「赤おに」の親友である「青おに」は旅に出た…
我が在所の高畠町出身である童話作家「浜田廣介」の代表作「泣いた赤鬼」に登場する親友思いの「青おに」は、村人と「赤おに」の仲立ちをして旅に出る。(姿を隠す。)しかし、時節柄、旅の途中で『職質』を受けたら、挙動不審の人物(鬼)として任意の事情聴取をされてしまうだろうから、最低でも身分を証明する運転免許証を携帯し、念のため、海外渡航の場合に備えてパスポート(国際基準)も取得しておく。当座の旅費に充てるため、失業保険を申請し、旅先で旅費が心許なくなった時に働けるように、国家資格を取得し、エントリーシート用の写真も撮っておこう…必要のない資格、受験資格を満たさない試験もあるけれど、ざっと調べただけでも10種類の写真サイズが必要なのでありましたとさ(笑)
受験票や資格証の大きさにもよるのだろうけれど、管轄行政庁(国・県)の違いによって、貼付のために必要な写真サイズが異なるんだと驚いた次第…マイナンバーカードの普及もよろしいのだけれど、5mm場合によっては1mm単位のサイズの違いに何の意味があるのだろうなんて考えたところである。それでいて、『鬼(異種生物)』だからという『写真写り』で事前脚下されたらかなわない…心根は非常に優しい「青おにさん」なのでありますけれど。『おやじぃ』の場合は、あと4度か5度ほど、運転免許証の証明写真を撮れば(免許センターで撮ってくれるけれど。)ほぼ証明写真は必要ないはずである。おっとっと、「遺影」という四つ切(245mm✕305mm)の写真が残っているか…これまた家族が必要とした場合に限られるけれど^^;
今夜は「鶏ちゃんこ」です^^;
夜ごと続く同級生による「晩酌会」は、最近『終活会』という名称に変更された。それぞれに残された期間は様々であろうけれど、平均して20年程度の時間などあっという間のことに違いない。さらには、自ら歩いて集まり、「酒」を飲むという行為も今後10年間続くかどうか…50代では、身体が受け入れていた脂質も、最近はそれぞれ受け付けなくなったとぼやいている。その内に「酒」も飲まなくても良くなったと言い始めるに違いないのですよ。
はてさて、「アンチエージング」などという言葉もあるけれど、肉体的な『老化』には素直に向き合わなければいけないお年頃なのかも知れない。そして、お写真…『遺影』。
我が親父とお袋の『遺影』用の写真を探すのにひと苦労しましたよ。親父の場合は、『泣き顔』のような写真ばかりであり、お袋の場合は認知症が進んで、思い出として使える写真が残っていなかった。ということは、『おやじぃ』の場合も、毎年一枚、一枚撮り貯めておく必要があるのかも?学生時代に山の事故で若くして無くなった先輩たちがいたけれど、彼らが残した生前の笑顔は、傍から見ても『写り映え』が良かった。若い内に、最高のポートレートなんぞ撮るべきじゃない、などと思ったものでありますよ。しかし、歳を重ねてみたら、そろそろ、お気に入りの写真も必要かなんてね…これまた、家族から見た印象と違うと脚下されるかも知れないが^^; その場合は、最近の画像ソフトで『盛って』いただきますかねぇ…どうせ、あの世からは文句も言えないだろうから(笑)