一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

雨の日にしか行かない店だってある・・・

2009年12月03日 23時03分21秒 | 『食』べる門には福来たる
(日替りお弁当 )2009.12.3


前回は、雨に濡れ、散る桜の花びらを見ながら歩いて
そして今日は、地面に濡れる落ち葉を見ながら歩いた。

この店で昼をとるのは、理由あって、決まって雨の日だ。


・れんこんの挟み揚げ
・かにクリームコロッケ
・湯引き鯛
・茄子そぼろ煮
・三つ葉入り卵とじ吸い物
・ごはん 
・おつけもの


三つ葉なのに「これセリですか?珍しい」なんて聞いてしまった。
共にセリ科で兄弟みたいな関係だが、菜園をやっている私としては
恥ずかしい質問をしてしまった。
冬にセリはないよな・・・ 石川セリならありだけど。

それくらい香ばしかったということ。

濡れた落ち葉目にしみて 食べる弁当のおいしさよ
(寅) 

夢はつまり 想い出のあとさき

2009年12月03日 22時25分36秒 | 「音楽」 IS MY LOVE
( 落ち葉 「雨に濡れた会社前の公園」) 2009.12.3


会社の前の公園で、傘をさして雨に濡れた地面に目をやると
鮮やかな一面の落ち葉でした。

昨日の「井上陽水」SONGSでの五木寛之氏の陽水評を
思いだしていました。

「同じ福岡の出身だけど九州人という感じがしない、
 中性とでも言ったらいいか・・・。」
「彼は、通俗性、ポピュリズムを否定していないところがいい。」
「若い人ばかりでなくお年寄りの心にも どこかで聞いた
懐かしいメロディーが流れている。そういう意味で、
『少年時代』の主題歌で、一皮むけたと言えるんじゃないか。」

五木氏のコメントはこんな内容だったと思います。


そんなセリフを思い出しながら まるで季節はずれのメロディーを
くちずさんでしまいました。  『少年時代』

♪ 夏が過ぎ 風あざみ~  誰のあこがれにさまよう
  青空に残された 私の心は夏模様~ ♪

「印象的だったのは、メロディーなんて自然と出てくる。メロディ以上に
詞に ものすごいくエネルギーをかけて書いている」と陽水が自ら語った
事でした。

私は、昔から気づいていました。実は「陽水」は偉大なる詩人なんです。 


♪夢を~果てしない夢を  夜に まぶしいほど夢を~
 散りばめてジュエリー  星屑のファンタジー 
 新しいラプソディ    to me~ ♪

私には、夜空に描かれたシャガールのような絵が見えてきました。
(寅)