すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

今年の川柳詠んでみた

2013年02月20日 | 市政・市制・市勢

 季語が入らない五・七・五の音の詩を「川柳」と呼び、歴史は江戸時代にさかのぼります。俳句などの五・七・五口調は日本人にとって響きがよいものですね。

 毎年行われている『第一生命サラリーマン川柳100選』が昨日発表になり、ネットでベスト10を選ぶ投票が行われています。私も投票しようと思っていますが、良かったら皆さんも覗いてみませんか。
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?blog_id=532565

 川柳は世相を反映した風俗や人情などの面白みを如実に表すことができるなど、短い文章から豊かな表現を求められると思います。もう一方では難しく考えず、面白く普段生活している言葉のようにも思えます。

 例題を紹介すると世相を反映し、「ワイルド」「領土」「いいね!」「IPS」等々傑作ぞろいです。作者がサラリーマンだと会社や家庭環境を面白くおかしく表現されていることが多い。

 広く国民に愛されるもので、サラリーマンの哀歌が伝わってきます。100選の中には『なるほど』と、うなづくものが多々あり一つ選ぶとなると、、、難題かもしれません。

 今年度の岩沼市は何が起こった年だったでしょうか。思いつくことは「震災復興」「集団移転」「個別移転」「千年希望の丘」そして「不当な出席停止」等々考えればたくさんありますね。そういえば議員7人を提訴もあった。

 市議会議員が7人も一般人から提訴されるなど、岩沼市議会始まって以来の前代未聞ではないか。裁判の行方はどうなっているのかわかりませんが、いつ判決が出るのか興味津々ではないでしょうか。
 
<判決で 数の力が ワイルド化> 

 震災復興の象徴が防災集団移転だと考えています。着々と進む玉浦西への移転は工事が順調であれば11月には宅地が完成する予定です。家屋の建築が来年の3月完成としたら、震災から3年もかかることになります。
 <トップランナー 早くは無いよ 新領土>

 また、岩沼市長が集団移転地を被災者の意見を直接聞かずに決めたことで、個別に移転する方が増えています。
 <移転いいね! 個別が進む 岩沼市>

 大きな問題は<市民から 信頼されて 無い議会>

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被災者に無用なパンフ

2013年02月16日 | 市政・市制・市勢

 日本経済新聞の国際記事に『北朝鮮暴走』と題した記事が昨日から連載されています。内容は北朝鮮が三度目の核実験を行うまでと、その後について米中間の外交が主な記事になっています。

 北朝鮮はこれまで中国の庇護のもと外交や軍事政策を講じてきたが、今回の核実験は中国からの自制も無視したような行動になっているようです。しかし、核実験を容認すれば国際社会からの風当たりが強くなることは中国でも理解していたようです。

 アメリカも実験以前にウラン濃縮の凍結を約束していたそうです。それがミサイル発射でオバマ大統領は「戦略的忍耐」から「戦略的無視」に変わったそうです。

 核実験を行ったことで経済制裁のみならず、経済支援も止められれば北朝鮮の混乱は大変な状況になることでしょう。この混乱は難民の流入など中国に影響してくることが考えられます。

 米中は核保有国になった北朝鮮への外交は、対話出来なくなったことでなすすべが無くなりつつある。何を言っても無駄な国が隣国にあるのです。

 この書類は「新たな集団移転」を求めた被災者8世帯にも郵送されたものです。
Photo
 昨日のブログにも書いたが、集団移転の回答の末尾に「個別移転をされる方に、、、生活再建を支援してまいります」と記されています。

 文章の中身は市が進める集団移転地でもある恵み野地内に、住宅展示場が出来るパンフレットが入っていました。被災者8世帯はこの場所に移転をしたくないとの考えから要望書を出したのです。

 それが各集落の代表者との会議で、コミュニティの維持とか、発展的再生とか、訳の分からない理由で要望を蹴飛ばしました。本来なら被災者に直接向き合って移転先を決めるべきです。

 個人の意見を直接聞かないで復興なんてあり得ません。その上、住みたくないと言っている被災者に無用な書類を送り届ける。(これはイジメか?)

 ここは何を言っても、気持ちは通じない気がした。

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被災者には無情な通知

2013年02月15日 | 市政・市制・市勢

 北朝鮮が主要国の反対を押し切って3度目の核実験を強行した。国連安保理は制裁を強化する見込みで、「テロ支援国家」などにアメリカは再度指定するようです。

 早いもので金正恩氏が指導者として一年余りが経ちました。北朝鮮の若き指導者は本当に核実験をしたかったのだろうか。軍の暴走に歯止めがきかないのではないかとも考えてしまう。

 就任後、ミサイル発射が二回、地下核実験が行われるなど就任当初に比べ世界的評価は著しく低下したとの報道もあります。飢えや貧困に苦しむ民衆が望んでいる国政、国策とは考えにくいです。

 震災復興が着々と進む宮城県内で、北朝鮮を意識してか米軍と合同演習が王城寺原演習場で行われる。新聞記事では防衛省から交付金が減って地元の不満が増えたとありました。岩沼でも不満なことがありました。

 新たな集団移転を朝日土地区画内に希望した8世帯に、残念なお知らせが来ました。井口市長の考えにない被災者を救済しないのでしょうか。

 バレンタインデーの昨日、市長から8世帯に届けられた無情な通知は以下の通り。
Photo
 岩沼市は沿岸部を危険区域に指定し、住居することを禁じたにもかかわず、被災者には住みたいところに住んではいけない。岩沼市は国が認めた支援に便乗しません。

 国の支援に適合しないかもしれない、『千年希望の丘』事業計画にはご熱心です。津波で家が流され大切な財産を失った被災者を助けようとしない。そのように受け取れる文章です。

 市長のやりたいことには全力投球で、市長の意にそむく市民や被災者には冷遇されるような市政がまかり通る。この街の市政は市が描いた通りのまちづくりを進めようとすることは、実に危険である。8世帯の意向は、

 安全・安心な、地元の岩沼に住みたいと願っている


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議会報で私のブログが

2013年02月12日 | 市政・市制・市勢

 2月1日付の拙ブログに『私を除く全員が訳のわからない理由で大幅な修正に賛成しました』『まるで議会報は市長の親衛隊組織になっていると思えてなりません』と書いたが、書いた根拠は何かと問われた。

 3月に発行される『市議会だより』119号の議会報編集特別委員会が10時からありました。2月1日に第一回目の校正会議があり、今回で実質の校正は了となり119号に関し以後の会議はありません。

 概ね会議は終了しその他の事項で、委員長から『ブログを読んでください』と、あらかじめ用意していた書類を委員全員に配布されました。この会議は公式な会議なので傍聴も可能です。

 冒頭に示したブログで私は次のような説明をした。
1、これまでは寄稿した議員の文章は尊重し、掲載するルールがあったこと。
2、一般質問は委員会が修正を決定しても、寄稿した議員に問い合わせ議員の意思を尊重すること。
3、委員会が修正することは一定のルールを破った前例がなかったこと。

等々です。

 要するに議員が書いた原稿は議員の意思を尊重することで掲載することにしてきました。委員会が修正するのは誤字脱字や文言の整理(です。ます。調にするとか、読みづらいものをわかりやすく)にとどめてきたのに大幅修正された。

 会議録に記載されていないものは議員に了解を得なくても修正可能です。議会で発言していないことを書くことはできませんから当たり前のことです。

 櫻井委員長から、ブログについて意見を求められ、森議員は『間違っていることは修正しなければならない』と発言された。私の文章は会議録に掲載されて事実に基づいていますので、失礼な話なので訂正を求め応じていただいた。

 また、懲罰を持ち出して居た方もいた。こんなことで懲罰ですか。今度はブログか。議会報の委員はこの文章で誹謗中傷されたとでも言いいたいのですか。(だったら裁判所に訴えたら)

 全国的に見るとブログのことで議員が失職した例はあります。市民や被災者を誹謗中傷したことで議会や事務局に多数の苦情が寄せられました。(他県の方ですが、宮城県知事のことなども書いている)

 岩沼市議会のホームページには大友健議員の懲罰に関し「出席停止」されたことは書かれてあるが、何故ここに至ったかの説明資料は一切ありません

 多様な生活体系になり情報を素早く取り込もうとするためにも、社会はネット活用を望んでいます。他市では懲罰委員会の内容(会議録)を克明に記載し、私たちも見ることができるようになっています。

 議員という身分に議会が懲罰を出すことは、重大であるにもかかわらず安易にその言葉が出てくる。その上議員が発信することに制約がかかる。まして、経緯も説明もなしで結果だけですか。何なのここは、、、

 懲罰委員会の会議録読んでみたいと思いませんか

コメント (5)
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給与に代え難いものか

2013年02月10日 | 市政・市制・市勢

 埼玉県で教員が3月前に退職すると退職金が減らないので駆け込み退職が問題視されている。公務員供与削減を条例で定めたのが埼玉県だけなのでこの事態が埼玉県だけに発生したみたいです。(お金って怖いですね)

 市職員から『岩沼市の給与は高くありません』と震災前におしかりを受けたことがある。2011年1月11日付の拙ブログ「岩沼の職員は高額給与」を読んでのことだった。

 この時点での岩沼市『ラスパイレス指数』は96,4%それが今年は104,5%(全国:918位)になっている。(日経新聞の切り抜きです)国家公務員が給与を下げられたことで指数が高くなりました。<brsrc="http://chime.blog.ocn.ne.jp/blog/images/2013/02/10/photo.jpeg" border="0" />

 『ラスパイレス指数』の説明が遅くなったが、国家公務員の給与を「100」とし、地方自治の公務員給与と比較したものをラスパイレス指数と呼びます。

 叱られた理由はラスパイレス指数だけで判断しているからとのこと。給与は基本給や各種手当を元に支給されますから、一概に指数だけで判断するのはどうかということです。

 2年前の指数を石巻市と比較すると95,2%で、平均月給(44,2歳)39万円。それに対し、岩沼市は96,4%(44,8歳)38万3千円と安いのです。指数や年齢は高いのに月給は安いのは何故でしょうか。

 今年は石巻市が100,9%(44,5歳)40万2千円[手当7万8千円]と県内17位です。岩沼市は104,5%(43,1歳)36万7千円[手当4万4千円]と堂々の県内1位です。何が違うかといえば諸手当です。

 調整手当などが主なもので都市部と田舎では、調整手当額が大きく違っているようです。都市部である仙台市などと比較すればかなり給与は違います。近年は定期昇給分を調整手当で減額されるので月給が上がらないとも聞きます。

 しかし、基本給は賞与や退職金などに関係してきますから、基本給が高額だと所得に反映されます。そんな中、指数の高い岩沼市職員は3月までに、定年を1~2年残して退職される方が10人前後いると聞きます。

 震災復興で市職員が不足し他所の自治体から応援をいただいている状況で、退職金が減るわけでもありません。退職する理由が見当たらないのですが、、、

 給与に「代え難いもの」が職場にはあるのですか。

コメント (3)
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