ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

マニフェストのこと

2009-09-03 11:19:30 | ニュース 
 今朝の新聞折込チラシを見ていたら、あるデスカウントショップが「○○」のマニフェストとして、こんな時だからこそ8月は実に2000品目の値下げを実施したと書いている。昨年12月に値下げ断行を発表して以来の実績をも訴えていたのでした。このチラシを見ながら先の総選挙で話題になった各党のマニフェストを思いだした。

 今後は政権党となった民主党が、マニフェストで5つの約束と提示した項目の実施が注目される。ただ昨日から取り沙汰されている、社民党、国民新党との連立構想に基ずく話し合いの中で、他党が提示しているマニフェストとの折り合いをどうつけるのだろうか。その内容次第によっては民主党のマニフェストに盛り込んだ内容が変わることがあるのだろうか注目している。

 今回の民主党のマニフェストでは、子ども手当ての支給と高速道路の無料化が最大の目玉とした項目になっている。選挙前には民主党の支持者の間でも、この2つの項目については支持しないが大勢を占めていたと記憶している。せっかちなマスコミがこの項目の実施について、民主党の関係者に追及している。

 どうも子ども手当ての支給は、来年は半額(これはマニフェストにある)になる。そして連立構想のなかでは支給は所得制限を設ける話に落ち着くことも予想されてきている。高速道路の無料化では、直ぐにでもETC機器が無駄な存在になると喧伝されているが、実施されるのは地方の一部の高速道路に限られるらしい。首都圏や幹線高速道路の無料化は元々マニフェストには謳っていないと、昨夜のTV番組で民主党の有力議員は語っている。(アレッとは思うのだが)

 元来、マニフェスト自体はあまり重視されてきているとは言へないが、今回の選挙でもマニフェストの内容は各党とも大きな差は出ていない。むしろ民主党が国民の目線での政治運営を行うとと喧伝したことが、従来の自民公明政治に替わるものとして大きな支持を集めたものだと思う。

 政権交代による民主党の政局運営は、自民党政権のアカ落しを基本に、むしろ長い時間を掛けて、優先項目を定めて取り組んでもらいたいものである。民主党政権を望んだ多くの国民はその辺を理解しながら、気ながに見守って行く必要もある様である。







 
コメント (6)
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