アテネオリンピック金メダリストの野口みずき(シメックス)選手が、久しぶりの出場で注目された実業団女子駅伝は、なんと天満屋の逆転初優勝でした。
野口選手は北京オリンピック出場前の大怪我で参加できませんでした。今回復帰となる第2戦目は花の3区(エース区間)を任されましたが、区間20位に終わりました。
花の3区の見所は前回優勝の渋井陽子(三井住友海上)選手や福士加代子(ワコール)選手が参加する、区間賞争いでも凄く話題になりました。
来年は宮城県で実業団女子駅伝が開催されます。宮城県陸上競技協会の阿部会長にお会いした際、コース選考中でどんなコースを選んだらよいか頭を悩ましているとのことでした。
坂の多いコースを選ぶと記録に支障が出るし、平坦なコースだと面白味や仕掛けどころが欠けてくる。悩ましい問題だとおっしゃっていました。それにしても、宮城に公認のフルマラソンコースが誕生するわけです。
仙台市のハーフマラソンコースはテレビでご存じでしょうが、坂の多いコースで記録上難コースです。コースの選定は協会が、考案したものではないと教わりました。
岩沼では陸上競技場が今年の4月で3種公認を取り消されました。市長の理由は市民が使わないのに無駄な税金を投入できないみたいなことを言っていました。
継続をしていれば安く維持できたのですけど、新たに公認申請をすると多額の費用が掛かります。すばらしい選手が来て走ることはあっても、大会は開催されません。
エアポートマラソン大会は公認コースではありませんが、参加人数が昨年より多くなりました。警察署から道路規制上の指導や規制が緩和されたことが要因です。
確かなことは分かりませんが、これまでの実績が認められたことや、村井知事の富県戦略になっているからでしょうか。いろいろな要因を考えると今が好機です。
岩沼市で陸上競技場を発着の公認ロードレース大会(20km以上)を開催すると、日本全国から多くの参加者がエアポートマラソンで岩沼を訪れると思います。
東京マラソンは参加人数が3万人に対し、申込者は30万人弱ありました。参加者は資格を得るために日本全国の大会に参加し、記録に挑戦しているのです。
東京マラソンの参加資格は20km以上の公認記録が必要です。宮城では松島や仙台が対象ですが、どちらも坂がきつく記録が出にくいのが実情です。岩沼は街中に陸上競技場があり、記録の出やすい平坦なコースです。
来年は日本を代表する選手が宮城に集まる実業団女子駅伝は、宮城のコースをどんな選手が力走するか楽しみです。大会が開催されることで、まちの活性化にもなります。
活性化の条件は揃っているのだが、困難でしょうか。
おっしゃるとおり,岩沼市は仙台市からのアクセスもいいですし,陸上競技場周辺は平坦なので好記録を期待できる公認コースがつくれそうですよね。
それと,大人だけではなく将来を担う子どもたちを育てていくという観点から,小学校の種目も充実を図りたいですよね。
おとなり陸上王国福島では,学年別スタートの大会がほとんどです。
エアポートマラソンも,昨年から学年別表彰になりましたが,スタートは6年生,5年生,4年生の順であまりにも不公平。
このあたりを,学年別スタートにすると参加者もグッと増えると思います。
子どもが参加すれば,親もついてきますので,市活性化には効果があると思うのですが,どうでしょうかね?
エアポートマラソン大会についてご提案頂き有難うございます。この大会は今から20年前に私も入った実行委員会から始まりました。その前は西小学校を起点とするロードレース大会からでした。しかし今は陸上競技(長距離)経験者が少ない中で実施されています。なお、行政側が主導権を持っていますから、苦情が多いと聞きます。(愚痴が多くスミマセン)
陸上競技愛好者や体育関係者に任せることをしなければ、すばらしい大会にはなりません。
名取市では来年からスポーツ教室等の開催委託料として「NPO名取市体育協会」へ¥1100万円を投じて振興策を考えています。岩沼市にはそういったビジョンがないし、聞こえてきません。何もしない将軍様に、どうか活性化策をお願いしたいですね!