ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ドラマ「救命病棟24時」

2009-09-25 09:31:45 | TV DVD
 昨日に続きもうひとつTVドラマのことを書きたい。こちらは最終回と言うことでやはり2時間を超すスペシャル番組になっている。評判になった前回のドラマは見ていなかったが、、今回は何となく見てしまった。

 最終回は、救急医療の現場で、カリスマ的な医療技術を展開する進藤医師(江口洋介)の指導を受ける研修医が、建設現場の事故で、資材の下敷きになった作業員の治療をするが、力及ばず死亡させてしまう。力量不足が患者を死亡させた原因と落ち込む研修医だが、進藤は「医師は全能の神ではないと」慰めるが、翌日から無断欠勤、さらに泥酔の上階段から転落し救急病棟に搬送される。

 医局長の沢井は、緊急医療の必要性と充実を図ることの重要性を痛感しながら、病棟での進藤の使命感の強さが、過剰なまでの患者の受け入れを招き、他の緊急病棟の医師や看護師たちに過酷な勤務を強いていると判断、進藤医師の更迭を考える。

 同時に彼は厚労省の独立法人「緊急医療改革機構」の常務理事に招聘されるのを機に、政府内に緊急医療行政の抜本的見直しを働きかけようとし、小島医師(松嶋奈々子)に医局長を託し退職する。

 時々フジTVは、わが国が早急に取り組むべき問題点を取り上げた、実に示唆に富んだがドラマを見せてくれる。このドラマも高い視聴率をあげ、最終回も20%を記録したようである。日頃はバラエテー番組に主力を注いでいるかに見えるフジTVの「良心」が見える、この様なドラマをもっと送り出して欲しいものである。

 それにしても2時間を超すドラマを見るのはなかなかシンドイ。録画の場合はCMを早送りしながら見れるのが何よりである。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする