すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

生活保護が増えている

2013年03月12日 | 市政・市制・市勢

 土曜日と日曜日は忙しく、月曜日も急用がありパソコンをひらいたのが3日ぶりかな。メールは楽天などの他に知人からもたくさん入っていましたが、ブログを書くのも5日ぶりです。

 一回のブログを書くときは、いろいろ調べることがあるので約3時間かかることも稀です。調べることは勉強にもなるし、知識の積み重ねにもなります。だけど調べている内に間違いがあるときなど、複雑な気持ちになる。

 昨日は東日本大震災から2年が経過し、政府主催の他に被災地も追悼式が開催されました。被災地からは震災後の様子が生々しく届き、今でも復興が遅々として進んでいない様子が届けられています。

 新聞記事に各地から復興だけでなく、多方面に頑張っている様子が伝えられています。家族を失いながら、奮闘している様子がうかがえます。

 震災から2年経過し、復旧から復興へと舵を切った。岩沼など集団移転地が進んでいるところもあれば、災害公営住宅が完成しているところもあります。

 しかし、多くの被災自治体はその後が見えないところもあります。名取市の閖上(ゆりあげ)地区は移転に関し、現地再建か集団移転かで暗礁に乗り上げている。

 復興に必要なことは被災者の声を尊重すべきと考えるが、自治体間で温度差がある。岩沼も被災者の声を聴いているかと問われれば、、、岩沼市議会が被災者の請願を却下しましたね。

 人口流出や過疎に問題を抱えている被災地は、労働力不足で産業が思うように進まない状況にあると伝えられています。就職難で働く場所が無いと嘆いているかと思ったら、まったく違うようです。

 今日の新聞には震災被害から立ち直る様子の記事の隣に「生活保護の不正受給最多」の見出しがあります。昨年度は3万5千件、金額にして173億円もあるとのことです。岩沼市も生活保護者数は増えています。

 震災被害者が最も多い宮城県は、震災バブルが発生している状況で、建設業など働く場所があります。被災地を除けば他所はデフレスパイラルの不況真っ只中。

 仕事はあるのだが、気力が無いのか、複雑ですね。


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岩沼議会は崩壊の一途

2013年03月07日 | 市政・市制・市勢

 昨年末に行われた『衆議院選挙は違憲』だと記事にあります。一票の格差を東京高等裁判所は異例の速さで判決したが、選挙の無効については認めませんでした。

 公選法では国政選挙の効力に関し訴訟の一審を高裁と定めているようです。多忙な裁判所は判決を早く出すことに異例な対応だと思います。

 市議会議員になって5年経ちましたが、議会に身を置くことで「狭いな~」と実感することがあります。国会議員定数は衆議院が480人、参議院は242人です。これだけいても国民のために定数是正はできないのでしょうか。

 本日、大友健議員に対する懲罰が可決され、議場にて「陳謝」が可決されました。私を除く議員全員が「懲罰特別委員会」の決定に賛成しました。(大友健議員は除席を命ぜられ議場に入れません)

 私が主張したことは「懲罰特別委員会」に大友健議員は弁明の機会を与えられ、発言した内容は事実に基ずくと主張しました。私は「事実調査をすべきであってその調査が行われないうちは決を採るべきではない」と反対意見を述べました。

 昨日の午後7時ぐらいから始まった懲罰委員会の会議は、2時間足らずで『懲罰に付する』ことを可決しました。問題の文章については一方的に解釈され、調査することはありませんでした。

 このようなことが議員という身分の懲罰に関し、ろくな調査もせずにいともたやすく決定される。議会制民主主義に反するのではないかと思わざるを得ません。

 その議会制民主主義とはを調べました。ネットには『代表者の構成が、民意を正しく反映するものでなければならない。・・・議会においては多数決による決定の前に、少数意見を最大限に尊重した冷静な討議がなされなければならない』とあります。

 懲罰動議が出され議論した時間は2時間弱、弁明者から『調査してほしい』と懇願され、委員の中に調査すべきと意見は出されたが、飯塚委員長はその意見を無視する。理由は「既に議会運営委員会で決している」

 議会運営委員会は懲罰を行う委員会ではなく、懲罰などの日程を決める委員会です。勝手な解釈で調査もせずに、「この文言は間違いだ」と言い切る議会は崩壊の一途ではないでしょうか。

 新しい集団移転地の請願にも反対した市議会でもあれば、少数意見などに無視することは容易なことかもしれません。大友健議員は断腸の思いで陳謝に応じ、会議は始まったのだが、、、複雑です。

 懲罰に発展するのか?感情論だけの議会ですか?

コメント (2)
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お隣の集団移転は凄い

2013年03月06日 | 市政・市制・市勢

 『黙ってろ』議会運営委員会の傍聴席にいた私に、大御所である沼田議員は声を荒げた。会議は暫時休憩中でありそのことを伝えると、間が悪かったようにしていたが謝罪はしません。

 今日は一般質問2日目、渡辺ふさ子議員から始まる予定でしたが、大御所から大友健議員へのクレームが入る。内容は昨日の一般質問で『集団移転が4世帯でも可能になった』ことを市長に伝えたことです。

 お隣は集団移転事業を計画していましたが、当初計画していた一つの地区が計画時点より世帯数が減り4世帯になりました。しかし、役所は被災者のために様々な観点から努力した結果、国から集団移転が認可された。

 それは他の地区(7世帯)と同一地区とみなし、国へ再度申請しなおし11世帯として集団移転が成立したからです。役所が被災者の立場に立って、集団移転を一世帯でも多く叶えてやりたい一心から考えた知恵と工夫でした。このまちは凄いですね。

 大友健議員はそのことを「お隣りまちでは、私は法的要因を欠くんじゃないかと思うんですけれども、4世帯でも集団移転が可能になっている。これは、お隣りまちの役所が知恵を働かせた結果ですけれども、4世帯でも移動させている。」

 岩沼市議会は4世帯では法的根拠がないと、この文言が削除されることになった。冒頭の議会運営委員会では事実関係も確認せず、また大友健議員の説明や弁明の機会も与えずに削除と陳謝が決定する。この決定を不服とし大友健議員は拒否した。(当然だと思います)

 井口市長は「できるだけ被災者のためにやらなければならない」と言いつつ、8世帯の集団移転希望者の要望は拒否した。そのことが、昨日の河北新報総合版にあり「再生の針路」と題した記事に、8世帯のことが書かれています。

 その中で「議会に出た請願が不採択なって議会での予算が通らないことが予想される」と、責任は議会のせい?みたいに思われる記事があります。

 お隣のまちは被災者に対する首長対応が全然違っていたことに嫉妬心でもあったのか、岩沼市議会は市政のことではない、懲罰のために時間を掛けました。

 懲罰委員会を開催し、終了したのが午後9時。懲罰内容は『陳謝』となりました。これで懲罰なら2日前の井口市長は『職員は残業代を削って働いている』と発言。

 法令違反の時間外手当削減発言に懲罰は無いの

コメント (1)
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心を込めた陳謝って?

2013年03月05日 | 市政・市制・市勢

 本日、私の一般質問は午後2時から始まり、終了したのが午後4時でした。テーマは『再任用制度と職員年金について』『玉浦西地区等の移転状況について』です。

 質問の持ち時間40分の内、使い切った時間は30分。答弁分が30分としても一時間のはずですが2時間かかったのは、途中不穏当発言で中断したためです。

 『再任用制度』とは公務員の退職後の職場として、市役所勤務が出来るものです。しかし、岩沼市は退職後に再任用ではなく「嘱託職員」として雇用しています。それも10人もが管理職としての雇用です。

 再雇用された退職OBは週29時間の短時間労働であり、常勤職ではありませんが管理職での雇用です。国が再任用として雇用する場合の制度は平職で、主査に当たるものです。(管理職はあり得ないのです)

 昔は嘱託職員が当たり前でしたが、今は民間企業も国が示した再任用的な雇用形態になっています。近隣市町も再任用制度を採り入れ、震災での人手不足を解消しようと、宮城県は200人位働いています。

 また、年金受給が平成25年度末に退職する職員は、年金受給開始年齢が一年遅れます。このことがあったので、この質問の最後に「市長の人事権の乱用」と、いらぬことを言ってしまった。

 持ち時間を気にするあまり言葉足らずでしたが、付け加えることを言わないで、「知り合いだけを嘱託として雇うのは、、、」と言ってしまったので、市長が怒った。自分では言っていないと思っていたが、テープを文字にするとしっかり言っている。(誤解を招いてしまった)

 そこに大御所議員から指摘され、議会は中断「議会運営委員会」が開催される。すぐに訂正すればよかったのだが、質問席に立つと混乱してくるものです。文言の取り消しで済むのに、議運の決定は議場での陳謝がスムーズに決まった。

 でも、ここからが面白いのです。議運の決定には素直に応じたのだが、議場での「心を込めた陳謝をしてください」と議運に出ていた副議長から言われた。

 議場で陳謝後に「どうもすみませんでした」と言ったのだが、沼田議員から「心がこもっていない」と注文が入る。それを髙橋議長がさえぎり事なきを得たが、心のこもった議場での陳謝って何ですか。

 昨年6月20日に傍聴席の市民に向かい、人差し指を差し「黙ってろ、この野郎」と大声で叫び、注意されたが、その場で「陳謝します」でした。心がこもっていないだけでなく、会議終了後には「何回でも言ってやる」と開き直った。沼田議員に

 「心がこもっていない」と指摘されたくありません。


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市長答弁は無駄口多い

2013年03月04日 | 市政・市制・市勢

 『被災地から逃げ出す企業は、、、支援することは無い』『岩沼市の公務員は残業代を削って仕事をしている』『国は都合のいい時にラスパイレス指数を持ち出して、冗談じゃない』『やっと、発言の機会があって喜んでおります本日、会派代表質問で、井口市長が議会で言い放った言葉の一部です。

 最初の『被災地から逃げ出す企業は、、、支援することは無い』は沼田健一議員に対する答弁で、質問内容は「企業誘致対策と被災企業等への対策について伺う」でした。震災後に岩沼市外に移転した企業のことを指して言ったものです。逃げられたことへの感情を高ぶりながら答弁していたように思えました。(情けないよ!)

 次は布田一民議員に対しての答弁で、ここで言うことではないがと言い訳し、『岩沼市の公務員は残業代を削って仕事をしている』これって、法令違反です。役所が労働基準法の時間外手当を削減していると議会で公に答弁しています。(愚かな発言では?)

 また『国は都合のいい時にラスパイレス指数を持ち出して、冗談じゃない』は、国が大震災で被災したための財源として国家公務員の給与を削減したことに伴う措置をこき下ろしている。

 国家公務員の給料を下げたために、岩沼市の職員給与が仙台市を除いて宮城県内一番になった。市の指数は元々高かったが、国が被災地、岩沼のために頑張って下げたのに、このような言葉を議会で吐き捨てるように発言してました。(聞いていて見苦しかった!)

 最後は4番目に登場した松田由雄議員に対する答弁で『やっと、発言の機会があって喜んでおります』と、健康福祉部長と総務部長に答弁させる際に、このような言葉で指している。(言わなきゃいいのに)

 午前10時から始まった質問は松田議員の質問時間帯が、13時42分~14時25分でした。昼休みの一時間をはさみ、市長がほぼ一人でここまで答弁しています。

 その他は教育長でしたが、市長はこのような無駄口を多く発言するのか。『議場での言葉は重い』と言いながら、元議長である岩沼井口市長はこのような発言されました。明日は私が4番目の質問。

 議員経験の長い市長さん、明日はお手柔らかに!


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