一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

訪問五番蔵は、待ってましたの「白牡丹」 -⑥   10/9

2010年10月15日 23時45分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(棟方志功作「牡丹花」 白牡丹酒造) 2010/10/9撮影


■2010/10/9(土)  曇

白牡丹のラベルとロゴは、版画の大家・棟方志功先生の作品である。

蔵の試飲コーナー・販売コーナーの壁面に大きく掲げられた

ラベルデザインの元になった「牡丹花」(写真)

これって結構日本酒通の間では、知られている。

そしてこのラベルデザインが、棟方志功好きな私を

この「白牡丹」という酒にひきつけているのも否めない事実だ。


昔、大雪の中、青森駅からバスに乗って20分ほど青森市内の

棟方志功記念館に行ったことを思い出した。

丁度、NHK青森放送局の真横にあった。 

私財を投じて作った記念館だと聞いた。

入ると大きなねぶたが飾られていて、作品は、定期的に入れ替えられている。

今でもねぶた祭りをTVで見るたびに棟方志功記念館を思い出してしまう。


そして、少し話は変わるが、棟方志功作パッケージといえば、

埼玉にある十万石饅頭のパッケージが、秀逸だ。

埼玉県の銘菓だが、わが葛城山麓のつくねいもを使っている饅頭で、

とても愛着を持って気にしている饅頭のひとつだ。

この饅頭片手に白牡丹というのを一度やってみたい。


とにもかくにも、もう少し居たい気分でいっぱいだが、限られた時間、

コスモスに名残惜しさを感じながら次の蔵に向かった。

(寅)