その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

無自覚と事なかれ主義…

2024-09-05 07:21:53 | 巡礼

「御老公の御前である。頭が高い、控えおろう~!」

 山形県では夕方に未だに再放送されている「水戸黄門」…勧善懲悪の極み、越後の縮緬問屋の御隠居さんが、最後は庶民の敵(悪)を懲らしめてくれるのであります。かつての『ヒラリーマン』たちは、おバカな上司に辟易し、月曜日の夜8時50分頃には溜飲を下げていたに違いない^^;
 しかし、よくよく考えてみれば、ただの『ジジィ』と二人のお伴であり(忍びもいるけれどね^^;)『助さん』『格さん』が、いくら手練れの者であったとしても、72人の配下を集めて斬りかかれば何とかなる。(何せ、荒木又右エ門でさえ36人斬りだから…実際には、2人だけだったらしいけれど^^;)結局のところ『権威』というものに弱いのよ。それも「将軍様」ならいざ知らず、彼の肩書は「先の副将軍」ですからねぇ。退職した元上司が、元の部下に向かって「僕は偉いんだぞぉ~!」で叫んでいるようなものである(笑)
 昨日、お隣の『善助さん』の田んぼを見たら、見事に『のめって(倒れて)』いる。一昨日より一層『のめって』いるのでありますよ。日曜日は小雨の予報だから、それさえ乗り切れれば大丈夫だと思うけれど、大雨が降れば完全倒伏ですわなぁ…。「コシヒカリ」かなぁ…後ろのヤツが、もうダメだぁ~と前のヤツに倒れかかるから、次から次へと将棋倒し状態でありますよ。一方、『おやじぃ』の田んぼはというと、部分的にのさばっているのがアウトローのヒエ…春先に出ているのは分かっていたけれど、早い段階で『悪の芽』を摘んでおかなかったからこういう結果になってしまう。(畝間の部分的なヒエなので、全体の収量には影響しないと思いますけれどね^^;)で、何が言いたいの?


たまには「失敗」もあるさぁ^^;

 さて、欠食児、友人『ノロ社長』を救済する「おつまみ」作り3日目…贅沢は言っていられないから、昨日の残りゴーヤーをカレー粉入りの衣で天ぷらにしてみました。苦み走った漢である『ノロ社長』は、苦味が好みである。果樹エリアの「アケビ」が今年は大量になっているので、ダメ元で湯がいて味噌炒めにしてみたのだけれど、まだ硬くて美味しくない。シメジや豚バラには何の問題もなく、硬いアケビを除けば良いだけのこと、お残しは『おやじぃ』がいただくことにします。たまには、『おやじぃ』にも失敗はあるさぁ…今回は、素材が悪かっただけである(笑)
 はてさて、「水戸黄門」と「倒伏したイネ」で何が言いたいのか?連日、報道される「兵庫県知事」の悪行の数々。(ちょっと待て、パワハラを受けたところを見たという話を聞いたことがある程度のアンケート調査結果も実際にパワハラにあったという証言にされそうである。)「机を叩かれた。」…そんなの昭和世代なら当たり前だのクラッカー程度なのにねぇ。『権威』にすがり、『権威』にひれ伏す…昭和の当たり前が今では通用しないという首長、上司としての自覚が足りないという部分と職員たちの事なかれ主義の『複合汚染』としか思えないけれどね。後ろのヤツが頭を下げたから、オレも頭を下げておかないと『損』しちゃうもの…ひとりの『局長』が亡くなっているのだから笑えない。「内部通報制度」は、内容に誤解や誤りがあったとしても、「通報者」が不利益を被ってはいけないはずである。御身の『安泰』を図り、見ざる言わざる聞かざる…子どもたちのイジメと同じで、『強い者』になびいていく。そのことを追求しなければ、結局、マスコミも同じ穴のムジナだわねぇ(今朝は、笑えない。)

コメント
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