一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

喝 !と言いたい。 12月に雨は似合わない。

2009年12月11日 23時05分46秒 | 『食』べる門には福来たる
( カツ丼・蕎麦セット ) 2009.12.11


朝から凄い雨でした。大雪(タイセツ)から冬至(トウジ)に向けての
2週間だというのに 雪じゃなくて雨なんて正直ガッカリです。

灰色に垂れ込めた雲、隙間からは冴えた白んだ青い空が覗く、
大地とその空に挟まれた空間にどこからともなく雪が降り始める。
私の好きな12月は、そうでなくてはいけません。

「私が子供の頃には、11月に雪が降り始め、12月の雪だるまなんて
当たり前だった」と言っても最近の子どもたちは、信じようとしません。

それだけ地球の温暖化が、わずかな間に進行しているということです。
現在デンマークで開催されている「COP15」も
途上国の意見が分かれ、会議はうまく進んでいないようです。

ツバルのような国土は、まもなく海に沈むかもしれない・・
即決断、即実行すべき切実なところまで来ているのです。

自国だけでなく 各国各人が地球の一員として考えてもらいたいと
願うばかりです。

話は、堅くなってしまいましたが、とにかく今朝のようなどしゃ降りは
12月にはちっとも似合わないということを言いたかったのです。

雨上がりの今日の昼食は、今年1年の喝を込めて「カツ丼」を
蕎麦とセットでいただきました。

今年も20日を残すばかり 20日後に食べる蕎麦の味は、今日の味わいとは
良い意味で違っていてほしいものです。
明るい兆しを感じる後味がすれば、それは最高というものでしょう。

「そばにいてくれるだけでいい」希望とはそういうものかもしれません。
(寅)

LOHASな食事は、「クーちゃん」の写真と共に

2009年12月11日 02時31分02秒 | 『食』べる門には福来たる
(日替り玄米デリランチ 「moana」) 2009.12.10


本日は理由あってこのお店で昼食すると決めていたのでした。
実に昨年の春、Sさんと一緒に昼食に行って以来だから・・・
20ケ月ぶりになるでしょうか。なんとご無沙汰したことでしょう。

20ケ月ぶりにもかかわらず、ほとんどお店の印象は昔のまま
変わっていないことに、ある種の安心感を憶えたのでした。

変わったことといえば ラックの位置が変わっていたのと
入り口正面のショーケースが近くに見当たらなかったこと
そしていつも人なつこく尻尾を床にトントンさせていた
黒い犬がいなくなったことでしょうか。

今日改めて話を伺って、犬の名前が「クー」だったということ。
そして私が最後にこの店を訪れた翌月、2008年5月に亡くなった
ということを知りました。

先日、過去の写真データの整理をしているとその「クーちゃん」の写真を
見つけ、これは私にこのお店に行きなさいということだと感じ、写真を
渡す目的で今日寄ったのでした。

食事ののったお盆の向こうに立てかけているのが、そのありし日の
「クーちゃん」の写真です。
撮影日は2007年8月24日。お盆休暇が明けてまもない、とても熱い
残暑の年だったことを思い出します。
店内に流れていたハワイアンな音楽に救われたことも思い出しました。

「クーちゃん」は、太陽照りつける灼熱の外を見ながら尻尾をゆっくり振り
「暑そうだな~」ってきっと思っているんだろうなとシャッターを
押したのでした。


その前に来たのが2007年6月10日。その次に来たのが2007年12月10日。
(今日は、その日から丁度2年目にあたります。)
ゆっくりと食事をしながらだんだんと記憶が甦ってきたのでした。
ロハスな食事は、眠っていた記憶をよび覚ます効果もあるようです。

実は、私も子供の頃から あのタローとジローと同じ「樺太犬」、
その後、柴犬より少し小ぶりな「三河犬」、そして「シェルティー」と
犬を飼ってきた経験があります。
犬って実は家族の一員なんですよね。

そんなこんなで、「クーちゃん」の写真を前に食事、そしてお話しを
お聞きし、写真を渡すことができました。私も一安心。

このブログへの掲載を快諾して頂いたのは、言うまでもありません。
(寅)