すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

強いリーダーシップを

2011年05月04日 | 市政・市制・市勢

 4月30日付日経の社説に「新しい日本を創る」と題し、社説では珍しい連載形式で今日まで4回目の掲載です。今回の大震災3・11は戦前と戦後を分ける8・15に相当するのではないかと書かれています。

 歴史を振り返れば、1868年の明治維新から1945年の敗戦まで77年間に及び、大震災の3・11は戦後1945年から66年目に発生しました。(知らなかった!)

 戦後生まれの私達にとって第二次大戦は、テレビや教科書また様々なメディアで身近に感じられ、明治維新は遠い過去のものだと認識していました。それが8・15を境に77年と66年の差しかありません。

 社説では今回の震災に対し、政治の駆け引き無しに挙国一致で取り組もうと述べています。この震災を機に新しい日本を創らなければ次世代にバトンタッチがかなわないだろうとも書かれています。

 明治維新から日本は列強の欧米諸国に対し富国強兵、殖産興業のもと「坂の上の雲」を目差して登ってきたとある一方、日清、日露、第一次大戦を迎え夢を叶えたものの8・15まで「坂の下の沼」に向けて転がり落ちていったとあります。(うまくわかりやすい表現ですね!)

 そう書かれているものの現実には菅内閣が不人気です。野党のみならず民主党内からも「菅離れ」が進行しています。今の政治は挙国一致など不可能で、今後どうなるのか地方の一議員として心配しています。

 戦後の日本は焼け野原の食糧難から抜けだし、所得倍増や列島改造で世界でも豊かな国になりました。しかし、バブル崩壊以降「失われた20年」が多額の国債発行へと堕ちていく様を変えなければなりません。

 3・11以降は新しい国づくりの基準を創らなければと思う半面、国が全国一律の基準作りをするのでなく、地方自治が独自の方針を示さなければと考えるのです。

 新しい日本を創ろうと、記事では過去の政治を参考に列記し問題点を洗い出しています。早い復興にはなんと言っても『強いリーダーシップ』が必要と考えます。震災復興に「国が」「国が」を連発しているようでは、、、

 岩沼の強いリーダーシップはイグチさんで大丈夫?


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