( モーニングセット 高取町「noconoco」 ) 2011/8/6 朝
■2011/8/6(土) 晴
「八月の蝉」の鳴き声がうるさくなり、空の青さは夏らしくなり、日差しもとても強くなってきた。
夏の奈良県高取町を「ひな祭り」の時以来、朝から訪れてみた。 今夜は、旧暦の七夕祭りイベントが行なわれるらしく、蝉の音の降りしきる中、タオルを首にかけ、朝から祭りの準備にとりかかっている地元の人たちを見かけた。
高取町は、(北)明日香村と(南)大淀町に挟まれた町で(東)吉野町の手前、我が家から見ると隣町御所市の後ろに位置するくすりの町。 町の旧道、土佐街道は、今も城下町の風情をところどころ残している。 土佐は、その名の通り、四国・高知県に由来するのだそうだ。
この土佐街道の真ん中に位置する「noconoco」で、モーニングをとった。「のこのこ」とは、農器具倉庫からのネーミングらしく、蔵を改築してカフェにしたものだが、朝から観光客・近くの農産物直売所に野菜を卸に来た人などが、訪れていた。 建物の天井には、梁が見えて昔の農機具が白壁沿いに置かれている。 広くて涼しい空間。
NPO法人の運営なのだろうか、若い女性2人でお店をきりもりしていた。店の格子の間から差し込んで来た朝の傾いた太陽の光が、運ばれてきたモーニングセットに差し込んだ。
リーズナブルでなかなかレベルの高いカフェだ。 レベルが高いと書く私の判断の根拠は、極めてシンプルで、コーヒーが美味しいこととトーストの歯ごたえが良いことだ。
「グッド モーニンGOO!!」 蝉しぐれの中、高取町で味わったグ゛ーな朝食だった。
(寅)
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