一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「人生に奇跡を起こす食 」 吉岡夫妻の考え方に私も賛同   10/24

2010年10月24日 22時45分08秒 | 『食』べる門には福来たる
( 瀧本美織  NHK「てっぱん」より )


■2010/10/24(日)  曇時々晴  夕方から小雨

「とろろ昆布の下に見え隠れしている『月見うどん』のようだ。」

昨夜の満月はこんな感じで、雲に遮られてクリアでなかった。
引き続き今日の天気は推して知るべしで、雨こそ降ってないが
そのまま曇った感じで推移している。

さて、TV番組の話題で恐縮だが、「ゲゲゲの女房」を録画して
全話見たことをこのブログに以前書いたが、引き続き現在
次のドラマの「てっぱん」も録画して毎夜見続けている。

さすがに前作の「ゲゲゲの女房」が、実話を元に話が構成されて
興味深かっただけに 切り替わった当初は、面白くなさそうなので
見るのをやめようかと思っていたが、近頃次第に面白くなってきた。
視聴率の方も「ゲゲゲの女房」と同様に好調に推移しているらしい。

いつから面白くなってきたかといえば、冨司純子演ずる下宿の大家さんが
お腹を空かした瀧本美織演ずる孫娘に「玉子どんぶり」を作ってあげる
シーンがあったが、その食事のシーンが何ともいえず印象的だった。

私と同じ感想を持った人が結構多くいたようで、NHKには
「あの玉子丼とても美味しそう」とかなり反響が届いたのだそうだ。
そして先週は、下宿している7人が初めて同じ食卓に着いて
小学生の男の子の誕生日を祝うために大家さんが、テーブルの真ん中に
ドーンと「大きなグラタンを出したシーン。
「え~ 大家さん、こんなもんも作れるんや」と皆がサプライズ。

それにしても出てくる食べ物が、どれも美味しそうなのだ。
別段変わったメニューが出てくるわけでもないのに。
そしてそれに輪をかけて瀧本美織の食べ方が、おいしそうそのもの。

「いったい誰が、フードコーディネーターをやっているのだろうか?」
出演・スタッフの名前を追ってみた。
吉岡秀治 あの吉岡夫妻「オカズデザイン」の吉岡さんか・・・ やっぱりな
映画「食堂かたつむり」でフードコーディネーターをつとめた人だ。
柴咲コウ演じる声を失った主役が「食べた人の人生に小さな奇跡をおこす」
ストーリーの映画。

吉岡さんご夫妻は、食で人をもてなす際 120%手間ヒマかけるのだそうだ。

さて次は、どんな美味しさを見せてくれるのか?
来週のストーリーは「母の味」 孫娘と祖母の奇妙な再会・同居から
いずれ大阪と尾道の味覚が、「てっぱん」の上でコラボしていくんだろうか。
これも食がとりもつ縁の小さな奇跡のストーリーかもしれない。

天真爛漫な村上あかり(瀧本美織)といけずの祖母・田中初音(冨司純子)のやりとりに
時折挿入される阪堺電車・大阪城・大和川といった大阪の景色、そしてそのものが
コラボのカタチともいえるメニュー「お好み焼き」
これらが相まって今後ストーリーがどんなふうに展開していくのか、
「てっぱん」がようやく熱く、面白くなってきた。

(寅)







「めしどろぼ漬」に「新米・こしひかり」完敗     10/24

2010年10月24日 21時15分01秒 | 向こう見ずな「食べ物」?
( 新米こしひかり&飛騨・めしどろぼ漬 ) 2010/10/24


■2010/10/24(日) 曇時々晴 夕方から小雨

先週、同じフロアのOさんから珍しい物が見つかったからと言って
『飛騨・めしどろぼ漬』なるものを頂いた。

ビニールの包みには、手拭いで顔を隠して逃げる泥棒の絵がユニーク。
「おー これが噂には聞いたことがある、類似品も出回っているという
飛騨のめしどろぼうとかいうやつか。 西日本でいう「ままかり」 
酒の世界で言う「酒盗」みたいな類(タグイ)のやつだよな・・・」

私は、週末に新米を購入する予定なので、それまで冷蔵庫に大事に
入れておくと伝えた。
そしてようやく本日、この秋獲れた新米こしひかり30kgを玄米で購入。

精米機で6分づきにして、ご飯を炊いて、その「めしどろぼ漬け」を
豪快にのっけて食べた。
この漬物は、赤カブ・大根・野沢菜をしょうがなどで漬けたものみたいだ
九州の「高菜漬け」のもっと歯ごたえ感があるやつと言った感じだろうか。

それにしても「新米」と「どろぼう」の組み合わせは、とてもいけていた。
いきなり他のおかずに箸を付けることなく (写真の)1膳食べきってしまった。
結局2膳豪快にのっけて食べて、もらった一袋の3/4を食べ切ってしまった。

まさに「持ってけ泥棒~!」状態で、新米の方は一方的に食べられて
ばかりの完敗であった。
(寅)