すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

被災者には無情な通知

2013年02月15日 | 市政・市制・市勢

 北朝鮮が主要国の反対を押し切って3度目の核実験を強行した。国連安保理は制裁を強化する見込みで、「テロ支援国家」などにアメリカは再度指定するようです。

 早いもので金正恩氏が指導者として一年余りが経ちました。北朝鮮の若き指導者は本当に核実験をしたかったのだろうか。軍の暴走に歯止めがきかないのではないかとも考えてしまう。

 就任後、ミサイル発射が二回、地下核実験が行われるなど就任当初に比べ世界的評価は著しく低下したとの報道もあります。飢えや貧困に苦しむ民衆が望んでいる国政、国策とは考えにくいです。

 震災復興が着々と進む宮城県内で、北朝鮮を意識してか米軍と合同演習が王城寺原演習場で行われる。新聞記事では防衛省から交付金が減って地元の不満が増えたとありました。岩沼でも不満なことがありました。

 新たな集団移転を朝日土地区画内に希望した8世帯に、残念なお知らせが来ました。井口市長の考えにない被災者を救済しないのでしょうか。

 バレンタインデーの昨日、市長から8世帯に届けられた無情な通知は以下の通り。
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 岩沼市は沿岸部を危険区域に指定し、住居することを禁じたにもかかわず、被災者には住みたいところに住んではいけない。岩沼市は国が認めた支援に便乗しません。

 国の支援に適合しないかもしれない、『千年希望の丘』事業計画にはご熱心です。津波で家が流され大切な財産を失った被災者を助けようとしない。そのように受け取れる文章です。

 市長のやりたいことには全力投球で、市長の意にそむく市民や被災者には冷遇されるような市政がまかり通る。この街の市政は市が描いた通りのまちづくりを進めようとすることは、実に危険である。8世帯の意向は、

 安全・安心な、地元の岩沼に住みたいと願っている


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