知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

北朝鮮問題

2017年04月11日 | 国家論
ようやく、森友学園問題よりも北朝鮮問題の方が危ないと気がついたようで、
メディアの注目度も上がっています。

北朝鮮問題は、
 北朝鮮よりもトランプ大統領の性格と哲学
によるところが大きい。

オバマ大統領は平和主義者であるため、
 できるだけ武力行使はしたくない
という発想に立っていました。

弁護士や法律家に多いタイプです。

これに対し、トランプは、
 ビジネスの世界
いわば、
 戦いの世界
で生きてきた人物であるため、
 自国の利益のためには、相手を倒すことに躊躇しない
わけです。

躊躇すれば、自分の身が危うくなるからです。

経営の世界で、
 ライバルをつぶすとかわいそうだから
と攻め手を緩めると、
 一気にたたきのめされてしまう
恐れがあります。

経営者としては、
 シェアをいかに奪うか
が大切なわけです。


日本は戦後、国土にミサイルを撃ち込まれた経験がないため、
 備えができていません。

核や細菌兵器が打ち込まれた場合、
 どのように行動すればよいか
が分からないわけです。

こういうケースでは、
 非常事態宣言が出され、人権保障が一時停止される
ことがあります。

自民党の憲法改正案では、この条項を入れようとしていました。
現在の憲法では、
 解釈上の争いになっています。

福島のケースでは、
 民主党のずさんな対応が問題となりました。

 備えあれば憂いなし
北朝鮮が核ミサイルを撃ち込んできた場合のシミュレーションと
 対策マニュアル
を発表するだけでも、
 国民の意識が変わる
ことになります。

日本人が「国家」というものを尊重しなくなったのは、
 平和で、国家の恩恵を感じずにすんでいた
からです。

国家が必要な理由は、
 社会契約論でいうと、外敵から身を守るため
です。

 平和に暮らすために、自分の身を守る力が必要である
というのは、
 歴史を学べば明らかです。

 国連が守ってくれる?
中国が安保理に入っている以上、
 拒否権を発動する
ため、
 対中、対北朝鮮には役立たない。

 アメリカが守ってくれる?
アメリカは、自国の利益に視する範囲で守ってくれる程度です。

日本は自衛のためにどんな手段があるのかを考え、 
 良好な関係にあるアジアで同盟を強化していく
ことが重要です。

今後、ますます物騒な世の中になっていくことになります。
 どうしたら日本人が幸せに生きられるか?
世界を学ぶと、自衛力の強化が重要なのだという気になってきます。
コメント
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