ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

讃美歌301番

2014-11-19 20:55:21 | 讃美歌
讃美歌301番 「山辺に向かいて」  一昨日の永眠者記念礼拝で歌いました。

 1)山辺に 向かいて我 目を上(あ)ぐ
   助けは いずかたより 来(きた)るか
   天地(あめつち)の御神(みかみ)より 助けぞ我に来る

 2)御神は 汝(なれ)の足を 強くす
   御守(みまも)り あれば汝は 動かじ
   御民をば守る者 まどろみ眠りまさじ

 3)御神は 仇(あだ)を防ぐ 盾なり
   汝(な)が身を 常に守る 陰(かげ)なり
   夜は月、昼は日も 汝(なれ)をば損なうまじ

 4)御神は災いをも 避けしめ
   疲れし魂をも 休ます
   出(い)づるおり、入るおりも 絶えせず汝を守らん

  作詞 別所梅之助
  作曲 Charles henry Purday,1860

作詞者の別所梅乃助は明治の初めに生まれ、太平洋戦争終了間際まで生きました。
牧師でもあり、日本のいくつかの著名な讃美歌の編集に携わりました。
青山学院の国語の教師の経験もあり、美しい日本語の歌詞を志しました。
きっと同級生の中田重治の影響もあるでしょう。
共にYMCAで伝道活動をしました。

作曲はイギリスのチャールズ・ヘンリー・パーディ。
Purday は Dr.John Cumming が牧師の間(1840年代)ロンドンの
Crown Court Scots Church in Covent Garden の讃美歌指導者に任命された。
Dr.Cumming 牧師の教会はとても人気があったので、 Bow Street と Drury Lane では
礼拝へ行くための乗り物の群れが込み合って動けなかったと言われています。
Purday は素晴らしい声楽家で、ヴィクトリア女王の戴冠式でも歌いました。
彼は音楽出版者となり、著作権法の改正運動の先駆者でもありました。 
↑ 以上、ネットからの引用です。 m(_ _)m

この詩は詩編121篇をモチーフにしています。
目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る。天地を造られた主のもとから。
どうか、主があなたを助けて 足がよろめかないようにし
まどろむことなく見守ってくださるように。
見よ、イスラエルを見守る方は まどろむことなく、眠ることもない。
主はあなたを見も盛る方 あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。
昼、太陽はあなたを撃つことがなく 夜、月もあなたを撃つことがない。
主がすべての災いを遠ざけて あなたを見守り 
あなたの生しいを見守ってくださるように。
あなたの出で立つのも帰るのも 主が見守ってくださるように。
今も、そしてとこしえに。


私の姉が重篤な病気で死に向かっていると思われたとき、伝道師の上の姉が
病院で読んだ聖句が詩編121篇でした。
一昨日は永眠者記念礼拝でしたが、この讃美歌も私たちが死に向き合う時も
傍らにいます神の見守りのうちにある、ということを歌っています。

ココをクリックすると讃美歌301番を聴くことができます。



公園脇の川の<キセキレイ>です。
寒くなって上流から都市公園に戻って来ました。

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クリスマス委員会ももたれ、クリスマスに向けてのご案内のチラシや葉書の準備が始まりました。
今年のクリスマス礼拝、教会学校の生徒さんと一緒の祝会、イブの夕拝(キャロリング)は
どんな風になるのでしょうか、楽しみです。 (^-^)
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