ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

石川遼はベテラン選手?

2009-09-18 10:59:24 | ゴルフ
 今や男子ゴルフ界は石川遼選手の人気に頼り切っている感さえある。無理もない、アマチャ時代の15歳で、多くのプロ選手たちが果たしえないでいるツアーで優勝を飾った。そしてマスターズを始め、全英、全米オープンにも出場、17歳で世界ランキング入りも果たしている。今年の全英オープンでT・ウッズともプレーしている。

 その石川選手だが、日本のゴルフ界でこれだけ短期間に成長を見せた例が他にない。これまでもアマチュアでトップレベルの選手たちでさえ、プロで初優勝をあげるまでにかなりの時間を要している。そのなかで、彼は今年は2勝をあげている。

 こんな彼の強さを知るヒントを与えてくれた記事を読んだ。他の競技で、10代から活躍している選手を見ると、「年齢にだまされてはいけない」と言うことらしい。たとえば卓球の福原愛選手は10代の半ばから、日本のトップレベルの選手になったが、その時にお母さんは「愛はもうベテラン選手だったんです」という見方をしていた。幼稚園のころからメディアの注目を集め、全国大会に出場もしている。他のベテラン選手に負けないほど、卓球に時間を費やしていたのである。

 9年連続200安打と、メジャー通算2000安打を記録したイチロー選手も、小学生の頃からバッティングセンターで来る日も、来る日も球を打ち続けて、動体視力を養ったと言われる。

 石川選手も既に小学校4年生で「将来はマスターズで優勝する」との目標を掲げて、毎日、毎日練習に励んでいる。その時間の積み上げが、今の彼を作り上げていると言う。

 要は年齢を見るのではなく、如何にその競技に時間を費やしてきたのかが、一流の選手たちを育てていく条件になるらしい。その意味では石川選手も、既に他のベテランたちに負けない「ベテラン選手」なのだろうと思う。

 何時も言うのだが、その石川選手に負けない程、ゴルフ漬けに人生を費やしている選手たちも多く居る筈である。他の選手たちの奮起も願ってやまない。









コメント (2)
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