およそ195万年前人類の元となる猿人(アウストラロピテクス)が誕生し、153万年前には原人(ジャワ・北京)が誕生したとされる。その後、35万年前に旧人(ネアンデルタール)を経て、新人(クロマニヨン)そして現在に至るとされています。
現生人類(ホモ・サピエンス)の進化には言葉の発達が大いに関係していると言われています。二足歩行ができるようになった猿人から新人までに大きく違っていることは、頭脳の違いの他に喉の発達があるとの説をテレビで見たことがあります。
ネアンデルタール人よりも喉が発達したことで、多くの言葉を発することは、狩りをするために協調性や協力がなされる。多くの言葉や表現に幅を持つことで人類は進化をしてきたと言われています。
人間にとって喉は大事なのですが『喉元過ぎれば熱さ忘れる』ということわざもあれば、『喉元思案(のどもとじあん)、意味:胸の内で深く考えたのではない。あさはかな考え。)もあります。日本人の喉に良いことわざはありません。
先週のブログに安倍首相が訪米する際、TPPに関し参加を表明する方向に進んでいるのではないかと疑念を抱いておりました。これが現実になりつつある。
私の考えはTPP賛成か反対かと問われれば、前者です。TPPに加盟反対の姿勢では、日本の産業構造が大きく崩れてくることが予想されます。いずれはTPPに加入せざるを得ないことですが、政府は国内産業への配慮が無ければ表明をしないと考えていました。
それが先の衆議院選挙(12月)で、安倍総裁は聖域なき関税撤廃には、明確に反対の意向だったはずでした。充分な説明もなければ対策も、まだ確立していていないのに、2か月で真逆の言動になっている。
選挙では『聖域なき』を連呼し、国会では『農業が犠牲に』とか言っていながら、この一週間でTPPに参加表明することになっている。今までおとなしく静かだったマスコミまでもが一斉に参加容認のような記事が出る。
岩沼市議会は明日から定例会が始まります。TPPを市議会で議論することはありません。TPPが導入されたら考えなければならないことが多々あります。農業などの一次産業に関わることだけではありません。
建設業や医療・福祉の分野など幅広い検討が必要でしょう。地域に見合ったTPP対策があってもいいし、これからの教育にも幅広い対策が必要ではないかとも考えます。日本は新たな経済戦争の入り口に立ってます。
TPP、みんなで考えなければ日本は大変ですよ。
EPA・FTAとの関わりも選択肢?
どれだけ自国に有利に参加するかルール作りに参加するかが問われるだろう。