一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

訪問四番蔵、「賀茂泉」は一番東にある酒蔵だ。-②   10/9

2010年10月13日 23時47分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
( 賀茂泉の試飲酒  「賀茂泉酒造」 ) 2010/10/9


■2010/10/9(土)

四番目に訪問した蔵が 「賀茂泉」

ここでは、とにかく試飲できる種類が多かった。

表のカフェでは、美酒カレーやグッズの販売もしていて、

感覚的に若い感じがする蔵だと思った。

ニューウェーブを取り入れようとする気風のようだ。

「一 (はじめ)という酒が、おすすめということで飲んでみた。

ほとんど水のような辛口は、なんだか損した気分。 やはり

ほんのりふくよかで、香りがするような酒が嬉しいものだ。

いろいろなお酒を試してみたい気もしたが、まだ半分行っていないので

向きを西に変え、次を目指すことにした。

(寅)


訪問四番蔵、「賀茂泉」は一番東にある酒蔵だ。-①   10/9

2010年10月13日 23時32分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(酒道のかかし 「賀茂泉酒造」) 2010/10/9


■2010/10/9(土)

福美人を出て、更に東の「賀茂泉酒造」に向かった。

近くで見かけた 酒道のかかしに 思わずにっこり

「はい、チーズ」とカメラを向けた。

写真写りは、なかなかだ。

酔っぱらってきたぞ。

(寅)

訪問三番蔵は、骨董と筆の酒蔵「福美人」 -②   10/9

2010年10月13日 23時13分51秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(酔書 「福美人」) 2010/10/9


■2010/10/9(土)

「福美人」蔵で、酔書。

酔いが廻り始め、スイスイとはいかなかった。

文字も歪んでしまって ヨイヨイといった感じだ。

(寅)

訪問三番蔵、骨董と筆の酒蔵「福美人」 -①   10/9

2010年10月13日 22時58分12秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(「福美人」) 2010/10/9


■2010/10/9(土) 小雨時々曇

「亀齢」酒造を出て、東に少し歩くと骨董市が目に入ってきた。

福美人酒造の恒例市らしい。 覗いてみたが、

どのお皿も古伊万里や上等の有田などが含まれ、

ゼロの数が多い、高級骨董市だった。

その角を曲がると「福美人」の煙突。 門を入るなり

すぐに有料で、にごり酒を飲んだ。 甘っ!!

しばらくして「記念に酔書はどうですか? ご自由に何と書いても

かまいませんよ」と勧められ、少し酔いを感じながらも

筆をとって書いてみた。

(寅)


訪問二番蔵は、萬年亀(マネキ)井戸に誘われ「亀齢」酒造-②  10/9

2010年10月13日 22時15分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(「亀齢酒造」) 2010/10/9


■2010/10/9(土)

「亀齢」の裏道から表に廻り、開けられた門から屋敷に入ると

すでに身動きがとれないほど沢山の人の流れ。

「亀齢」と書かれたバックプリントのTシャツを着ている人、

吟醸ソフトクリームをかじっている人、吟醸ぶっかけうどんを

食べに行く人、食べ終わって亀齢グッズコーナーに寄る人。 

萬年亀(マネキ)井戸の水で、たてる珈琲の香りもほんのり漂い、

奥の蔵を利用しては、コンサートが行われていた。

この人のもの凄さは、この蔵の人気の高さを感じさせるものだ。

その間隙を縫いながら蔵開き用に用意された有料の

「純米吟醸」と「生酒」を口にして驚いた。

最初甘く広がるふくよかな味は、飲み口すっきりの味に変わる

一種独特のキレを感じる。 キレイなキレか・・・

私なりの表現をさせていただくと「旨(ウマ)くて潔(イサギヨ)い味わい」

とでも言ったらいいだろうか。

口々に「おいしい」という声が聞かれた。


そういえば、このブログの3月13日に みつばちmoonさんが、

「亀齢」の酒はおすすめとのコメントを頂いていたが、

実にその通りだと思った。

このあたりの水を口にすると分かるが、とんでもない軟水で甘口が

当たり前の西条の酒だが、その水で仕込んだ辛口の酒だからこその

他で真似できない味わいではなかろうか。

なかなかいい酒に出会えた。 この蔵は決して大きくはないが、

アットホームな暖かい感じがいい。

試飲に並んだ際、私の前の40代ご夫婦が、「大分県の竹田から

ソニックと新幹線を乗り継いでこの蔵に一度来てみたくてやって来ました。」

と蔵の人に話していた。 

九州・大分で飲んでいて、一度、この酒のできた広島・西条の酒蔵を見てみたい。

その気持ち私にもわかるわかる、良くわかる。

人ごみにもまれながら しっかり吟醸ソフトも食べて、好印象を感じながら

この蔵を後にした。 

(寅)

訪問二番蔵は、萬年亀(マネキ)井戸に誘われ「亀齢」酒造-①  10/9

2010年10月13日 21時55分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(亀齢酒造裏通り)  2010/10/9


■2010/10/9(土)  小雨時々曇

広い敷地の「賀茂鶴」酒造を出ると道をわずかに隔てすぐ隣に

小雨にしっとり濡れ羽色に艶めく黒木の壁面と白壁との

コントラストに目を奪われた。 扉に白い毛筆体で

「亀齢」のロゴ。 くしくも鶴の次は亀になった。

レンガの煙突には「キレイ」とカタカナ文字

のものも灰色の空に伸びている。

これが噂に聞く「亀齢」酒造か・・

ワクワクしながら表通りに

廻ったのだった。

(寅)

訪問一番蔵は、西条蔵・知名度NO.1の「賀茂鶴」酒造だ。 10/9   

2010年10月13日 00時20分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(広島・西条「賀茂鶴酒造」蔵) 2010/10/9 撮影


■2010/10/9 (土)

一旦降りやんだと思ったら、蔵に着くと再び、霧雨程度の

小雨が降り始めた。

駅を背中に左に折れ、最初に寄った蔵は、お酒を飲む

たいていの人が、口にしたことはなくても一度は目や耳に

したことがあるはずの「賀茂鶴酒造」

さすがに規模が大きくて、蔵の製造工程のビデオから

見学コース、菰巻きの実演から販売コーナーまで

充実していると思った。

小雨の中、地元のTV局が取材準備をしていた。(写真)


ここの銘柄はあまりにナショナルブランド化していて、私に言わせると

地酒としては全くレア感が無くてありがたくない。

ここでは無料試飲の他、有料で1種試飲させていただいた。

その名も「蜃気楼(しんきろう)」

発泡性の酒で、あと味がほんのりと甘い。 サイダー?っぽい後味。

これは日本酒好きな女性にお土産にすると喜ばれそうな酒である。

印象も蜃気楼のごとし・・・で、一通り見終えてこの蔵を後にした。

(寅)