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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

文体の科学

2024-02-20 14:42:18 | 本-その他
図書館から借りた『文体の科学』を読了。本書はたまたま図書館で目にして思わず手に取り、「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」をしてしまいました。
本書は本の文章の内容ではなく、表紙や本文のレイアウト、文章の長さ、フォントなどを中心に書いています。こういう本もなかなか珍しいですね。
私は文章の内容で読む本を決めているつもりですが、案外上記のような部分でも選んでいるのかもしれません。たとえば疲れている時は段落の短い本、集中力のある時は文字がびっしり入った本などなど。同じ内容でも紙で読むのとKindleで読むのとは感想が変わってくることもありえます。
本はまだまだ紙が主流ですが、そのうち電子書籍がメインになるのでは? そうなるとフォントはパターンが決まってくるし、文字の大きさをこちらの自由に変えられるし、1冊1冊の個性が失われてちょっぴり寂しい気もします。たしかに電子書籍は嵩張らないので便利ではありますが、紙の本を手に取った触感もいいんですよね。


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