その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

♂の晩年

2019-04-30 05:57:11 | 転職

「大朝日岳」が綺麗でした。
カメラの焦点が合わなくて合成してますが^^;

元々4月29日は、昭和天皇誕生日であり、昭和天皇の崩御の後、「みどりの日」となり、その後「昭和の日」とされました。(全国一律にお休みなのだから、理由が何であれおめでたい^^;)
そして、本日4月30日、平成最後の日を迎え、明日から令和に改元される。平成最後の日に、よりに選ってぐらついていた奥歯が抜けてしまいましたよ。同時に、歯周病で悩まされていた奥歯の痛みがウソのように無くなってしまいましたが、さぁ、食べ物を食べた時にどうなることやら?
昭和は、私にとって学業を修める人生の準備期間であり、平成という時代は職業人生の中心でありました。そして令和という時代は、残すところ約20年(希望的観測ではあるけれど)という老齢化の時代になるはずであります。平成という時代の終わりとともに、安定したお仕事を早期退職し、新規就農という道を選択したものの、何かアテがある訳でもない。ただ、日々の新しい発見に、今は心をときめかせております。
♂として、晩年をどう生きるか…『夢屋農場』の最初の現金作物となるはずだったアスパラガスは、2年間の放置と今年の低温で芽を出さず、出だしから収入の道を絶たれてしまいましたが、副産物として『美白うるい』が売れ、山菜類が好調で、1年目の4月の売上目標をほぼ達成できたのではないかと思っております。堆肥の発酵熱や道路の輻射熱など、今まで気付かなかった効果が、東北の寒い春先でも促成効果があるのではないかという気付きを生み、来年の検証課題としてノートに書き留める。他者との差別化のために、持てる技術と工夫でさほど広くもない農地を最大限に活用するという意欲が湧いております。
確かに、『夢屋農場長』にとって、令和という時代は、老化の道をたどる時でありますが、今までの経験を集大成するべき時代…残念ながら、子どもと違って、抜けた歯は二度と生えて来ませんけれど、歯の痛みからは解放されたように、また、別の世界が広がっていることを期待することにいたしましょう。


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