『総合施設』の内訳は…?
昨日の現場は、物件の搬入が夕方からになってしまった^^; 山形県長井市は、小学校建設、置賜長井病院建設(広域事業かな?)、庁舎建設、そして『総合施設』と建設ラッシュでありますなぁ。景気が良いのかねぇ?市の決算書など見たこともないから実態は分からないし、それぞれの施設が、老朽化や耐震化の遅れがあったことだけは間違いないようであります。景気の良し悪しではなく、改築する時期に迫られていたというところかも知れないし、実態を知らない非市民がコメントすることでもないだろうから…。
現場に行く道すがら、国道113号バイパス『新潟山形南部連絡道路』の未整備区間が建設中である。新潟・山形・仙台を結ぶ最短ルートであるから、完成すればそりゃ~便利だわねぇ。特に、日本は『背骨』(東北自動車道等)となる東京を結ぶ高速道路はあるけれど、『肋骨線』(太平洋側と日本海側を結ぶ路線)はぜい弱だから、物流にとっては欠かせない路線整備かも知れない。事実、東日本大震災の際には、『肋骨線』が重要な役割を果たしたのだから。はて、しかし『おやじぃ』は、何度新潟へ、そして仙台へと足を延ばしただろうか?へら鮒釣りをしていた頃、長女が新潟に住んでいた頃を考えれば、お仕事以外、まったく利用したことのない路線となってしまいましたよ。ましてや、高規格道路だから、日常的にエリアで使う路線としては利用価値が低く、通院や他県への移動以外は使わない(使えない)路線でありますよ。『交通強者(免許保有者)』にとっては、利用価値が高くても、『交通弱者』には縁遠い道路であり、意外と基幹道路というものは、そういったものなのだろうと思うようになってしまいましたが(笑)
3年前に「牛タン定食」を奢ると言われまして…
それでも「物流」を考えれば…お仕事で高速道路を走りながら、各PAに目をやると多数の大型トラックが休憩しておりまして、深夜早朝なんかは、走っているのはトラックばかりなんてね。日本の物流・経済をトラックドライバーが支えているくらいの勢いでありますよ。ネット販売で『翌日配送』なんてね…便利な世の中なんて、こうして支えられているとも感じるのでありますが、考えようによっては、無理・無駄がまかり通っている社会なのかも知れませんけれどね^^;
はてさて、こうして『モノ』が日本列島を走り回る訳だから、いわゆる『悪口』は、一体どれくらいのスピードで広まるのでありましょうか?とあるブログで「悪事千里を走る」という諺から、悪い噂は時速2.18㎞と紹介していた方がいらっしゃいましたけれど、今ではネット社会で瞬時に世界を駆けまわる訳でありまして…これに対して、『良い話』って広まらないのよねぇ。悪意のない『悪口』も、弱者を(時には強者を)叩く悪意のある『悪口』も、その根拠など無くても、「聞いた話だけれど…」という但し書き付きであっと言う間に広がってしまいますからねぇ。現場のお手伝いをしていて、耳にするのは「聞いてないよぉ~。」という言葉…何でまた、重要な連絡事項が伝わらないことよ^^;
夕方届くはずの『お荷物』を待ちながら、『おやじぃ』自身が社会の『お荷物』になってないかしら、なんて余計なことを考える。公共施設も高規格道路も使われてなんぼのハード事業ですからねぇ…出来て便利になったという言葉を聞きたいものではあるけれど、関係性や関心が薄いと、「何でこんなものを?」という『悪口』に変わってしまう。『悪口』の高速道路は必要ないと思うのだけれど、こればかりは建設スピードが速いようでありますなぁ(笑)