( 風の森 )
■2011/4/21(木)
福島県三春の滝桜が今年も咲いたとニュースステーションで紹介があった。 滝のようなパープルピンクのしだれ桜は、騒ぎをひととき忘れさせ、見る人を引き寄せる。 奈良県にも桜の名所は、結構たくさんあるが、その中でも私が個人的に大好きなのは、佛隆寺の桜だ。 今頃は、散りはじめといったところか。あまり知られてないのがいいと思っていたが、ここのところ年々人が多くなってきた。春の桜、秋の彼岸花は、雰囲気があっておすすめだ。
写真は、先週土曜日に撮った空瓶の写真だが、「風の森」の秋津穂と露葉風の生酒。奈良ならではの米で作った酒だ。今夜は、風の森3本目の「雄町しぼり華」を呑んでいる。 東北の酒も努めて飲んでいるが、当然地元の酒は言うに及ばず贔屓にしている。 なぜならば、地元の風土を感じながら呑む酒こそその味を映すものだという考えがあるから。 本当に東北の酒を味わおうと思うのなら東北に行って味覚と風景と人情と一緒に味合わないと完結しない。 奈良・葛城の風の森から吹き降ろす寒風もさすがに緩んで来た昨今、今月末頃には、暖かな春風に変わっていることだろう。当然この酒もそれなりに味わい深くなっている・・・ はずだ。 (寅)