すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

傍聴その3 名取市議会

2010年06月17日 | ブログ

 梅雨の合間の暑い一日、日中は日差しが強く30℃も有るかのような天気でした。でも、今日は名取市議会で涼しく傍聴と思いきや、熱気ムンムン傍聴は暑かった!省エネのためかクーラーを入れないので午後は、通路の方が涼しく感じるほどでした。

 名取市議会は一般質問が3日目ということもあり、傍聴者は午前が13人、午後が14人でした。傍聴者の多くは関心ある議員の一般質問が終わると、帰る姿が目立ち複数議員の質問を聞こうとしない。ちなみに私は他に約束があり、3人の一般質問を聞くことができました。

 昨年まで議長を務めていた佐藤議員の一般質問は、私に関心があるごみ問題のテーマ「2市2町の広域ごみ処分場の選定について」です。亘理名取の2市2町で構成する新ごみ焼却施設の建設が岩沼市に建設予定されており、名取市では最終処分場の建設が予定されています。

 名取市は最終処分場の用地選定以降、地元住民との説明会が出来ない状態にあります。そこで佐藤議員は、住宅販売が苦戦している新興住宅地の近くをなぜ選定したのか、住民がいやだと言っている土地へ無理矢理作ろうとするのか、などと問い詰めます。

 佐々木市長は、新興住宅団地から処分場はほとんど視界に入らない所に造るのに選定方法が悪いとは言えないと反論。議員は質問する前にしっかり調査をすることが必要です。これでは佐藤議員の調査不足が否めません。

 佐藤議員は処分場候補地が駄目だ、駄目だと言っているばかりで、次の候補地や今後の見通しについて腹案を出していませんでした。つまりこれが駄目ならこれではどうかと提言をしばらく出しませんでした。私から見ればこの一般質問は候補地を他自治体に移すためのヤラセかと思いました。

 市長と元議長の一般質問ですから、名取市で処分場建設が無理な状態を解決するには、建設予定地を根本的に見直すのが良いのではないか。そのように受け止めました。名取市の立場ばかりを主張するばかりでは、2市2町のつながりはどうするのか。

 それは杞憂に終わり、対案が出てきました。しかし、説得力に欠けるもので、もう少し凄いというか納得できるような対案が欲しかった。2市2町のごみ問題は間近に迫っています。今解決しなければ、将来に財政的負担を残すことになりかねない。各自治体がもっともっと議論して欲しいものです。

 それにしても議場は暑かった!太っている私にとって脂汗タラタラ!

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 傍聴その2 山元町議会 | トップ | 介護者がほっとする所 »
最新の画像もっと見る

ブログ」カテゴリの最新記事