♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたは価値高い

2009年06月02日 | Weblog

世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日も一日、さわやかに過ごしていきたいですね。 

 旧約聖書イザヤ書43章4節 
わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

 ま、私たちは自分の価値というものについて考える時、どれだけ役に立っているかとか、どれだけ何かができたか、ということによって価値を測ろうとします。 でもこの考えを進めていくと、最後には、ま、できない自分に出くわして失望してしまうことばかりなんですねえ。 でも聖書が伝えるメッセージは違います。 それは何が出来ても出来なくても「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」と言われる神様の眼差しが注がれている、ということなんですね。 

 それでは一体どうして私たちはそんなに高価な存在なのでしょう。 自分自身を見ても何も立派なことをしている訳でもないし、逆に神様につばをかけることをしてしまうような愚かな者です。 でもどうしてそんなに一人ひとりが価値高いのでしょう。

 その第一は、神様が一人ひとりに大切ないのちを授けてくださったからなんですねえ。 もちろん私たちの誕生は両親の出会いによってもたらされました。 しかし、いのちそのものを与えてくださったのは天地を創造された神様なんですねえ。 ですから人種を民族を国境を越え、私たちは神様に向かって「天のお父さん!」と語りかけ、呼び求めることができるんです。 私たちがなぜ価値があるのか。 それは神様が私たちにいのちを授けてくださり、愛される存在として形造ってくださったからなんです。 

 第二は、その物の価値というのは支払われたものによって決まるということです。 私はいま腕時計をしていますが、この時計は一万円ほどです。 私がお金を出してこの時計を買いました。 ですからこの時計は私にとっては支払った一万円の価値があるんです。 十万円出したらその人にとっては十万円の価値があるということですね。 あなたは神様の目には高価で尊いのです。 なぜですか? それはあなたのために支払われた差し出された犠牲が考えられないほど大きなものだからです。 聖書は、私たち一人ひとりは罪と死の奴隷であり、そのままであるなら滅びるしかない存在だ、と教えているんですね。 でも神様はその独り子イエス・キリストをこの地に送ってくださいました。 「罪から来る報酬は死」(ローマ人への手紙 6章23節)だと書かれています。 私たちを罪と死の奴隷状態から解放するためにイエス・キリストは私たちに代わって十字架についてくださり、そして罪と罰を背負って死んでくださった、と教えているんです。 あなたのために神の独り子なるイエス・キリストがいのちを捨ててくださった。 それほどあなたは愛されているんです。 どうぞ人生を諦めないでください。 あなたこそ神様の目に「高価で尊い」存在なのですから。 

 (PBA制作「世の光」2009.6.2放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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