( 大和八木「だんご庄の団子 ) 2011/4/24
■2011/4/24(日) 晴
昨日買った「だんご庄」、 「庄五郎だんご」がここの店名の由来らしい。 賞味期限が当日(23日)となっていたが、開いたのは今日。私は、賞味期限の数字はあまり気にしない。賞味期限は、自分の舌で決めるタイプだから。 丸1日経っているので、写真のように「串カツか~?」 浸みたおでんの大根のような色に変わっていたが 「これはこれでありだよな~」と上に添えられている香ばしい黄粉をふりかけて食べる。 さすがに昼どきだし、花見の場でもないので、だんごの味をしっかり味わおうとお酒は控えて緑茶で頂いた。
何と言ってもだんごのちょっと硬めの歯ごたえと秘伝の味付け黒蜜と香ばしい黄粉の三位一体が、この団子の生命線だ。 「今も変わらぬだんご庄」というフレーズに、もちろん明治時代の味を知らないが、この団子をお供に吉野山や長谷寺あたりを巡った先人たちに思いを馳せるだけでも大和の味を感じることができたと納得してしまう。
小さな団子玉が五個一本の竹串に刺してあり、一本63円、私が買った8本づめは、504円也。 味覚の旅物語としては、充分すぎるほどリーズナブルだと思う。
(寅)