『色即是空』という仏教語は有名ですね。意味は諸説ありネットで調べたら「この世にある一切の物質のものはそのまま空である」と、我が家の広辞苑では「色とは現象界の物質的存在。そこには固定的な存在が無く、空であるということ」
知人からだいぶ昔ではあるが、この意味を分かりやすく教えて頂いたことがある。色即是空、これすなわち色に非(あら)ず、、、「赤く見えても赤ではなく黄色でもないと。では何かと問われれば見えているだけですよ」潜在的な観念を持たないことだと言われたことがありました。
この説明で判るなら人間が出来ているとでも言いたいが、難しすぎてよくわからなかった。赤いものは赤いし、黄色いものは黄色なのだが、ボンクラ頭にはいささか難しすぎました。
今日の新聞に歌舞伎俳優、故)市川団十郎さんの葬儀の記事の中で「色は白 空は色との 時なき世へ」という詩を、団十郎さんがパソコンに残していたことが紹介されました。この言葉もあまり理解しがたいが、意味が不明だから名句になるのかもしれません。
議会開会中で来週の月曜日から会派代表質問、火・水曜日は一般質問が始まります。私の順番は火曜日の4番目ですから、多分午後2時以降だと思います。
一般質問では質問の主旨を、明確に質問することが大切です。傍聴者にもわかり易くすることが必要ですが、こちらで期待していた説明が無いと質問の方向性が違ってきます。
執行部側の答弁(主に市長が答弁します)も、明確にというよりわかり易く「やる・やらない」と答弁されればいいと思うが、やるかやらないかのどちらも示される。
ここに曖昧さがあり「色即是空」「色は白 空は色との 時なき世へ」などとならないようにしたい。一般質問では名句にならないようにといつも心がけている。
簡潔にしたいが、答弁次第で粘ってしまうのだ。