すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

爆弾低気圧に支援は?

2012年04月14日 | 災害

 「そのような支援はありません。」今月初めに発生した爆弾低気圧で屋根が吹き飛ばされ、雨で家具などを処分することになった。しかし、災害ごみとしての公費は認められず自ら処理せざるを得ない方が居た。

 今月初めに日本海で急速に発達した爆弾低気圧は、宮城県登米市で女性が倒れた木の下敷きで死亡しました。これで全国の死者は4人になりました。

 気象庁が注意を呼びかけた暴風や高波、そして猛吹雪は各地で様々な爪痕を残しました。仙台市では最大瞬間風速が42,2Mなどと、全国80か所以上で観測史上過去最大の暴風を記録しました。

 警察庁によると重傷者は24都県で56人、軽傷者は39都府県で300人以上。これも大変な被害です。その他に東北電力は停電が19万7000戸。JR各社や航空各社でも運休や欠航を含め、運転を見合わせたところが多い。

 我が家も就寝中に飛び起きるほどの暴風があり、家が飛ばされそうな気配もあったほどです。近所では屋根に設置した温水ソーラー設備が飛ばされ近所にぶつかるなどの被害がありました。

 これだけの被害があったにもかかわらず、公的な補助が無いのが現在の状況です。平時なら議会で大騒ぎするくらいの災害だと思いませんか。

 それだけ東日本大震災の影響はあまりにも大きいことを物語る。しかし、大震災だけが公的な補償対象になるべきではありません。天災により罹災された方が受けられるべき公的支援はどのように決められているのか。

 昨日も午後7時10分頃と9時10分過ぎの2回にわたり、震度4や3を記録する地震が発生し、大震災から一年過ぎても余震は未だ収まる気配がありません。

 大震災で一部損壊と査定された我が家は、余震で増々被害がひどくなっています。コンクリート基礎はいくつものクラックが目立ち、被害のなかった内部でも壁紙がはがれてくるところが出てきました。

 行政は余震に対する補助の範囲と、爆弾低気圧みたいな災害にも対応しなければと思うのです。余震が続けば被害は拡大するし、他の天災もある。

 天災に対する公的補助の範囲は、明確ではない。


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震災復興特別委員会は

2012年04月13日 | 災害

 岩沼市議会は今年1月に新議長が誕生し、2月議会で『岩沼市議会震災復興推進特別委員会』を発足した。しかし、特別委員会の足並みは遅く、発足理由の「目的」以外何も決まっていないの現状です。

 第一回の委員会は4月6日に開催されたが、運営方法や調査内容は何一つ決定されたものはありません。いつ、何を、どのようにやるのかが皆無です。

 そこで各会派に持ち帰り会派の代表で、幹事会を開催し会派の意向を集めることになった。震災復興のたたき台を会派間で決っすることにした。

 被災者の側に立って一早い復興を目指さなければなりません。日程は16日まで会派からの提言を集め、20日に会派代表による幹事会が開催される。その後25日に取りまとめたことを全員で協議し決定する予定です。2月議会が終了してから1か月が経過しようとしているが、委員会は始動していません。

 我が会派「いわぬまアシスト」では大友健議員と協議し、時間との勝負との観点からスピードを持った行動計画にまとめました。全体会議を2分割にグループ化し、各々のグループでテーマを決めて行動研究する仕組みを考えました。

 委員会は最低でも月2回開催を目標とし、グループ間での競争も視野に入れています。民間企業なら当たり前の競争が、市議会内に存在しないからです。

 そもそも震災当初から特別委員会を設置しなければいけなかったのに、前議長は作ろうとはしませんでした。いや、作ることが出来ない議長だったかもしれません。これで自民党の支部長とはカタハライタシ。

 新議長はたった2か月で設置できたのです。市議会は過去に水害や台風で特別委員会を設置してきました。その都度議会が提言してきたのに、千年に一度の災害に何もしないことが、実に情けない状況です。

 そのせいか行政はやりたい放題になっていると思いませんか。被災者の意見が通らない集団移転の例が世情を映し出していると思いませんか。委員会はスピードが大事の観点から、1テーマについて

 9月議会までに答申を出す、我々会派の目標です。


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議会報の写真は難しい

2012年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 日差しは間違いなく春、やっと春らしい天気になった。紫外線も強くこのまま暖かくなればと思うが、南風はまだまだ冷たい。桜咲く気配はないが各地で入学式や入園式が行われています。

 5月初めに発行される『市議会だより』を作る為「議会報編集特別委員会」(議会報)で、西こばと幼稚園へ表紙の写真を撮りました。同行した渡辺ふさ子議員は、以前から写真担当なので慣れています。

 西こばと幼稚園は今日が入園式です。70名の入園式で見た光景は、まずお父さんが多いこと。(我が子の入園式に出席していない)式が開催されても泣き叫ぶ園児達に園長先生が挨拶をする雰囲気は苦手でした。

 幼稚園に足を踏み入れたのは久しいが、小中学校の雰囲気と違い慣れないものがありますね。(大人びたクレヨンしんちゃんみたいな幼稚園児もいないし)

 入園式を撮るために3月初めから準備を進めてきました。写真は個人情報の関係もあり、掲載するには対象者の了解が必要です。西こばと幼稚園にもご尽力をいただきやっと写真が撮れました。

 園児の写真を撮ることなど「そんなに難しくない」と思っていました。デジカメの性能も向上し、ピンボケすることは少ない。しかし、園児はじっとしてくれません。

 大勢の園児は式の最中でも、横や後ろを見たりじっとしていることはないのです。二人で撮った数十枚の写真のうち、候補に挙がったのは2枚だけでした。

 明日は議会報の会議が10時から行われます。市議会だよりを議員が創るために様々な準備があり、規則があります。明日の会議で概ね決定しますが、工程的にはクリアすることがまだあります。

 議会傍聴と言えば一般質問などがメインと思われがちですが、市議会は議会報や震災復興推進特別委員会など様々な会議を傍聴出来ます。傍聴してみてはどうでしょうか。

 読みやすい議会報目指し、頑張って作っています。


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忙しかった一日でした

2012年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム

 スポーツを通して子供たちの健全育成を目的に、市内4小学校の2~6年生を対象に「岩沼ジュニア・ランニング・クラブ」というスポーツ少年団を運営しています。

 陸上競技を教えていますが、正しいフォームで走ることを目標に指導しています。一年限りの契約にしており3月に6年生が卒業するため一旦解散するので「閉講式」を行います。

 一週間後の4月7日(昨日)に新メンバーで「開講式」を行います。更新は可能で今年の継続者は36名でした。新年度の加入者総数は55名で、例年と比べこの時期にしては多いと感じています。

 震災で被災した子供たちは一年間の加入費を免除していますが、対象加入者は意外と少ないです。昨年度末から開講式準備のため多忙な時期でした。

 用意するものは費用をかけないように手作りです。名簿の作成から行うのですが、作成した途中から申込者が増えてくるため何回も作り直しが必要となります。そのほかにも準備は結構多いのです。

 昨日の9時から総合体育館の2階会議室でなんとか開講式を行うことができました。その後の練習ではグランドを子供たちと走り回り、いい汗を掻くことが出来た。(これがあるからスポ少を止めれないのです)

 休む間もなく午後から、議会の公務である議会報告会がありました。午後2時から2時間を費やして1回目の議会報告会は終了です。いったん帰宅し少し休めると思ったら、仙台から友人が訪れて貴重な情報をいただいた。その後2回目の議会報告会へ突入で、両方で震災に関する質問が多くありました。

 集団移転に関する被災者の切実な声を聞くことができ、私の考えと違った方の意見も聞くことが出来た。意見の内容は十人十色で、被災者の意見は違って当たり前です。市はこれらの意見を本当に聞き入れているのだろうか。疑問に感じました。

 2回目の議会報告会は午後9時終了でしたが、移転に関することを聞いてみたくなり寄り道です。そのため帰宅は11時ごろになった。

 多忙な一日でしたが、何か忘れているものがあるな、と思っていたのです。

 子供の忘れ物を連絡していないことに翌日気付く。


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訳が分からん集団移転

2012年04月06日 | 市政・市制・市勢

 大震災から1年が経過して、初めて『岩沼市議会震災復興推進特別委員会』の会議が開催された。被災した他の議会は、昨年から活動しており様々な提言がなされていると聞く。

 今日の特別委員会では執行部から「震災復興に係る対応について」と題し、説明を聞き質疑をすることが出来ました。質疑の主な内容は集団移転でした。

 私は関心がある集団移転で、1)被災者から集団移転に関し2回目の聞き取り調査を行うことになっていたがいつ行うのか。2)集団移転の促進区域の設定についてはいつ行うのかと聞きました。

 市は津波で家屋が流出された被災者に、集団移転を進めるための聞き取り調査をしました。その際、2回目以降も調査することを約束していました。

 しかしその後何もなく新聞紙上でご承知の通り、集団移転が決まったような報道があったのです。被災者の希望する移転地は反映されていません。

 そもそも、市は集団移転で「被災者の意見を尊重しながら進めていきたい」とも語っていました。本日の答弁で「(市が選定した)めぐみの西の魅力を説明したい」と他の候補地選定することなど一歩も譲らない。

 また、他の自治体は集団移転促進区域(俗に言う、危険区域)の設定を議会で承認しているにもかかわらず、岩沼は議会を通さなくても良いという始末です。これって、議会がかなりなめられています

 集団移転促進区域の設定は以前も書いたが、移転をするためには絶対必要なのです。議会の承認なしで事業を進めるのなら、集団移転にかかる経費は市議会の承認をとらなくても良いということです。

 15億円もの費用が必要となる集団移転の経費を、市が専決処分すると言っているようで実に不愉快だった。一方では被災者の意見を聞くと言っておきながら、他方ではここしかないぞと脅しているように聞こえる。

 答弁で2回目の聞き取り調査後、被災者が他の場所に移転したい場合は、国に対し集団移転の変更を申請すれば認められるとも言っていました。

 誰が誰のために場所を決めるのか、訳がわからん


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