知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

ジャーニーズ事務所とマスメディアと共産党の共通点。

2023年09月30日 | スキルアップ
ジャニーズ事務所とTV局などマスメディアと共産党(日本も中共も)が、
 これほど、醜悪で、腐臭を放っている理由は何か。

ジャニーズ事務所が醜悪なのは、
 他のボーイズグループが成功しないように、徹底的に邪魔をするため。
手法は、
 あのグループ(タレント)を出すなら、うちのタレントは出さない
という脅しをかける。

気に入らない記事を書く記者に対しては、
 出版社の社長に圧力をかけ、その出版社の他の雑誌にタレントは出さない
という脅しをかける。


TV局が醜悪なのは、
 自分たちの都合のよいニュースは、煽るように流す

 自分たちの気に入らないニュースは無視するため(報道しない自由)。
高市議員の政策で日本の国益につながるものは、TBSは決して深掘りしない。

自分たちのミスは、スルーする。
どうにもならないくらい、追い込まれて初めて、「認識が甘かった」という程度で片付ける。

人事の責任や、第三者委員会の設置など、真摯な反省と原因究明に努めることはない。
嵐が去るのを待つ戦略。


共産党が、醜悪なのは、
 権力者が、長年居座り、党を支配し、少しでも権力者に逆らう者は、排除するため。

毛沢東の反省から、5年で体制を入れ替えるとしていた不文律を習近平が覆した。

日本共産党は、不破時代も含め、何十年も居座り、体力的に無理となって初めて、
 自分のお気に入りに、席を譲りつつも、権力を握り続ける。

日本共産党と中国共産党は、この点で、そっくりです。


これら3者に共通する醜さは、どこからくるのか?

一言で言うと、
 権力の濫用
です。

 権力を握り、道理を曲げて、他者(弱者)を犠牲にして、自らの利益と権力の維持に走る
という姿が、
 醜さを露わにし、周りに腐臭をまき散らす。
ただ、自分たちは、中にいるため、鼻が慣れてしまって、
 いかに腐臭を放っているかに気づかない。

外に出て、新鮮な空気を吸うことで、
 あんなに臭っていたんだ
と気がつくことができる。


日本人の美徳は、
 潔く身を引くことができること
 他人に優しく、他人を慮れること
 モラルが高いこと
などです。

明治時代の志士が海外でショックを覚えたのは、
 奴隷に首輪をして、動物扱いをしていた欧州人の振る舞い
だったそうです。

これを見て、
 日本を決して植民地にしてはならない
と決意したということです。

日本は、台湾と韓国を植民地にしていますが、
 欧米の植民地政策とは性質を異にしています。

また、海外のように、
 社長と社員の給与差はそれほど大きくない。
格差はあるものの、他国のような階級社会でもない。

教育面や環境というだけでなく、DNA的にも、
 他人に配慮する性質が根付いている
からだと思います。

だからこそ、
 権力を握り、権力を濫用し、自分の利益のためだけに行動する組織
に対しては、
 醜い
と感じるわけです。


中国も日本のODAで国内の産業を育成し、
 自転車社会から、車が増え始めた頃
には、
 謙虚な振る舞い
をしていました。

習近平になり、権力を手に入れたことで、
 自国の論理がすべて正しい
と言い放ち、
 王毅を中心として戦狼外交を展開し、南シナ海など支配領域を拡大しています。


ジャニーズ事務所も、規模が大きくなり、お金とファンを手に入れたことで、
 少しでも対立するグループや事務所は潰しにかかる
わけです。

TV局も、フジテレビが日本放送を利用した敵対的買収の攻撃を受けた後、
 株主構成を応援団で固めることにしたため、株主によるコントロールが働かなくなりました。

 テレビ朝日も、ソフトバンクとルパート・マードックの合弁会社が株を取得した際、
朝日新聞とタッグを組んで、「テレビ局が黒船に支配される」というネガティブキャンペーンを展開し、
 朝日新聞に、購入価格(利益なし)で、売却させました。

これで、朝日新聞とテレビ朝日の持ち株状態が強化され、
 株主によるコントロールがさらに働かなくなりました。

ルパート・マードックの合弁会社がテレビ朝日の株主のままだったら、
 テレビ朝日も今ほど腐らずにすんだ
と思います。

テレビ朝日と朝日新聞の腐敗の程度が激しいのは、
 テレビ業界と新聞業界の株の持合という世界的にはあり得ない構図
になっていることも原因の一つです。

企業が腐らないためには、
 お金を出して、会社の成長に一番真剣な株主によるコントロールが働くようにする
ことが重要です。

しかし、株の持合をすると、
 お互い口出さないようにしましょう
という暗黙の合意ができあがるので、
 株主によるコントロールは働かなくなり、緊張感が生まれなくなります。

 ミスをしたら、経営者はクビを切られる
という緊張感があってこそ、
 適正な経営が担保される
というわけです。

日本共産党も、代表選挙がないので、緊張感など生まれません。

腐敗の原因は、
 腐りそうになったときに、権力者を交代させる術がない
ということです。

水も同じ所にたまると腐って、腐臭を放ちます。
都心のドブ川などがその例です。

流れがあると、
 清流となり、魚が泳き、人々に安らぎと心地よさを提供する。

人も組織も同じです。
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