わたしのことばを聞き、わたしの奇蹟を見た時、あなたは父なる神のみことばを聞き、父なる神のみわざを見たのです。」(ヨハネ 14章9節参照) キリストはイザヤ書の預言の通り、自分の働きを通して神の栄光を現したのです。

 さてもう一つ、イザヤ書49章がキリストについて預言していることを見てみましょう。それはキリストは諸国の民の光として地の果てにまで神の救いをもたらす者となる、と言う預言です。新約聖書においてもキリストが世界の光として神の救いをもたらすことが語られています。キリストご自身もこう語っています。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネ 8章12節)

 日本は極東と言われます。極東とは世界の東の果ての地ということです。まさに地の果てにいる私たちにも神の救いがもたらされています。その神の救いはあなたにいのちの光を与えます。世の光であるキリストを信じましょう。明日は日曜日です。私たちに救いを与えてくださる神を礼拝するためにお近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2014.11.15放送でのお話より )
 
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