Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

伯父の突然の入院から1年

2023-08-23 14:04:53 | 日記・エッセイ・コラム
伯父が熱中症で倒れ、救急車で病院へ運ばれてから、今月の12日で1年経ちました。もう何年も前に感じられますが、まだ1年なのですね。
その日ちょうど母が電話に出られなかったため、妹から私のスマホに突然そんな連絡があって、あの時は本当にびっくりでした。夕方頃、母と妹が伯父の入院した病院へ向かったのでした。
それ以来、慌ただしい日が続きました。衛星放送などのサブスクや何枚もあったクレジットカードの解約、老人ホームへの住所変更の手続きなどなど…。伯父の体が動けなかったのは大きかったです。
その中でいちばん動いたのは母。週に2~3回は伯父の住んでいたマンションへ行き、掃除や不用品の処分。しかも決められた時間でしかごみは捨てられないので、ごみ収集に間に合うように朝のラッシュの時間帯に行くことも。母も私も車の運転はしませんから、移動は専ら電車です。私も数回行きましたが、片付けのできない伯父だったので、物が溢れていて大変でした。特に領収書や郵便物などの紙類がかなり多くて、それを減らすだけでも大きかったです。そのマンションの前は横浜市内に住んでいたのですが、その時の領収書が引っ越し段ボールに入れっぱなしだったのには驚きました。
それ以外にも母は伯父の入院した病院へ足を運んだり、伯父の住んでいたマンションの売却の手続きをしたり、本当に大変だったと思います。私ももうちょっと動けば良かったのですが、精神疾患がある以上、心身ともに疲れやすいので健常者程には動けない。母には忙しくさせてしまい、申し訳ないことをしました。
今思うと、伯父がその時数か月入院してそのまま老人ホームへ行って良かったと思います。入院していなかったら、不健康で不衛生のままの生活だったでしょうし、もしかしたら誰も気付かないままマンションで倒れていたかもしれません。そう思うと今は3食きちんと食べられるし、週2回お風呂で体を綺麗にしてもらっているし、伯父は幸せだと思います。
今年で伯父は喜寿を迎えました。あと何年生きるかは分かりませんが、のんびりと余生を送れたらと思います。