すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

岩沼のヘルメット議会

2011年05月13日 | ブログ

 天井が今にも崩れ落ちそうな部屋、ここは岩沼市議会の議場です。一部が壊れても改修していません。

Photo

 今年度耐震改修の予定でしたが、予算を震災復旧に廻し今年の改修は行わなくなりました。その議場で全員協議会が行われ議員と執行部の全員はヘルメット必携なのです。

 そのためなのかテレビカメラの撮影がありました。こういうところを報道してほしくないのですが、いつ地震がきても対応できるようにヘルメットをしながらの議会です。

 また、私を除く全員が作業服着用です。震災から2ヶ月、なぜ作業服着用での議会なのか理解が出来ません。家が流出した沼田議長を除けば床上浸水が2議員だけで被災していない議員が大半なのです。

 今日の議題は1)東日本大震災の対応について、2)長期欠席議員の議員報酬等について、3)議員定数についてでした。2)、3)は6月議会で決まる模様です。

 1)は市長からの説明に8名の議員が質問しました。震災復興会議を岩沼はいち早く開催しますが、被災者でもある沼田議長が含まれています。市の災害対策本部が主催する会議に、一議員としての出席なら理解できますが、議長としては違和感を感じました。

 2)長期欠席中の後藤議員は4月末日を持って議員辞職していました。我々議員が任期中に長期の欠席をする場合は、180日から報酬が減額されることになります。

 我が会派(ピアネットいわぬま)は30日以上休んだことで報酬の減額を提案しましたが、私達以外の他会派から180日以上で30%の削減が多数を占めました。

 3)市民の関心が高い議員定数削減は、大多数が3名削減の方向で決まるようです。私達の会派は2~3名削減ですが、他会派は3名で足並みが揃い、共産党だけが削減に反対です。

 6月議会では2)、3)が議員提案され決定する見通しです。これからの1年間、岩沼市議会はヘルメット議会とでも呼びましょうか?(テレビ局が来るのも当然かな)

 2時間に及ぶヘルメット着用は首と肩が凝りました。今年改修予定だった議場の天井にはアスベストも含まれており、今後

 市議会はヘルメットに、マスクも必要?異様です!

コメント (2)
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