一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

2011年4月度 「私の 酒五傑」    4/30

2011年04月30日 22時44分28秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 4月度の酒瓶たち ) 

早いもので、今年も3分の1が終わった。 そう考えてみると「人生とは、盃に注がれたお酒のごとし」である。

まさかまさかの東日本大惨事の弥生からひと月以上が経ったが、まだ解決や再生への糸口が見えない。

東北の酒蔵も打撃を受けた蔵が多い中、一日も早い酒造り復興を願いながら、

毎月末に発表している「私の酒 五傑」敢えて続けたいと思う。

※ちなみに先月3月度

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/d/20110401

 

▼今年四回目の酒五傑(2011年4月度)の発表である。

以前にも書いたが、大吟醸・純米大吟醸 小盃1杯程度はここには入れない。一蔵一銘柄。

評価の基準は、印象度(いかにまた飲みたいと思ったかの思いが強い順。)

言葉を変えてみれば、また会いたくなる人の順 のようなもの

自分としては、いたってシンプルな尺度だと思っている。

なお、蔵見学した千代酒造の酒は、既に五傑を書いたので、含めなかった。

◎(奈良)「風の森」雄町純米しぼり華  〇(栃木)「仙禽」亀の尾50

 〇(石川)「常きげん」絹ごしにごり酒 〇(青森)「陸奥八仙」純米吟醸 〇(福島)「大七」純米 

  (書評) 

◎「風の森」雄町純米しぼり華(奈良)  「風の森」は、先月から4種類買って、どれも美味しくいただいたが、その中でもこの雄町60%しぼり華は、こまかい説明より飲んで頂くのが一番いいだろう。 格段に美味しかった。

〇「仙禽」亀の尾50(栃木)   「仙禽」の亀の尾は、雑誌で知っていた。飲んだのは初めてだった。深い味わいの印象だ。

〇「常きげん」絹ごしにごり酒(石川)  絹ごしの名の通り、これほどなめらかな喉ごしのにごり酒は、初めてだし珍しい。人に紹介したくなるにごり酒だ。

〇「陸奥八仙」純米吟醸(青森)  米の味を感じる東北らしい酒  再び八戸で飲んでみたい。

〇「大七」純米生酛(福島)  熱燗・ぬる燗・冷やしてと色々な温度で飲んでみたが、私は常温が一番気に入った。

(寅)