ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

かんぴょう巻

2009-09-11 11:02:59 | 独り言
 月に何回か近くの回転寿司屋に行く。カウンターに座り目の前を通り過ぎる皿を見過ごして、食べたい寿司ネタを板前さんに頼むのである。たちどころに目前で握って出してくれる。
 回転寿司屋と言っても南房総の木更津に本店がある、魚問屋の経営の大型の店である。TVなどでも紹介された有名店のひとつである。

 この店では必ず炙り系のモノを食べている。昨夜は今は「サバの炙り」が絶品ですよと、馴染みの板前さんが声を掛けてくれた。しかし小生は背の青い魚は苦手である。特にサバはいけない。昔のことだが大阪の郊外の独身寮に住んでいる時に、毎晩サバの味噌煮が出ていた時があった。ある晩この味噌煮のサバに当たったか蕁麻疹が全身に出て往生した。そして吐いてしまった。それからは用心してサバは食べていない。カミさんはこれだから我が家ではサバの味噌煮も食べたことがないんですよと板前さんに話して笑われてしまった。

 南房総の寿司屋だけに地魚が美味しい。地魚3貫などと旬の魚をチョイスした皿もある。真鯛などは絶品である。今の時季美味しいのはもどりかつおだ、何皿も食べてしまう。先日孫を連れて行ったらサビ抜きまぐろを瞬く間に3皿も平らげていた。まぐろも結構美味しいのだが、いささか飽きがきている。贅沢なことだと思う。

 そして締めは何と言っても「かんぴょう巻」である。これには訳がある、郷里山形の母親が良くつくってくれるのが「かんぴょう巻」だっのだ。やはり幼い時のことを思い出しながら、この素朴な味を噛み締めている。ぼた餅と一緒にこの「かんぴょう巻」も母親の思い出の味である。あるTVで見たことがあるが、関西にはこの「かんぴょう巻」はないらしい。最近はカミさんも必ず一緒に食べている。


コメント (6)
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