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名取高校文芸部優秀賞

2012年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日12月14日は赤穂浪士が吉良上野介を討ち取ったことで有名な忠臣蔵の日である。主君の仇(かたき)とはいえど現代では考えられないことですが、歴史上このことは綿々と語り継がれてきている。

 これまで何度もテレビドラマや舞台に登場してきました。現代に解釈されるよう原稿が書かれ、かたき討ちが正義であるかのように思われてくるのは、文章の書き方ひとつで変わるのかもしれません。
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 高校文芸の最高峰とされる「第27回全国高等学校文芸コンクール」で母校、名取高校が『文芸部誌』の部で優秀賞を受賞しました。部門別には「小説」「詩」「短歌」「随筆」「俳句」「文芸部誌」があります。

 文芸部誌の優秀賞ってどれだけすごいのかと言えば、全国で部門別に最優秀賞が一校だけ、優秀賞が五校、そして優良賞は六校、奨励賞は九校の順になります。

 『文芸部誌』部門の最優秀賞は宮城の白百合学園なので宮城県で一位にはなれなかったものの全国でこの賞を受賞したことはすごいことですね。

 これまで名取高校は4年連続して奨励賞を受賞していました。それが今年の夏に新聞社の取材を受けてから、生徒たちの目の色が変わったと顧問の先生から聞きしました。今年の目標は全国入賞で、暑かった夏休み期間中は3日だけ休み製作を精力的にこなしたそうです。

 発行には予算的なこともあり、あまりお金を掛けられなかったが、清少納言や枕草子などの平安時代をQ&A方式で紹介し、時代背景や個人像を解説するなどしています。読んでいて飽きない内容にまとめるなど工夫されていました。

 また、震災被害者が部員の中に2名在席していますが、震災の状況を詠んでいます。写真を使い特集を組み詩や短歌とマッチングさせるなどしていました。

 県内には40校の文芸部があり、競争倍率は高くそれが全国となるとかなりの学校数が応募しているとのことです。10名の部員は3年生5人が抜けてしまい、来年に向けて活動中です。これからのことを小説や詩に表わす文章って大切です。

 私にももっと文章力があったらと、反省しきり。

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