♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■心の新陳代謝

2005年11月07日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 えー、個人的なことですけれども年が明けると引っ越しをしなきゃならないってことになってましてですね、今、その直面している問題は、いかに今までの古いものを捨てていくかという、どれを捨ててどれを持っていくかという、このことが結構悩みなんですねえ。えー、そう思って本屋さんなんかちらっと見てると、『捨てる技術』とかですね、『捨て上手は生き上手』とか、そんなような捨てることについての本なんか最近は結構出てるんですよね。

 で、まあ体のことを考えると、この新陳代謝って言うんですかねえ、よく出来ているなあっていうふうに思いますよねえ。古いものがどんどん、--もうこうして呼吸している時にも、血液が流れている間にも、-- 古いものと新しいものがどんどん入れ換わってそれで健康状態が保たれている、というふうなことな訳ですれどね。

 なかなか自分自身の生活のことを考えると私なんか特に「もったいない」世代なものですから、あれももったいない、これももったいないってなかなか捨てるのが大変というふうなことで、なかなか新しいことに踏み切っていくのが難しいようなものだなあと思うんですけれども、

 聖書の中にですね、こういうことばがありまして、ペテロの第一の手紙という所なんですけれども、「あなたがたは、すべての悪意、すべてのごまかし、いろいろな偽善やねたみ、すべての悪口を捨てて、生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」(1ペテロ2章1-2節)

 えー、人間として成長することのために必要なことがここに書かれてある。つまり、捨てるものを捨てて、そして慕い求めるものをちゃんと慕い求めなさいということな訳ですね。で、私たちのそういう心の新陳代謝と言いましょうかねえ、このことはやっぱり大切なことだなあと思う訳でして、この聖書に書かれてありますように、まあごまかしとか、悪意とか、ねたみとか、人への悪い思いとか悪口とか、そういうものが心に溜っていて、それを溜めたままでいると、もっと純粋な必要なものを求める食欲的なものも生まれてこない。そしてそういぅものを吸収する力が衰えてしまう訳ですよね。だから捨てるべきものを捨てて、いつまでも心の中にそうしたものを溜めこんでいないで本当に吐き出して、聖書で言うならば悔い改めて、そして神のことばを慕い求めていくことによって、いつも心の中がこう新しくされていく、そういう生活ってとても大切だなあっていうふうに思わされています。

 ( PBA制作「世の光」2005.11.07放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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