松本龍復興対策大臣が辞表を出して受理され、なんとナサケナイそしてチッチャイ政治家だったことか。このようなことが報道される度に国会議員って本当に仕事をしているのだろうかと疑う。被災者のことを真剣にそして真面目に考えているのだろうか。
金持ちの家に生まれなに不自由なく育った環境が、苦労知らずというか。金持ちの家だから国会議員になれたのか、良く分からない。考えられることは組織でたたき上げられていないという経歴を持つことではないか。
大なり小なりとも企業や団体でたたき上げられた経験が少ないのではないでしょうか。ボンボンで若くして企業の重役に就き、叱られることなく偉くなる。
そんな構図の人間で集まった集団が、国会だとしたら国民は悲劇です。しかし、選ぶのは国民であり、小選挙区の市町村民です。歴代の総理で仕事が出来ないとわかっていても、再度国会議員に選ばれるという現実です。
形骸化しつつある衆参議員は芸能人や有名スポーツ選手などの知名度があるからとか、また一流大学出身だったりとかが多いと感じます。裸一貫たたき上げの角栄や浜幸の時代ではなくなりました。
日本は平等の原則に基づき誰でも参議院に立候補できることに、元衆議院議員の西村明宏氏に質問したことがある。「参議院の選考基準はこれで良いのですか」
『良識の府』なる参議院議員は衆議院が解散の時期などに、参議院が政治を受け持つことになる。経験もない若輩が日本の政治を仕切る法律になっています。
西村氏は参議院の選考基準を「首相経験者や自治体の首長経験者(2期以上)で構成することが望ましい」と自民党内で意見を述べていたそうです。(納得!)
今の国会議員に求められるもの、それは社会の荒波でもまれ、危機管理などの実績を積なければ組織を引っ張っていくことが出来るかという疑念です。今回の騒動で考えさせられたことは、
実績ある人を選ぶことが、国民に求められている。