日清食品の創業者である故)安藤百福氏の言葉に『知識も大切だが、知恵をもっと出せ。知識は比較的簡単に手に入るが、知恵は大きな努力と体験がないとなかなか手に入らない。』とあります。
世界で初めてインスタントラーメンを開発し、世界的な企業に成長させた方でもあり、スポーツ財団を確立し、全国小学生陸上競技交流大会に協賛しています。
全国小学生陸上競技交流大会は小学5・6年生が参加対象ですが、小学校の名前で参加は出来ません。クラブチームとか少年団名での参加になり小学校名では出場出来ないのです。(岩沼小なら岩小クラブとかになります)
主催は財団法人陸上競技連盟で、毎年8月の夏休み中に全国大会が開催されます。各都道府県で予選があり、その前段で各郡市でも地区予選会を行います。
岩沼は6月12日(日)に予選会を実施することになっていました。陸上競技場は震災で修理が必要でしたが、突貫工事で予選会がどうにか開催できそうです。
スポーツ少年団「岩沼ジュニアランニングクラブ」も、この大会に参加しようと考えておりましたが震災の影響で中々練習が出来ませんでした。保護者から昨年同様参加したいと要望があり急遽参加することにしたのです。
しかし、残念なことに参加を希望し申込書を頂くことを「岩沼市陸上競技協会」に要望したが、「今年は申込書を出せない」との一点張りなのです。理由は協会の理事会で決定したからとのこと。
各小学校には通知を出したが、スポーツ少年団には今年から通知しないことになったそうです。それも理解しがたいが、主催者に参加したいから申込書を下さいと言って断られた。(これってなんなの?)
協会である主催者は大会を開催し、競技する選手の審判が協会の目的なのです。参加者を制限し未来ある子供達の体験を阻止するならば、開催する意味がない。
安藤氏の『知恵は大きな努力と体験がないとなかなか手に入らない』と言ってましたが、変な知識を持っている大人(小学校元校長)が申込書を出せないでいる。
私個人と陸上競技協会は競技場の公認を巡りぎくしゃくした関係にあるが、無関係の小学生に権力を振りかざしているとしか思えてならない。とても残念なことです。
参加を制限し、大会開催することに意味があるのか。