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知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

オリンピックから学んだ気付きメモ 体操

2024年08月17日 | スキルアップ
技の難易度や実績から、
中国の張博恒選手と前回金メダルの橋本選手の争いだと思われていた。

ところが、張選手は床で、橋本選手は鞍馬で、大きなミス。
5月のNHK杯優勝で乗りに乗っていた岡選手が
20歳の若者らしく、伸び伸びと、そして楽しそうに
すべて無難にまとめ上げて金メダル。

張選手は、初のオリンピックで
王者内村からの遠ざかっていた個人総合の金メダルという悲願と
期待を受け、
凄まじいプレッシャーがかかっていた。

橋本選手は、
内村選手の後継者として連覇を目標に
技の難易度を上げ、練習をしまくり、
ゲガなど万全でない状態で戦わざるを得ない状況だった。
張選手に勝つには、技の難易度を上げざるを得ず、
ケガのリスクは高まる。

2021年の世界選手権では、
橋本選手が鞍馬で落下し、
張選手が初優勝。
その後、2022年には、王座を奪還。

******
体操・橋本大輝と張博恒ライバル対決、勝敗を分けるのは パリ五輪は雌雄を決する舞台に
7/20(土) AERA dot.より引用
****
世界選手権での対決は、2021年は張、22年は橋本に軍配。
世界の国・地域から約1万人もの選手が参加するパリ五輪。
多くの試合が行われるが、特に「体操」のライバル決戦は見逃せない。

*  *  *
 体操男子、個人総合での連覇。その期待が高まっているのが、橋本大輝だ。
 19歳で出場した東京五輪では、個人総合と種目別鉄棒の2種目で金メダルを獲得。
橋本の魅力は、鉄棒のダイナミックな演技に代表されるように観客を魅了しつつも、
足先まで美しく見せようとする繊細な演技だ。大技と繊細さの両立。
彼の体操に向き合う姿勢は、まさに「体操ニッポン」の正統な後継者といえる。
 しかし、世界には橋本のライバルがいる。中国の張博恒だ。
 東京五輪の翌年、22年にイギリスのリバプールで行われた世界選手権の個人総合では
橋本が金メダル、張が銀メダルとなったが、
この時は橋本が床運動、あん馬で張の点数を上回り、張はつり輪、平行棒で橋本の上を行った。
跳馬と鉄棒は同点。
ここしばらく、世界の体操界はスペシャリストの時代となり、
6種目を満遍なくこなせる選手は少なくなっているが、
橋本と張は共にオールラウンダーであり、まさに好敵手と呼ぶにふさわしい。
パリ五輪までこのふたりの戦いが続いていくと思われていたが、
23年は橋本と張にとってすれ違いの年となった。

■前年の直接対決はなし
 橋本はベルギーのアントワープで開かれた世界選手権で団体、
個人総合、鉄棒の3種目で金メダル。
しかし張は同時期に地元の杭州で行われたアジア大会を優先し、
橋本不在のなかで張が個人総合の金メダルを獲得した。

 つまり、五輪前年の直接対決は実現せず、
パリ五輪は橋本と張にとっては雌雄を決する舞台になる。
おそらくひとつのミスがメダルの色を分けるに違いない。
(スポーツジャーナリスト・生島淳)
**********

張選手と橋本選手は良きライバルだからこそ、
勝つために技の難易度と実施の美しさを
高めざるを得なかった。
当然、ケガのリスクも伴う。

そして、少しのミスも許されないというプレッシャーは、
ミスにつながる恐れがある。
相手は完璧に近い演技をするはずだから、
ミスは許されないと思えば、
体が硬くなってしまうからです。

そんな中、
岡選手は、自分のできる演技を、
実施の美しさを重視して
ミスなくやり遂げた。

自己啓発書を読んでプレッシャーに打ち勝つ精神面を強化し、
自己分析ノートを作成し、減点されないようにトレーニングしてきたとのこと。

張選手と橋本選手のミスがなければ、
技の難易度的には金メダルはなかったものの
スポーツは結果がすべて。

ケガなく万全の体制で挑む。
ミスをなくす。
そのための技の難易度と実施の美しさの選択。
判断材料として、ライバルの実力との兼ね合い。

当日の器具との相性。
当日の体調管理。
プレッシャーの克服方法。

様々な要因が絡んで結果が生まれる。
特に4年に一回しかチャンスがないというプレッシャーは、
半端ないものだと思います。

資格試験なら、翌年受けられる。
しかし、4年は長い。
体力、判断能力の衰え、
ルール変更、
新たなライバルの登場、
環境の変化。
ラストチャンスの選手も多いし、
日常生活の犠牲も大きい。

しかも、プロと違って、
金銭的な保障も十分とはいえない。

スポーツに人生を賭ける
オリンピック選手は、本当にすごいと思います。

全世界の人がオリンピック選手をリスペクトし、
その国に敬意を持つため、
最高の親善大使となっています。

そういう人達を、
運動しかできないバカ、
と揶揄した上智の教授が、
いまだに君臨しているアカデミー業界には絶望すら覚えます。

国際的なレベルで日本の大学がいかに凋落しているかは、
日本の大学ランキングをみるまでもなく、
魅力的な人格者がいないことや、
世界的に売れる書籍がないことからも明らかです。
ノーベル賞も海外の大学で共同研究している学者が多く、
純粋に日本で活躍している研究者はまれ。

結論、
何かを達成するには、事前の情報収集や準備、
戦略の立案、膨大な努力とトレーニング、
そして、批判に屈することなく、
何事にも動じない強い精神力と人格が必要となる。

頑張っている人の姿は、
自分も頑張ろうという気にさせる。
人格的に腐った学者に税金を投じるくらいなら、
スポーツ団体に投じた方が、国益に資すると思います。
日本人のモチベーションも
日本に対する海外の評価も上がったと思います。
反日をモットーとする人たちは、
君が代が流れ、日の丸が掲揚される姿は見たくないので、
苦々しく思っていると思いますが、、、

国家間の交流もオリンピックが果たす役割は大きい。
特に、張選手の失敗した蘇選手への振る舞いは、人格者として、
多くの人の心を打ち、中国という国の好感度も上がりました。

中共が、仁とは、かけ離れた存在である分、
余計に、好感度が上がったはずです。
その分、中共メディアは、特攻批判で、
また好感度を下げていますが、、、
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知覧特攻平和会館は、平和への願い。早田発言に対する中国メディア。

2024年08月16日 | スキルアップ
早田ひな選手「特攻資料館に行きたい」発言が中国で波紋
現地メディア「中国人の感情への冒瀆」…中国選手が“フォロー外し”も
FNN プライムオンライン 8/15(木) 18:03配信より引用

*********
13日、帰国会見を行った卓球日本代表。
しかし、早田ひな選手の発言を巡って「中国人の感情への冒瀆」だとして、中国で波紋が広まっている。

平和を思う気持ちが誤った形で広がる事態に

早田ひな選手(13日会見):
鹿児島の特攻資料館に行って、生きていることを、
そして自分が卓球をこうやって当たり前にできていることというのは当たり前じゃないというのを感じたい。

南九州市にある、「知覧特攻平和会館」。
79回目の「終戦の日」を迎えた15日も多くの人が訪れていた。
実際に早田選手の会見がきっかけに来訪したという家族も。

来訪した家族:
早田選手が言っていたので、家族の日常の幸せをかみしめる意味できょうは来ました。

知覧特攻平和会館 川崎弘一郎館長:
早田さんは24歳と若い方で、若い方が特攻資料館というのがどういうものか知っていただくきっかけになったと思います。

しかし、この早田選手の発言、中国では、違った捉えられ方をしていた。

中国メディアは、「特攻」は軍国主義による侵略の歴史の美化だとして、
早田選手の発言を「中国人の感情への冒瀆」だと報道。

さらに卓球男子金メダリストの樊振東選手の勧めで
8月12日に開設されたばかりの早田選手の中国版SNS・ウェイボにも…。

中国メディアによると、この発言があった翌日、
樊選手と女子シングルス銀メダリストの孫穎莎選手が早田選手のフォローを外していたという。

コメント欄には中国語で、早田選手を非難する書き込みが相次いだ。

「侵略者を崇拝することは、私たちの国民感情を傷つけ、受け入れられない」
「この悪名高い場所が軍国主義を呼び起こす場所であることを知っているのか?」

しかし、知覧特攻平和会館は、恒久の平和を祈念し建てられた特別な場所。
早田選手の平和を思う気持ちが誤った形で中国に広がる事態になってしまった。
(「イット!」8月15日放送より)

*********

 特攻隊員、日本軍人=侵略者
という誤った認識を中共政府が国民に植え付けているため、
 平和を思う心

 軍国主義崇拝に置き換えられてしまう
という悲しい事態になっています。

早田選手からすると、
 当時の同世代の若者
が赤紙で召集され、
 国のために命を捧げた
という歴史的事実を考え、
 スポーツができる
という今の時代は、
 普通じゃない、恵まれたことなんだ
 その平和に対する感謝の気持ちを伝えたい
という思いなんだと思います。

特攻隊員は、
 20歳くらいの若者
で、
 飛行機に乗るということは、必ず死ぬ
ということになります。

その若者の気持ちは、
 他国を侵略してやろう
というよりは、
 愛する家族を守るために
という気持ちだったと思います。

ちなみに、特攻隊は終戦間近の作戦で、
 アメリカ海軍との戦い
であり、
 中国は無関係です。

責められるべきは、
 そういう非人道的な作戦を決定し命じた参謀本部
であり、
 敗戦が確実となった後も、和平を強行しなかった政治家
です。

戦争に至る経緯は、
 今のロシアーウクライナ戦争同様、理由がある
わけです。

被害者だと主張している中国も、
 中共と国民党の内戦
で国内は混乱しており、
 多くの人民を犠牲とし、非人道的な作戦も行っていた。
決して、人権保障が行き届いた国家などではなかった。

民間人を無差別に殺害することが国際法違反であれば、
 原爆は、国際法違反であることは明らか。
しかも、2発も落とし、都市を壊滅させた事実は、
 イスラエルがガザ地区で行っていることとどう違うのか。

当時の国際社会における
 植民地政策において、アジア人をプランテーションで奴隷のように扱っている
ことも、
 基本的人権などお構いなし
なわけです。

それは、歴史的事実であり、
 自国を正当化するためには、日本を侵略国家とし、
 原発を落としてでも、悪の帝国を崩壊させる
ことが、
 国際平和に適う
という
 歴史認識を共有する
ことが、
 日本以外の国にとっては、好都合だった
というにすぎません。

そして、
 こういった事実に基づく主張は絶対に認めないようにするため、
 少しでも、疑えば、「修正歴史主義者」のレッテルを貼り、
 軍国主義者として、パージする
ように努めたわけです。
そのため、
 多くの優秀な学者は、パージをおそれ、東京裁判の歴史観に従う
ことになりました。

憲法学者の宮沢俊義は、「八月革命説」を唱え、東京裁判の歴史観を
理論的に武装する役割を果たしたことから、
 変節した
と批判されましたが、
 時代背景としては、やむをえなかった
わけです。

日本人にとって、
 大切なことは、二度と戦争が起こらないようにする
ということです(目的)。

そして、そのための手段を模索するというのが、
 平和を望む日本人が行う
ことです。

第二次世界大戦後、
中国人は、
 チベットやウイグル人を迫害し、
 台湾やフィリピンを武力により威迫し、
 平和な社会に危機をもたらしつつある。

韓国も
 竹島を武力で制圧し、現在も違法に占拠している。

にもかかわらず、自らの行動は棚に上げて、
 日本人は、侵略者だ
というレッテルを貼り、
 そのために有利となる
ので、
 日本に謝罪を強制し、
 国のために犠牲になった靖国への参拝や、
 特攻隊員への感謝の気持ちを表明すること
については、
 目くじらを立てて、批判する。

日本の歴史学者、政治家、メディアがしっかりと、
 日本がなぜ戦争に巻き込まれたのか
 日本が戦時中に行ったこと、他国が戦時中に行ったことの比較考察
 戦後の占領政策の国際法による是非
 東京裁判の検証
 日本国憲法制定上の法的問題
について、
 客観的な事実に基づき、中立的な立場で歴史的的検証を行ってこなかった
ことが、
 日本人のアイデンティティに関連し、深刻な問題となっている
わけです。

メディアは、軍を応援する報道から、
 自分たちは、軍人に脅されていた被害者だ
と、
 手のひらを返し、自身を正当化し、
 反日報道へと舵を切りました。
朝日新聞は、その変遷ぶりが顕著です(図書館で論調をみると、よく分かります)。

治安維持法で、
 迫害されていた共産主義者も同様、
 被害者の立場として、戦後、ほら自分たちが正しかったんだと、地位を回復した。

学者は、共産主義思想の人が多いのは、
 レッドパージの反対の現象が日本では起きた(愛国者=軍国主義者として排除する)
ためです。

韓国人も、併合後、日本人として戦争を戦っていたわけですが、
 日帝に脅されて、併合させられた被害者
であるという立場を主張し始めました。
本来は、日本人として戦い、他のアジア人より進んだ恩恵を享受し、
 自らの意思で大学や行政に関与していた
わけです。
当時の愛国者は、日帝の成長を臨んでいたわけなので、
 京城帝国大学から日本軍への志願も多かった
わけです。
だれもが出世して、良い暮らしがしたいと思っていたからです。
当時は、軍人がエリートの出世コースであり、
 特別志願兵制度
により、朝鮮人日本兵にもその道が開かれていたわけです。

日本が敗戦したとたん、
 親日派の財産を没収したり、
 日帝残滓といって建物を壊し始めたり
する。

韓国人は、被害者でなければならないからです。
朴正煕元大統領が、満州国軍軍官学校の日系将校枠出願にあたり
「受験年齢制限特別免除」を求める血書嘆願書を提出したことは有名です。
自分にも日系将校枠に出願させろというわけです。


結局、歴史認識は、
 個々人の判断によるところが大きい
と思います。

その国ごとに、自分たちの立場があるので、
 都合の良いように歴史を書き換えたい
と思うのは、当然のことだからです。

ただ、
 客観的な資料、証拠に基づく事実
は、
 変えられない。

こういった事実をもとに、
 どのような歴史を紡ぐかは、その国の国民によることになる。

思想は変えられない(思想・良心の自由)ので、
 その人その人に委ねられる
からです。

ただ、
 日本のように、そもそも歴史を語らなかったり、
 他国の歴史認識を押しつけられて、無批判に受け入れたり、
 他国に気を遣って、あいまいなまま、反論もしなかったり
すれば、
 他国は、自分たちの歴史が唯一絶対のものであり、正しい
という誤解をより強固なものとすることになります。

慰安婦問題も、客観的な証拠としては、軍による強制は認められなかった。
朝日新聞の誤報により、日本は、偽の証拠(証言)を海外に示して、
 誤解をより強固なものとしてしまった。

朝日新聞は、日本国民に心から謝罪し、
海外に対しても、
 嘘の証言に基づく記事を書いて、誤載させてしまってすいません
と誤解を正す努力をすべきでした。

日本人は、あまり
 第二次世界大戦のことを学ぼう
とはしません。
近現代史は、授業でも熱心にやらないし、試験にもあまりでない。
鎌倉幕府や江戸時代、明治時代の方が、試験に出やすい。

ただ、一番役立つのは、近現代史で、
 世界史も19世紀から20世紀です。

平和な社会を作るには、
 歴史を学び、
 戦争が問題解決の手段として、最悪のものだ
という認識を共有することが大切だと思います。

ウクライナやガザの状況を見れば、
 自国での復興はできない
ことは明らかです。

侵略国家も、莫大な予算と兵を犠牲にしている。

強制的に、
 国から兵士として送り込まれ、
 命を差し出さなければならない
人もいる。

何も分からないまま、逃げる術もなく、
 いきなり命を奪われる民間人や子どももたくさんいる。

こういう犠牲になった人に対し、
 哀悼の意

 犠牲になったことへの敬意・感謝の気持ちを示す
ことは、
 平和を願う気持ち
とつながると思います。

ウクライナやパレスチナに、
 早く平穏な生活が戻ることを願っています。
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オリンピックから学ぶ組織論。日本水泳連盟の大失態。

2024年08月13日 | スキルアップ
オリンピックは、本当によかった。
柔道、体操、ゴルフ、サッカー、バレー、スケートボード、卓球、レスリング、近代五種、
フェンシング、マラソン、飛び込み、やり投げ、スポーツクライミング、、、

最高のエンターテイメントでした。

ただ、残念だったのが、競泳。
選手は一生懸命頑張っていたと思いますが、
 日本水泳連盟
は、変革が必要だと思います。

日本水泳連盟という組織に大きな問題があり、
 選手の力を伸ばしたり、力を発揮したりすることができなかった
という面が強い。

こういった失敗の原因を分析し、次に活かすことで、
 組織はよくなっていく
ので、
 きちんとした原因の分析
が不可欠となります。

原因を分析することなく、
 なぁなぁで済ませたり、隠蔽したり、責任転嫁したりする
と、
 また、同じ失敗を繰り返す
ことになるからです。

個人的には、
梅原孝之競泳委員長の責任を追及し、解任した上で、
平井コーチに全権を委任し、
 日本水泳連盟自体の組織改革を行ったり、
 海外から優秀なコーチを招聘し、
 トレーニングのあり方を変革する
必要があります。

おそらく、
 自浄作用は働かないので、世論や、スポーツ庁を中心に圧力をかけ、
 日本体操協会や日本フェンシング協会のような「選手ファーストの組織作り」
を行っていくことが重要です。

まずは、
 組織の無能ぶり
から、考えてみます。

日本水泳連盟の大失態は、組織論を考える上で、学べることが多い事例です。

情報収集能力のなさ

時事通信より引用 太線は筆者による加工
******
競泳ニッポン下り坂 強化体制、継承できず―苦境競泳ニッポン〔五輪〕(上)
時事通信 運動部 2024年08月08日07時50分配信

 パリ五輪で銀メダル1個に終わった競泳ニッポン。
2021年東京五輪が00年以降で最少の3個(金2、銀1)だったが、さらに減った。

 東京五輪後に北島康介さんらを育てた平井伯昌氏が代表ヘッドコーチを退任した。
08年北京五輪後から長く強化の中心にいた同氏から、現在の梅原孝之競泳委員長に代わった。

 そもそも、長期政権の後を受け継ぐのは難しい。
これまでのノウハウを生かしつつ、ブラッシュアップするのにも時間がかかる。

 さらに新型コロナの影響も受けた。
1996年アトランタ五輪でメダルゼロに終わった後に到来した黄金期は、
選考会で選ばれた五輪選手を集め、約100日かけて鍛え直すという手法で築いた。
東京五輪延期の要因にもなったパンデミックによって、
チーム内で高め合うとする強化の基本路線を踏襲することが困難になった。

 並行して、日本の競技力は下り坂に入っていた。
東京五輪は、世界トップに比較的近かった種目で、
当時の世界記録保持者をはじめとした他国の一部有力選手が決勝で実力を発揮し切れないケースがあった。
金を含む複数メダルを取った状況を「惨敗だった」と厳しく評価した競泳関係者もいたが、
その声にしっかり耳を傾けられたとは言い難い。

 これまでの競泳日本勢は、大柄でパワーにも恵まれた海外勢に対し、
泳ぎの技術を磨くことで対抗してメダルを守ってきたが、
全体の競技力低下が徐々に見え隠れした中での「トップ交代」。
前体制からの継承がうまくできず、
合宿によるチーム強化が形式的なものになったことが、この3年に結果として出た。 (時事)
****

露呈した準備不足 情報収集への意識希薄―苦境競泳ニッポン〔五輪〕(下)
時事通信 運動部 2024年08月08日07時51分配信

 パリ五輪は個人種目で出た世界新が二つだけで、海外勢のレベルが極めて高かったとは言えない。
日本も自己ベストに迫るタイムを出せれば、表彰台争いに加われる実力はあった。

 1年のピークを大舞台に合わせられないのは、特に2021年東京五輪後から抱えていた課題だった。
昨年の世界選手権(福岡)も銅2個。春の選考会よりも低調な記録が目立った。

 本番で力を発揮しづらくした一因には、戦いの舞台に対する問題意識の低さが挙げられる。

 象徴的だったのは、本番会場の水深に関する関係者の戸惑いの声。
大きな競技会では近年3メートルが恒例だったが、今回は2.2メートル。
浅いと、周囲を泳ぐ選手から受ける波が高くなりやすいと感じる場合がある。
会場練習初日に飛び込んだ後、プールの底を見て知った選手もいた。

 水深情報は6月に配られた資料に記載されていたというが、
強化の幹部の一人は7月半ばの事前合宿まで知らなかったという。
会場に視察で入れなかったとして「周りの地理や外周を見た」と話した。

 チーム内からは、会場と選手村の移動に時間がかかることなどの不満の声が出たが、
水深を含めて条件は各国同じ。
ただ、そうした基本的な情報を主体的に集める意識が希薄だった

 国によっては村外拠点を構えるなどの対応を取った
東京五輪までのような人的、物的資源を期待できない中でも
選手がベストパフォーマンスを出すために何が必要か。
突き詰めて考えようとしなかった姿勢が続いた結果、招いた惨敗だった。 (時事)

***********

要は、水深が6月に配られた資料で2.2メートルになることが伝えられていたが、
 水連は、誰もチェックしていなかった
ということ。

さらに、移動時間が長く、クーラーもあまり効いていないため、
 移動で体力を削られることになった。

これでは、万全の体制で臨む海外の選手と比べて、
 極めて不利な状況で泳ぎ出すことになります。


産経新分より引用
************
競泳日本代表がパリ五輪会場で初練習  水深浅く「飛び込んだら目の前が床」と青木玲緒樹
2024/7/23 20:40

競泳の日本代表が23日、パリ五輪会場のラデファンス・アリーナで初めて泳いだ。
選手は会場に到着すると観客席を見渡すなどし、動線や水の感触を確かめた。

同会場は、屋内で、普段はイベントなどにも活用されており、パリ五輪のために、プールが仮設で作られた。

日本水泳連盟の関係者によると、水深は2・2メートルという。
深い方が、波が起きにくく記録が出やすいとされ、
これまでの五輪や世界選手権は、3メートルのことが多かった。
2021年東京五輪も3メートルだった。

女子100メートル平泳ぎで日本記録保持者の青木玲緒樹(ミズノ)は、
この日の練習で飛び込んだところ、床が目の前にあって驚いたという。
青木は、「スタートの角度も変わってくる。浮き上がり(動作)の確認をしないと」と話した。

女子バタフライの池江璃花子(横浜ゴム)は、
「深い方が進んでいる感じがしないので、良い風にとらえて、レースできたら」と冷静に語った。

プールの環境は、成績を左右する。
1996年アトランタ五輪は水温が低く、日本代表の惨敗の一因にもなった。
昨年の世界選手権(福岡)では、室温や水温が低かったことが影響し、本来の泳ぎができなかった選手もいる。

男子400メートル個人メドレーの松下知之(東洋大)は、
「昨日まで練習していたプールが(水温が)温かかったので、冷たく感じたが、泳いでいくうちに慣れてきた」。
環境に対応できるかも、勝負のカギを握りそうだ。(パリ 久保まりな)

**********

結果から見れば、
 水深という環境の変化に上手く対応できなかった選手が多かった
ということになります。

水連が優秀な組織であれば、
 配布される資料を常にチェックするスタッフにより、
 水深、温度などの情報を入手し、
 各選手に通達し、練習環境に反映させる(練習用プールを2.2メートルに変更)
という対応をしていたはず。

移動についても、
 選手ファーストの組織であれば、負担がないように徹底的に準備していた
はずです。


日本では、
 結果が出なかった選手を責める雰囲気がありますが、
 結果は、選手のみならず、サポートする組織に負うところが大きい
ので、
 選手を責めるのは誤り
です。

さらにいえば、
 スポーツ庁にも責任があります。

スポーツ庁は、
 スポーツを通じた健康増進や地域活性化、国際競技力の向上、
 スポーツを通じた国際的地位の向上など、
 多面にわたるスポーツの役割を一層高め、
 スポーツを通じて社会を発展させることを目的
とするため、
 重要な競技に関する情報を常にチェックし、水連などの組織と連絡を密に取る
必要があるからです。

スポーツ(特に、オリンピック)における支援としては、
 お金だけ出せばよいというわけではなく、
 情報収集力、政治力が重要となる
場合も多いからです。


ただ、水連の場合、問題はもっと深刻で、
 選手からも、変革を求める声が多く、
 うまく機能していない本質的な理由はここにある
と思われます。

結果を出せる人材を軽んじる組織のあり方

2023年の記事です。

Number Webより引用 
***********
「選手もこれじゃダメだって気づきます」
前日本代表HC・平井伯昌が語る“競泳ニッポンの窮状”「世界のトップを目指す“方法論”がない」
2023/08/23  06:05
雨宮圭吾

 来年にパリ五輪を控え、自国開催の世界選手権に臨んだ競泳日本代表。
結果は銅メダル2個の惨敗で、メダルなしだった1994年ローマ大会以来最低の成績となった。

 大会後、一部の代表選手はSNSで日本水泳連盟(水連)や強化体制を公然と批判。
8月15日には水連とコーチ陣、選手による緊急ミーティングが開催されたが、
内紛ともいえる競泳ニッポンの異常事態はいまだ収束したようには見えない。 

 今回の当事者のひとりが、北島康介や大橋悠依といった金メダリストを育ててきた平井伯昌氏だ。
騒動の発端となった7月の世界水泳にコーチとして参加し、
日本選手団入りが決まっていた9月のアジア大会への参加を辞退した平井氏に話を聞いた。
(全3回の第3回/初回「辞退の理由」編は#1へ)

方法論がない…選手も「これじゃダメだ」って
 選手の指導力に秀でたコーチであってもチームや組織のマネジメント能力も長けているとは限らない。
今回の問題も強化委員長やコーチ陣の責任だけではなく、水連側の姿勢にも責任があると平井氏は主張した。

「目標を掲げられて頑張れと言うわりには方法論がないんです。選手だってこれじゃダメだって気づきますよ。
それは競泳委員会だけに限らず水泳連盟全体に『こうしていこうよ』というメッセージ性が足りないからだと思う。
東京オリンピックが終わって色々な組織が予算的にきつくなっている。
その中でも水連が『センターポールに日の丸を』と目標を下げずに頑張ろうと言うなら、水泳連盟として何かしなきゃいけない。
でも何もしていないような気がします。
例えばナショナルコーチ制を取り入れたり、旧態依然としたやり方に頼らないで変えていくことも必要なんじゃないかと思うんです」

なければ「それまで」という姿勢

平井氏が水連の姿勢を問うのには、こんな出来事も影響している。
昨年、先発隊としてスペインで合宿をしていた際、後発隊の選手とともに来るはずだった
追加のトレーナーが新型コロナの事情で来られなくなってしまった。
十分なケアがなければ、せっかくの遠征も十分な実りを得られない。
ところが、日本にいる責任者は「行けなくなったのだから仕方がないでしょ」という態度だったという。
結局、現地で日本人関係者の伝手を得てスペイン人トレーナーを3人調達することができたものの、
それは現場のスタッフが機転を利かせたその場しのぎの対応でしかなかった。

「なくなったら、『ハイそれまでよ』というのが東京オリンピック後の現状だった。
AがダメだったらB、BがダメだったらCで現場に必要なものは揃えておくのが、
組織運営でも会社経営でも必要じゃないかと思うんだけど……」

不可解なリオ五輪直前の人事

水連はどこまで強化を本気で考えているのか。平井氏が最初に組織の体質に疑問を抱いたのは8年前にさかのぼる。
2015年、当時の競泳委員長だった上野広治氏がその座から降りることになった。
2012年のロンドン五輪で金が取れなかったとはいえメダル11個を獲得と大きな成功を収め、
次なるターゲットのリオ五輪がもう1年後に迫っている重要な時期。
客観的に見れば、降りるのではなく、降ろされたと思える人事だった。

五輪前年にどうして強化の責任者を代える必要があるんだと思うでしょう。
あのあたりから連盟の組織のあり方に疑問を感じるようになりました


結局は権力争いなのかな
 結局、当時は上野氏は強化本部長という役職に収まり、平井氏が競泳委員長、
村松さやか氏(現常務理事)が副委員長となることで収束を見たものの、不信感は残った。

「僕はあくまでコーチでいようと思っていたし、連盟の組織に入るつもりもなかったけど、
そういうゴタゴタがあって入らざるを得なくなった。
でも、それで余計見えてきたこともありました。結局は権力争いなのかなと思いましたよ」

 東京五輪のバブルが終わり、予算の減少に苦しんでいるのはどのスポーツ団体でも同じ。
そこで何ができるのかがいま問われている。

選手に「こういうところを頑張ろう」と言えない

「目標を達成するために必要なサポートなりが揃っていれば、
結果が出ない時に選手に『もう少しこういうところを頑張っていこう』と言えるんです。
でも今はとても言えないでしょう。

 東京オリンピックまでと条件が変わったことは重々承知しているけど、
代替案を考えて何か他にできることはないのかと問いたい。
世界のトップと戦うのに本当に今の体制でできますか? 
と水泳連盟や競泳委員会が自問自答した時に、YESと言える人は少ないんじゃないかな」

平井氏が危惧していた通りの現状

 平井氏も1972年ミュンヘンオリンピックに向けた小柳清志ヘッドコーチの綿密な強化計画に感銘を受け、
そこに前任者たちの知見を加え、自分なりにアップデートしながら選手育成に携わってきた。
知恵を絞り、多くの人の力を結集することで、専用プールすらなかった時代からいくつもの金メダルを取れる環境を築いてきた。

「誰かがやめたら何もできないという状況になっちゃまずい。
ずっとそう考えて競泳委員会の運営をしてきたつもりだし、連盟にも関わってきたつもりなんだけど……」

 しかし、実際には平井氏が危惧していた通りになっている。
変化する時代に対応し、アイデアを捻り出しながらそれを形にしていく。
競泳ニッポンを育て上げた先達の背中を、平井氏たちの姿を、周りにいた人間はどこまで見ていたのか。

「いやあ、こうなってくると見えてなかったのかなあと思いますよね。
ユリウス・カエサルの言葉に『人は見たいと欲する現実しか見ない』ってあるんです。
でも『為政者は見たくないものまで見なくちゃいけない』のです。
大きく反省し、イチから出直す気持ちで始めなくてはいけないタイミングなのかもしれない
平井氏はそう言って力なく笑った。

 パリ五輪まであと1年。その現実すら直視できないようでは、
パリ五輪でのメダル獲得という「見たい現実」も遠のいていく。
これから競泳ニッポンはどう変わっていくのか。

*************

残念ながら、現実を直視できないようでした。
今回の事態は、起こるべくして起こったというわけです。
まさに、組織の責任。

皮肉なのは、
 男子400メートル個人メドレーで、日本唯一のメダル(銀メダル)を獲得した松下知之(東洋大)選手
は、
 平井コーチの教え子
という所です。

内紛という名で、
 水連から目の敵にされた平井コーチの方が正しかった
ことを物語っています。

以下、産経新聞より引用
**************
【競泳】まさにマジック 平井伯昌コーチ、18歳松下知之の銀で五輪6大会連続メダリスト輩出
[2024年7月29日21時35分]

【パリ=松本航】初出場で東洋大1年の松下知之(18)が、日本競泳陣今大会初の表彰台となる銀メダルをつかんだ。

自己ベスト4分8秒62を記録。
4分2秒95の五輪新記録で金メダルをつかんだ地元フランスのレオン・マルシャン(22)に続き
「生まれて初めて、この多くの観客の中で泳げました。人生で一番緊張しましたし、最高のパフォーマンスが出せました」とかみしめた。

平井伯昌コーチの首に銀メダルがかかった。
表彰式を終えた松下から感謝を伝えられ「大体予想していた通りですけれど“持っている”感じがした。褒めてあげたいと思う」とほほ笑んだ。

北島康介氏が平泳ぎで2冠した04年アテネ大会から20年。
5大会連続でメダリストを生んでいた名コーチの戦略が光った。
5月中旬から日本に戻らず、欧州での高地合宿や大会で強化。
高地で培った効果を日本代表全体での事前合宿に生かし「(同日の)2回目(決勝)で力を出さないといけない」。
レース5日前まで高い強度で刺激を入れた。

ずばぬけたマルシャンは度外視。
2~4位が混戦と予想し「4分8秒であれば(メダルを)取れると思っていた」と設定した。
最低3分11秒台と考えた300メートル時点で3分11秒56。
「フリー(自由形)は並べば強い。代表選考会とマルシャンの泳ぐパリ五輪。
ステージが違いすぎる中で上げてきたのは立派」と評した。

18歳の銀メダリスト誕生は、日本競泳界にも活力を生む。
「初出場の若い選手がメダルを取れた。
次の4年間を考えると『これからだ』という選手が取れたことは、日本水泳界にもプラスだと思います」。
4位とは0秒23差。激闘を制した価値は大きい。

************

以下、読売新聞より引用
************
「幸せだなぁと」銀の松下知之、10代とは思えぬ冷静なレース運び…「もってるなぁ」平井コーチも驚く
2024/07/29  10:57

 28日のパリ五輪男子400メートル個人メドレー決勝で、
18歳の松下知之(東洋大)が4分8秒62で銀メダルを獲得した。
今大会の競泳日本勢メダル第1号で、競泳では2021年東京大会の本多灯(イトマン東進)に続く10代メダリストとなった。
瀬戸大也(CHARIS)は7位。
レオン・マルシャン(フランス)が4分2秒95の五輪新記録で金メダルを獲得した。
女子100メートルバタフライ決勝で平井瑞希(アリーナつきみ野SC)は7位だった。

 初出場の松下が左拳を何度も握りしめて歓喜に浸った。
「一生に一度しか味わえないと思うくらい。幸せだなぁと」。
思惑通りの追い上げで混戦の2位争いを制し、日本競泳陣に今大会の初メダルをもたらした。

 前半は6位でも「自由形は自分が強い」と焦らなかった。
他の選手のベストラップを頭に入れ、「どの選手がどこにいるか予想できていた」。
レオン・マルシャン(仏)には独走を許したものの、
10代とは思えない冷静なレース運びで上位との差を縮め、自己ベストを1秒以上も塗り替えた。

 武器である後半の自由形は安定感がある一方、前半が課題だった。
この数か月はバタフライの腰の位置を修正し、背泳ぎは水を切るように腕を出すなど細かく技術を変え、
「前半を楽に速く泳ぐ練習を徹底した」と平井伯昌コーチは言う。

 この日の記録を見ると後半のラップは従来の自己ベストとほぼ同じ。
前半の記録短縮がそのまま自己ベスト更新と銀メダルを生んだ。
北島康介らを育てた平井コーチが「大舞台で力を出せるやつはそういない。もってるなぁ」と驚く快泳だった。

 「平井先生とは自由形勝負になると想定していた。最後まで信じて頑張った」と松下。
国際舞台で苦戦を強いられている日本競泳界。期待の18歳が新風を吹き込んだ。(森井智史)

************

平井コーチの優秀さは、北島選手で実証済みです。
日本水泳連盟を変革するには、こういう人材を活かすことが重要なわけですが、
 こういう人材は、組織内部の政治力がない
ことが多いわけです。

組織で、のし上がるには、
 「世渡り上手」や「姑息さ」も必要だからです。

純粋に、
 選手を勝たせたい(結果を出したい)
という人は、
 組織内の権力闘争には無関心
なわけです。

本人は、
 組織で、のし上がるための権力闘争に使う時間があれば、目的達成のために使いたい
と思っているからです。

これは、会社にもいえることです。

 商品開発、顧客のためのマーケティングの達人
のような人が
 社長になる
ことは少ない。

そして、権力が欲しいと思っている人ほど、
 トップになっても、何もできず、結果が出せない。

結果を出すことが目的ではなく、
 権力の獲得(椅子)が目的
だからです。

こういう組織は、
 率先して、選手や所属している人のために全力を尽くそう
というモチベーションは、生まれにくくなってしまいます。

権力者にいかに嫌われないように、
 無難にこなすか
が重要な要素となるからです。

点数にならないような書類のチェックや、
 選手の役に立ちそうな情報を自ら進んで入手しよう
という気になりにくい。

別に、自分の仕事ではないし、、、

そのため、
 組織において、メンバーの向上心が生まれにくく、
 結果のために必要な事項も、目に入らないおそれがある。

逆に、
 結果にコミットする組織は、頼まれてもいないのに、
 率先して情報を入手したり、
 率先して動いたりする
ので、
 いちいち、指示しなくとも、自然とうまく機能するようになる。

 チームが目的(結果を出す)を理解している
ため、
 目的達成に役立つことを自分から率先して行う
ようになるからです。

強いチームが
 アイコンタクトで動きを察知し、常に相手の先を読んで行動することができる
のも、
 勝つために必要なことをみんなが理解している
からです。

送られてきた書類も、
 自分の担当分野でなくとも、役立ちそうな情報があれば、みんなに教えてあげよう
という目でチェックするので、
 見落としがなくなる。

宿泊先の手配も、
バスなどの移動手段も、
 結果にコミットした組織であれば、 
 平井コーチの指摘するように、A、AがだめならB、BもだめならCと
 選手が結果を出せるようにすること
を第一に行動し、「なんとかする」ように尽力する。

全体の予算が削減された場合には、
 予算配分を工夫したり、
 寄付を募ったり、
 ファンミーティングを開いたり、
 クラウドファンディングを実施したり、
 スポンサーを募集したりと、
 なんとか、結果が出せるように、資金繰りを工面しようとする。

こういう選手ファーストの組織があれば、
 結果は、かなり変わっていた
と思います。

メダルを取ったオリンピック選手が
 支えてくれた人たちのために取りたかった
というのは、
 きれい事ではなく、本当にそう思って感謝している
からです。

水深の情報入手と、練習環境への対応だけでも、
 選手の精神面に与える影響は大きく異なっていた
はずです。

選手は、もっと水連を批判し、
 競泳ファンもこういった水連の大失態や内部の問題を認識し、
 責任の所在と対応をどうすべきかを建設的な面から議論する
とよいと思います。

選手自身のためだけではなく、次世代の競泳選手や
 応援する競泳ファンのためにもなる
からです。

個人的には、
 平井コーチに期待です。
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政党こそが既得権益

2024年07月21日 | スキルアップ
新規参入を阻むものを
 参入障壁
と言います。

ビジネスをするために、許認可が必要だと
 参入しにくくなります。

医者、弁護士、薬剤師、税理士など、
 適切なスキルを身につけている
ことを担保するために、
 開業には資格が必要となります。

この資格は参入障壁です。

テレビ局のように、
 有限な電波の有効活用のため、
 許認可を与える数を限り、独占させて、自動更新している
ものもあります。

ただ、昔は公平中立で国民のためになるリソースをもっていたかもしれないが、
 時を得て、新たな会社が、テレビを放送する方が良い
ということも起こりうる。
そのため、入札形式にして、
 どの会社が相応しいかを決める
という電波オークションという仕組みを採用する国もあります。

「電波オークション」とは、
 電波の利用権をオークション方式で売り出す仕組みのこと。

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど、先進国の多くが導入しています。

ただ、日本では、既存のメディアが電波を失う可能性があるため、
 徹底的に抵抗しています。

石丸効果として、テレビメディアが海外に比べ質が悪いと露呈したため、
 その理由は電波オークションがないからではないか
となれば、
 テレビ局に競争原理を持ち込まれる
ことになるため、
 テレビ局はそちらに目が向かないようにしたい
と思っていると思います。
石丸氏が、
 こんなに質が低いなら、海外のように電波オークションについて
 本格的に国会で議論してはどうでしょう
などと言おうものなら、賛同する意見がネットに溢れることでしょう。

電波オークションがないテレビ局は、
 まさに参入障壁により保護された既得権益
というわけです。

ただ、もっと酷いのが政党です。

小選挙区は、選挙で一人しか当選しないので、
 事実上、支持政党の応援がない候補者は当選できません。
無所属の候補も、実際には、推薦や応援を受けています。

さらに、政党交付金は、
 政党に支払われるもの
なので、
 政党に所属していない人は、もらえないという不公平な制度です。

また、比例代表も政党の名前を書くことになれば、
 政党が力を持つ
ことになります。

つまり、政党に所属していない人には、
 不利となるような仕組みを作り、
 新規参入者を排除し、既得権益を守ろうとしている
わけです。


石丸新党を既存の政党が恐れている理由は、
 参入障壁が打ち破られかねない危険性
をはらんでいるからです。

政党交付金並のお金をスパチャという個人献金で集め、
 各政党から若い政治家を離脱させて、
 ポストを約束して、一気に政権奪取を狙う。

自民党で順番を待っていたら、
 20年はかかる
と知っている40代の政治家が
 ショートカットのために賭けに出る
可能性はあり得ます。

この場合のポイントは、
 勝つ可能性がどれほどあるか。
石丸氏の集金力と知名度のほか、
 自民党に対する憎しみの程度
が重要となります。

この場合は、
 自民党をぶち壊し、新しい国を建国する
というシングルイシューで戦う。

とりあえず、自民党政権でないなら、
 なんでもいいという既得権益の外にいる人
の力を借りて、
 新たな国づくりをする
という戦略です。

既得権益の恩恵を受けている人よりも、
 増税で苦しんでいる人
 権力者が不正をしても無かったことにする体制に不満を持っている人
は多いはず。

 既得権益を壊して欲しい
という思いは、
 シングルイシューとして、かなり強力です。

自民党はそのことを感じつつも、
 国民が立憲共産党を選ばないことも知っている。

だから、自民党内で、執行部の顔を変え
 政権交代をしたかのように装って、
 裏では80歳近い大御所が今まで通り、牛耳れば良い
と思っている。

既得権益を守ろうと、
 政党、メディア、大企業がタッグを組んで、防御している。
金、不正、権力、報道しない自由、親中、親米、反日、海外への協力金。
 日本国民のために、もっとお金を使うことができるはず。
 領土、領海を守り、技術を守り、資源を守り、お金を守り、国民の幸せを守る。

そのためには、現状の問題点を把握し、
 抵抗勢力に負けないように変えていく
必要があります。

国民も自分たちの利益になるのであれば、必ず応援します。
ここで国民が団結することを、既得権益チームは恐れているわけです。

これが、石丸氏のような
 みんなが見て見ぬふりをしていた
 既得権益の闇を、平気で暴露するような存在、
 いわば敵を協力して一生懸命排除しようとする理由です。
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日本人が中国人と圧倒的に異なる点

2024年07月20日 | スキルアップ
日本人は、縄文文明に代表されるように、
 自然と共に生きる
という考え方が根付いています。

他の動物も同じで、
 お腹がいっぱいになったら、それ以上は取ろうとはしない。

何年も、何十年も、何千年も続けていくことを想定しているからです。
魚を養殖したり、稚魚を放流したり、植林をしたり、
 自然に戻そう
とする。

掃除の文化も、立つ鳥跡を濁さずの文化も、
 同じような精神性が根付いている。

自分の利益のみならず、他の人のことも考える。
自分で努力して技術を磨こうとする。
職人気質。

無駄な争いも、殺生も、できればしたくはないと思い、
 敵を皆殺しにする
こともない。

同じ民族ということや、
 相手に対する信頼もある。


これに対し、中国人の発想は、
 儲けられるなら、利益は最大限搾り取る。
 苦労せずに手に入れられるのであれば、その方法を選択する。
 レバレッジをかけて、大規模な開発を行うことで利益の最大化を図る。
 経営者気質。

 敵と味方を明確に分け、敵には容赦しない。
 容赦すれば、次の機会に自分の一族が皆殺しにされかねないと肌で感じている。
 敵に弱みを絶対に見せない、絶対に謝らない。
 強者には戦いを挑まず、策を練る。
 自然など相手を征服し、思い通りにしようとする。
 力を求め、際限なく、拡大を目指す。
 力がないと、誰かにやられてしまうという疑念があるので、安心できない。

この精神性を異にする二つの国がうまくやっていくには、
 相手の発想を念頭に、強制力を前提にディールを結び、
 常にパワーバランスを取っていく必要があります。

漁業協定で取りすぎないようにし、
 違反した場合には、強制力を持ってペナルティを与える。

拡大を目指してきたら、力や他国と協力して制圧する。

相手も同じように考えてくれる、
 人類皆兄弟
などと考えていると
 チベットのようにいつのまのにか中国の支配下に入ってしまっている
ことになります。

現在、中国で洪水のため、かなりひどいことになっていますが、
 オールドメディアは報道しません。

政策も、中国人留学生や、中国企業が有利なものが多かったりします。

 サイレント・インベージョン
という言葉が、世界では有名となっていて、
 オーストラリアなど、かなり驚異に感じています。

日本には、いまだにスパイ防止法がないというのは、
 かなり問題だと思います。

まず、他国のように諜報機関を整備する。
アメリカ(CIA、FBI)
ロシア(KGB、GRU)
イギリス(MI5、MI6)
ドイツ(BND、MAD、BfV)
フランス(DST、DSPD、DGSE)

その上で、厳罰規定を設ける。
アメリカ(死刑)
ロシア(死刑)
イギリス(拘禁刑)
フランス(無期懲役)
中国(死刑)


ようやく成立した経済安全保障推進法は、
 官民協業で進める技術開発案件に関わる者
に守秘義務を課しています。

秘密を漏らしたり、盗用したりした者は
 1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金を科す
ことができますが、軽すぎる。

政府が保有する重要経済安保情報を漏らした場合は、
 5年以下の拘禁刑もしくは500万円以下の罰金が科される
ものの軽すぎる。


これらは、スパイ活動を取り締まるというより、
 情報漏洩の防止に主眼が置かれているため、
 他国のようなスパイ活動の抑止には繋がりにくい。

そのため、他国のスパイ防止法を研究し、
 日本における諜報活動を抑止させる
必要があると思います。

自衛力しかない日本は、
 他国による諜報活動を抑止し、国家機密、防衛情報を積極的に守る必要があります。

台湾有事の際に、
 ここにミサイルを打ち込めば、自衛隊の指揮命令系統を壊滅させられる
という情報があれば、
 容易に攻略できるからです。

相手は日本人と異なる精神性を有していることを認識しながら、
 上手に付き合っていく。
そのためには、できる準備はしっかりと行う。

日本人は温和な精神性で、自然にも恵まれているものの
 狡猾かつ知的に振る舞う
ことをしなければ、
 カモにされ、みんな奪われてしまう
からです。

すでに尖閣諸島領海はまずいことになっています。
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スポーツ選手(未成年者)の飲酒喫煙問題。オリンピック辞退の是非。

2024年07月19日 | スキルアップ
喫煙と飲酒行為発覚の体操・宮田笙子がパリ五輪代表を辞退 日本協会が発表
7/19(金) 14:08配信 
スポニチアネックスより引用 

 日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開き、
体操女子でパリ五輪代表の宮田笙子(19=順大)が
代表行動規範に違反したとして代表を辞退したと発表した。
喫煙の疑いが浮上した宮田を事前合宿地のモナコから帰国させ、
18日に直接聞き取り調査を行った結果、喫煙と飲酒行為が発覚したという。

**********

念願のオリンピックに出場できたのに、
 かわいそうだという意見(素行が悪くとも、結果を出せばよい)

 国を代表するスポーツ選手は、他の模範であるべきで規範違反は認められないという意見
があります。

今回の場合、
 飲酒・喫煙選手というレッテルを貼られ、今後の活動にも支障が出かねない。

不倫、賭博なども問題となりましたが、
 未成年者の飲酒、喫煙については、大学生だったらとか考える
と判断が分かれるようです。

個人的には、
 仕方がないのかなという思い
です。
ただ、スポーツ選手には、小さい頃から、
 飲酒・喫煙、大麻・薬物について、
 厳しい処分が下ると、
 今までやってきたトレーニングなどの努力が無駄になる
ということを徹底的に教育する必要があると思います。

これを体操協会が行っていなかったのであれば、
 協会にも責任がある
と思います。

すべてが大谷選手のように聖人君子になれるわけではないとは思いますが、
 厳しい目が向けられること
を意識する必要があります。
特に、
 スポーツ選手の場合、学校によっては荒れている
学校もあるので、
 環境ゆえに、流されてしまう
ケースがあります。

先輩が大麻をやっていて、
 断るのが苦手で、まきこまれる
など(日大のアメフト部)。

この際に、
 処分事例集があり、小さい頃から処分の事例を徹底的に教え込めば、
 自分の夢をくだらない行為で無駄にする
と分かるので、
 断るのが容易になる
わけです。

 結果の重大さを予見できるように、教育する。

個人的には、
 中学校や高校の社会見学には、裁判傍聴の他、少年院や刑務所の一日体験をする
とよいと思っています。

こんな目に遭うなら、
 犯罪には手を染めない
となるからです。

多くの人が知らないので、
 闇バイトに簡単に手を染める。

刑務所の他の受刑者のなかで、
 生活をしなければならない恐ろしさ
 自由がない環境
 風呂などの扱い
を知れば、
 闇バイトで、こんなところに何年も押し込められるのは、割に合わない
と思うようになるはずです。
 
スポーツ選手の場合も、
 どういうケースでどういう処分がなされたのか
という過去データを小さい頃から教育する。

そうすれば、
 毎日、一生懸命に練習し、試合で運も味方し、最高の結果を得た喜びが、
 過去の出来事で不意になる
という悲惨な思いをせずにすみます。

特に、
 SNSにより、数年前の画像も出回ってしまう
リスクが高くなっています。

一瞬も気を許すことは許されないというわけです。

ちなみに、海外でも、厳しい処分がなされているので、
 今回の処分(辞退の勧告がなされたはず)は、やむをえない
と思います。


ゲキサカ(サッカー記事のメディア)より引用
日本と同組ポーランドに激震…4選手が“未成年飲酒”でU-17W杯メンバーから追放
23/11/7 16:50【W杯 一覧】

U-17ポーランド代表に未成年飲酒問題

 ポーランドサッカー連盟(PZPN)は6日、
U-17ワールドカップに臨むU-17ポーランド代表から4選手を
「スポーツマンシップに反する行為と規則違反」で追放することを発表した。
同代表はU-17日本代表と同じD組で、今月11日の第1節で日本と対戦する予定だった。

 代表メンバーから外れたのはMFフィリップ・ロズガ、
MFヤン・ラベツキ、MFフィリップ・ウォルスキ、FWオスカル・トムシクの4人。
PZPNは違反内容を明かしていないが、複数の現地メディアは未成年飲酒が発覚したと伝えている。
ポーランドは18歳から飲酒が可能なため、同代表メンバーの飲酒は禁止されている。

『Meczyki』によるとポーランドでは昨年にも未成年飲酒問題があり、見回りを強化していたという。
そうしたなかで4選手の飲酒が発覚したようだ。
各選手の所属クラブも厳罰処分を下す意思を示しており、
マルシン・ブロダルスキ監督は『Prawda Futbolu』のインタビューで「私自身の失敗でもある」と管理責任の非を認めている。

***************

他の選手にも飛び火しないことを願っています。
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TVと決別して、知的に成長する。 まずは自分が豊かになる。

2024年07月17日 | スキルアップ
新聞、テレビが本当に終わっているので、
 自分で知的に成長するための戦略を練る
必要があります。

新聞社やテレビは、
 朝日新聞を初め、共産主義的な思想や反日の思想が多い。

海外旅行などで、海外に行ったり、
 外国人の友人と話をする
と、
 外国人はみんな自分の国に誇りを持っていて、
 愛国心を抱いている。

日本では、日の丸を掲揚したり、国歌を歌うことすら
 抵抗がある
社会になっている。

弁護士の共産主義的な団体が、
学校現場での日の丸掲揚・君が代斉唱について
こんな反対声明を出しています。

以下、HPより引用
***
学校現場での日の丸掲揚・君が代斉唱を強制する措置を撤回することを求める。

一、「日章旗・君が代」を国旗、国歌と定めた法律制定後初めての卒業式・入学式を迎えている。
 日の丸・君が代は日本国憲法に定める国民主権・非軍事平和主義の理念と相容れない歌および旗であり
法制化によってもこのことは何ら変わらない。
 君が代は天皇主権を定めた明治憲法下で天皇の統治が永久に続くことを讃える歌として国民に強制され、
日の丸は第二次世界大戦において日本軍国主義のアジア諸国に対する侵略戦争のシンボルとして使用されたものであり、
いづれも国民主権および非軍事平和主義を基本理念と定める現憲法と相容れない旗・歌である。
 日の丸・君が代は侵略戦争の被害国であるアジア諸国民の強い反発を招くとともに不信を買い、
国際社会において名誉ある地位を占めることを目指している方向と全く逆の道を進むもので憲法の国際平和の理念にも反するものである。
(以下、略)
******
子供がこんなことをいわれれば、
 この国や国歌、国旗を誇りに思ったり、愛したりする
ことはできなくなってしまいます。

 私は、犯罪者の子供だ
とすり込まれて育った子供と同じです。

当時の帝国主義国家の社会情勢を学べば、
 日本が行った行為は、褒められたものではなくとも、
 やむをえないという事情が認められる
ことは明らかです。
プーチン、スターリン、毛沢東による虐殺、アメリカによる原爆投下などは、
 国際法違反であるにもかかわらず、なぜ、裁かれないのか?

 力があるからです。
日本は、原爆を2発落とされ、負けたから、
 侵略国家として認定され、侵略者の子孫というレッテル
を貼られているわけです。
左翼は、
 軍が悪いのであり、国民は悪くない
といつもの、ダブルスタンダードを使いますが、
 戦争を実行したのは、選挙で選ばれた政治家であり、
 軍も国民も同じ日本国民であり、軍人を家族に持つ人は多いはず。
日本が本当に、他の帝国主義国家と比較して、悪辣な行為を行っていたのか、
 スペイン、ポルトガル、イギリス、アメリカ、ロシア、中国の歴史を学ぶ
と冷静に分析できると思います。
なぜ、多くのアジア諸国が、こんなにも日本に友好的なのか。
中国と韓国がなぜ、反日路線を貫いているのかも。
(問題の多い国家をまとめるには、仮想敵国が必要であるためです)。

メディアの思想も、
 GHQの影響からか、反日的な人の影響が大きく、自分の国が好きだ
といえば、
 極右のレッテル
を貼り、
 日本の防衛力強化、日本の利益を守る、移民は反対である
などの主張をすれば、
 極右政治家のレッテルを貼り、高市議員のように排除しよう
とする。

個人的には、
 自分の国を大切に思い、自分の国の国民がまず幸せになるような政策をする
ことは、
 国民の当然の権利だと思います。

そのために、
 日本の領海に侵入する中国に対しては、断固たる姿勢を示すべきで、
 ブイも撤去し、構造を研究すればよい
と思います。

そのために必要な防衛力の強化は、
 最大限行うべき
だし、
 竹島の侵略を許している現状については、もっと問題意識を持つ
べきで、
 韓国に対しても言うべきことは言うというアメリカのような対応をする
必要があると思います。

メディアは、中国や韓国のマイナスとなる報道はしないので、 
 現在、中国、韓国が洪水により、都市が壊滅していること
 政府は、対応ができず、国民が大変な目に遭っていること
については、報道しません。

韓国の原発汚染水の問題は、
 韓国国内においては、報道されている
のに、
 日本のメディアは、報道しない。

これらは、
 YouTubeで検索すると、現地メディアやSNSの動画が拡散している
ので、見ることができます


つまり、
 日本のメディアは、自分たち(中国、韓国)の都合の良い情報を
 都合の良い形で報道する
ので、
 むしろ、有害である
というわけです。

そのため、あまり見ない方がよいと思います。
個人的には、大リーグなどスポーツなど以外はあまり見ません。

特に、情報バラエティは最悪です。
素人コメンテーターが、
 国民の知的能力を馬鹿にしたような内容のテーマ 
を語っているだけです。
政策よりも、政治家を「緑のたぬき」と茶化したり、
 発言を切り取って、騒いだり、
芸能人の不倫や、金銭トラブル、豪邸などを取り上げて、
 視聴率を稼ごうとするのみ。

見ていても、知的に成長することはありません。

個人的には、
 YouTubeで、関心のあるテーマを検索し、
 学者や経験者の話を聞いた方が、よほどためになる
と思います。

なるほど、と思った学者がいれば、
 本を買って読んでみる。

これで、大学に行かなくとも、
 知的に成長することができます。

お金を稼ぎたいと思えば、
 自分のスキルを見直して、スキルが生きそうな仕事を探し、
 必要なスキルを身につけたり、磨いたりして、
 まずは、小さな会社に入る。
そこで、
 仕事のやり方や実務面を学んで、
 ステップアップの方法を考えたり、実際にしている先駆者をモデルとして、実践する。
資金が貯まれば、
 独立や起業を考える。
同時に、投資スキルを身につける。

 自分で稼ぐ
 リソース(従業員、お金、不動産などの資産)に稼いでもらう
というお金が入ってくる経路を徐々に増やしていく。

僕の場合は、
 資格を取得し、まずは勤務し、独立資金を貯め、
 独立し、お金を貯め、
 投資を覚え、増やす
という方法がうまくいきました。

投資は、お金がないとなかなかできないので、
 まずは、ある程度、まとまったお金が必要だと思います。
2年前くらいに本で金の値上がりが期待できるということを知り、
金と銀でかなり増えました。
今のところ売却せず、そのまま持っておきます。
株より値動きが緩やかなので、精神的にも楽ですし。


こういうプランニングを、できれば、高校生、大学生のころに始める。
早い方が、絶対に特だからです。
今なら、18歳以上なら自分で契約ができるので、
 バイトやネットビジネスも始められる。

テレビを見ていても、こういうスキルは身につかないので、
 ネットや本から学んでいく。

大多数の大人は、
 マスメディアに洗脳されている
ので、
 安定した公務員やサラリーマンになる
という方向に向かう。

ただ、
 残念ながら、サラリーマンはこれから貧しくなる
ばかりです。
理由は、増税路線まっしぐらだからです。

少子高齢化で、高齢者を支えるためには、増税、社会保険料の値上げしか、方法がない。
安定して搾取できるのは、源泉徴収でがっつり引けるサラリーマン。

自宅でビジネスができるのであれば、
 家賃や建築費、固定資産税について、割合に応じて経費で引ける
ので、
 けっこういいところに住んでいても、税負担は軽かったりする
わけです。

 なんで、この人、若いのに、こんな高い車に乗っているんだろう
という人は、
 たいてい、自分で仕事をしている人
で、
 経費で車を買っている
わけです。
会社名義で買えば、
 全額経費。

タワマンなども
 会社の資産として社宅で住める。

大企業に福利厚生施設がいっぱいあるのも、
 経費になる
からです。

税金払うくらいなら、
 社員名目のマンションでも建てよう。

こういう経費は、
 減価償却といって、毎年一定額を経費で落とせるようにしている
ので、
 毎年必ず利益が出る企業にとっては、整備投資をきちんとしていく方が、税負担が軽くなる
わけです。

知的に成長するということも、
 自分に投資し、その分、税金を安くする
ということです。

サラリーマンの場合も、
 副業を行い、そのための本やスクールの費用は、確定申告をすれば、引くことができます。
副業が赤字になるので、
 通常の会社の収入で補填できる
からです。

こういった知識も自分で検索したり、本を読んだりして、
 身につけていく
とよいと思います。

知的に成長することで、
 ロールプレーイングゲームのように、レベルアップをしていき、
 今までできなかったことが、容易にできるようになる。

また、お金を払って、強い武器を買うことができれば、
 レベルが低くても、それなりに敵を倒すことができる。

ただ、こういうことを、
 左翼メディアは嫌います。

 金持ちから巻き上げて、貧しい人にばらまくことが正義だ
 格差是正、弱者救済が正義である
こんな主張を、どのメディアも繰り返しています。
自分達は、
 スポンサーにこび、お金に執着し、報道倫理をないがしろにしているにもかかわらず。

中国共産党が、
 国民には平等を謳いながら、
 何千億円もの資産を海外に隠している
のと同じです。
言っていることと、やっていることが全く違う。
表裏がなく、痛いところを平気でついてくる石丸氏を嫌う本質的な理由はここにあります。

個人的には、
 知的に成長して、できることを増やし、力を付けていく
ことを教える教育が大切だと思います。

力を付ければ、
 その力を、他の人のためにも使うことができる
からです。

自分が役立った知識を
 他の人に伝えることで、その人が豊かになることができる。
それで、
 豊かになった人は、他の人をも豊かにできる。
(金の動向については、投資であるので、自己判断でお願いします。)

こういう社会を目指すべきで、
 自分の意見と異なる意見の人は、徹底的にネガティブキャンペーンを行ったり、
 (報道しない自由を行使して)無視したりすることで、影響力を削いだりする
という社会は、
 いじめが横行する教室みたいに陰湿で笑顔がなく、
かつ、
 みんなが貧しい社会
であると思います。

そんな社会とは、手を切って(見ないようにして)、
 まずは、自分が知的に成長して、豊かになるための戦略を立て、実行する
ことに時間とお金とエネルギーを使うとよいと思います。
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石丸氏に対する殺害予告 メディアは報道しない自由を展開中

2024年07月17日 | スキルアップ
石丸氏のYouTube配信において、
以下の配信がなされた。

7月16日、石丸氏の実家と安芸高田市のメールに
 石丸氏や家族を殺害し、放火する
とし、
 住所や電話番号を記載した脅迫状が届いた。

石丸氏は兄を通じて、広島県安芸高田警察に対し、被害届を提出し、
同日付で受理された。

住所の記載により、
犯行がいつでも可能であるということを
具体的に示していることや、
殺害、放火を予告していることなど、
相手に与える心理的な畏怖の程度は重く、
極めて悪質であり、脅迫罪の構成要件に該当する。

メディアは、現時点において、
事実を認識しながらも、
安芸高田警察署や本人に取材し、
報道していない。

メディアによる執拗なメガティブキャンペーンが
安倍晋三元首相の暗殺のきっかけとなったと考えられることなども踏まえると、
メディアの報道姿勢について、
ガイドラインの策定などの議論が必要な時期に来ている。

******

腹立つな」「ド突いたろ」“石丸伸二構文”に芸人YouTuberが早速参戦 しゃべりのプロが“驚くほどイラつく”結果に
7/17(水) 14:15配信 SmartFLASHより引用

 お笑いコンビ「さらば青春の光」が、7月13日、
YouTubeを更新。選挙特番でのガチバトルで物議を醸した
“渦中の人”をさっそくネタにして、反響が寄せられている。

******

こんな記事より、民主主義に対する冒涜行為である脅迫罪を報道して、
 事実関係の究明

 再発防止に努める
のがメディアの責務だと思います。

本当に
 自分達に都合の悪いニュースは報じない
というメディアの姿勢には、
 憤りを感じます。

だからこそ、SNSの重要性が増していて、
 視聴率や新聞の購読者数が激減している
わけです。
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「論争」について、自分なりにどう考えればよいか。考え方を石丸問題から学ぶ。

2024年07月16日 | スキルアップ
日本人は、ロジカルシンキングが苦手なので、
 感情で「わー」と話して、みんながそうだから正しいんだ
と思い込んで、
 なんとなく、終わらせる
という人が多い。
そのため、メディアはそれを利用して、わーと騒ぎ、
 自分の思い通りに動かそう
とします。
騙されないようにするには、自分なりに考えることが重要です。

自分の中で、ロジカルに考え、
 自分は、こういう結論に至った
と主張できる人は、あまり多くないと思います。

アメリカは、小さいころから、
 論理的に考え、説明する
という教育を受けるし、
 そもそも、言葉があいまいな「なぁなぁ」な表現を許さない
ので、
 自分の意見がはっきりする。
あれだけ
 多くの民族が暮らす社会をまとめる
ためには、
 ロジカルシンキングがどうしても必要になる
わけです。

日本人の「まぁまぁ」とか、
 根回しをするとか、
 空気を読む
というスタイルは、海外では通用しないので、
 日本外交がうまくいかない。
日本の発言権はなく、
 負担と不利益ばかり押し付けられる。

クジラの捕獲、CO2削減、
 オリンピックなどスポーツのルール改正など。
日本が飛びすぎるから、スキーの板を規制したのは有名な話。

ロジカルに考える上で、
例えば、石丸氏の記者会見について、どう考えるか。

いまだに、女性自身がネガキャンしているので、例にあげてみます。
メディアにおいて、
 石丸評価記事、石丸下げ記事と割合が同じ
であれば、
 公平な評価と思いますが、
ネガティブオンリーだと、何か思惑が働いているのかと思えてきます。
スポンサーや権力者からの指示、個人的な恨みなど。

以下、女性自身より引用
******
「勘違いしてたのかも」田村淳 YouTubeで石丸伸二氏の“受け答え”を猛批判「ガッカリしましたね」
7/16(火) 6:00配信
3595

ロンドンブーツ1号2号の田村淳(50)が7月11日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、
都知事選前には感じていなかった元安芸高田市長の石丸伸二氏(41)への“モヤモヤ”について自身の思いを語った。

「都知事選のモヤモヤ」というタイトルで投稿された、
視聴者の質問に答えるライブ配信の動画で田村は、
「(都知事選が)始まる前のモヤモヤは小池さんと蓮舫さんにあったんですけど」
「僕、石丸さんって、ちょっと勘違いしてたのかもしれないです。
僕、すごい安芸高田市長の時からずっと『面白い政治家の人現れたな』と思って好意的に見てたんですけど、
終わった後のテレビ、マスメディアに対してのインタビューの受け答えがやっぱりモヤモヤするんですよね」と切り出した。
 (略)
*******

要は、以前は支持していたけど、あの記者会見はどうなんだという意見。

ここで、石丸氏とメディアどちらが問題なのか?
自分の頭で考えてみようと思った場合、どうすればよいか?

ロジカルシンキングは、論理的に考えるということなので、
 論理的に考えていきましょう。

感情ではなく、論理で物事の是非を判断するわけです。
でも、どうしても、人は感情があります。

そこで、
 両方の立場から、考えをまとめる。

石丸支持者
 メディアの質問が失礼、あいまい、おかしい。

反石丸派
 国民が見ているのだから、質問に答えるべき。
 メディアの質問がつたなくても、意をくみ取り、大人の対応をすればよい。
 政治家として、言い方が不適切。

議論がかみ合わないのは、争点がぶれているから。
ここで、争点設定。
 石丸氏の発言内容:答えていない
  石丸氏   質問が悪いので答えようがない
  反石丸氏  質問が悪くても、意をくんで答えるべきだ
 石丸氏の発言の仕方:  
  反石丸氏  攻撃的だ
  石丸氏   ミラーリング(不市は最初から、馬鹿にしたようで、攻撃的だった)
 石丸氏の政治家としての姿勢
  反石丸氏 メディア対応をうまくしたほうが、政治家として得、国民をばかにしたようなスタイルは不適切
  石丸氏  慣れあったり、見せかけをよくするのは、自分のスタイルではない
       メディアの質の向上にもつながらない
       そうやって国民にすり寄る政治スタイルはやりたい人がやればよい
  反石丸氏 背後に国民がいる以上、国民のために表現を柔らかにしたり、発言内容を変えるべき
  石丸氏  それは、むしろ、裏表があり、不誠実であり政治不信を招く。
       みんな、そのようなスタイルであるから、選挙前はいいことばかり言って、当選後は党利党略にいそしむ。
 
こうやって、争点ごとにまとめ、どちらに賛同できるかを考えればよいわけです。

最後は、自分の価値観によって決まると思います。

自分が望む政治家像は、何か?
 ・優しい言葉、話しやすい。
  デメリットとして表裏がある人も多い。メディアはおごり高ぶる。
 ・表裏がない、論理的でわかりやすい。メディアの質が向上する(少なくとも注意する)。
  デメリットとして、きつい言葉、論理的に追い込む。

最終的には、ここに行きつく。
ここで、それでも、優しいことばの政治家が良いというのであれば、それが答えなので、そういう人を支持すればよい。
反石丸派の多くは、共産党や維新の支持者などすでに既成政党の支持者が多いはず。
変わった人も、スタイルより重要な点が見つかれば、その点を重視して、支持を変えることがありえます。
これが、民主主義のいいところです。
共産主義や宗教団体などであれば、絶対的権力者の言いなりになり、離脱者は裏切り者として処罰されることになる。
民主主義は、そのときそのときで支持を変えても大丈夫。


ちなみに、
 どちらがよいかを、どう判断すればよいか。
という点については、
ある程度、まとめた段階で、
 専門家の知見を借りる
とよいと思います。

個人的には、メディア研究や社会学者、政治学者などが参考になると思います。

なぜ、メディアが素人コメンテーターを呼ぶのはよくないかというと、
 専門的な知見が聞けなくなり、あいまいなイメージの薄っぺらいコメントになる
ため、
 むしろ、混乱する
からです。

今回なら、
 メディア研修の有馬哲夫先生が参考になります。

 「有馬哲夫 おかしいのはおバカなテレビ」
でYouTube動画を検索するとみることができます。

こんな大学の授業だったら、受けてみたいなと思いました。
かなり、気に入ったので、本をアマゾンでたくさん買いました。
思想的にも「保守」で、賛同できるということもあります。
早稲田の教授は、偏向的な思想の教授が多いと思っていたので、意外でした。

こういう専門家の意見を聞くと、
 メディアのどこが問題なのか
 なぜ、Z世代が石丸氏を支持したのか
が分かります。

さらに、
 別の考えの教授の話も聞けるのであれば、調べてみます。

そのうえで、
 自分の考えを修正する必要があるかを検討する
わけです。

日本人の多くは、
 一時的な情報にあたることも
 専門的な話も聞こうとしない
ので、
 一定の意図を持ったメディアが正しいと思い込んでしまう
わけです。

自民党が長期政権を築くことができたのは、
 産業と結びついた利権
 市議会議員、県議会議員、商工会などの組織票
が理由です。

なぜ、組織票が生きるかというと、
 無党派層が選挙に行かないので、少ない票で当選できる
からです。

なぜ、選挙に行かないかというと、
 そもそも、候補者のことを知らない
からです。

候補者のことがわからないと、無党派層は、
 ○○党の人だからという理由で、投票せざるを得なくなります。

無党派層は、利権の恩恵にあずかることはできないので、
 利権のために選挙に行く
わけではありません。

あまり政治に関心がない人は、
 この人を当選させたい
と思える人でないと、
 わざわざ選挙に行かない
わけです。

 この人を当選させたい
と思えるようにするには、
 その人と話をする、その人の話を聞く、
 その人の能力なら、よいふうに変えてくれると思える
など、理由が必要です。

これが、民主主義の真の姿です。

利権に紐づいた投票で選挙をしておいて、
 無党派層が選挙に行くと、詐欺師に騙された
という学者がいかに無見識であるかは、
 このことからもわかる
と思います。

選挙は、絶対に行くべきです。
その行動が、既得権益に紐づいた候補者を苦しめることができるからです。

石丸ショックは、
 絶対に行かない層が選挙に行き、
 予想と大幅に異なった結果を出したことに対し、
 既得権益であぐらをかいていた既成政党、オールドメディアが驚いた
ということです。

脅威を感じた人ほど、
 つぶしにかかる。
これが、ネガキャンの理由です。
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なぜ、デイリースポーツは、石丸ネガキャンに熱心なのか?

2024年07月15日 | スキルアップ
メディアの傾向分析として、
 タイトルをみると、そのメディアがどういう意図で、発信しているか
が見えてきます。

メディアリテラシーを強化するには、
 その意図をくみ取って、このメディアはこういうスタイルだから
と認識した上で、読むとよいと思います。

公平中立だなどと、考えると、
 メディアの意図にまんまと、はまってしまう
からです。

デイリースポーツの場合、明らかに石丸落としで動いています。
理由は、最後に考察します。

以下、ヤフー検索からのピックアップ
******
石丸伸二氏の手法「プーチンと同じ」元NHK岩田明子氏が指摘「首脳会談での言葉」思い返し「ドキッとした」
(コメント数) 646
デイリースポーツ 政治
7/14(日) 22:57

石丸伸二氏 泉房穂氏とTVでバチバチ「それはデマ!」「給食費だけで自慢されても」声荒らげ超速反論の洗礼
832
デイリースポーツ 政治
7/14(日) 21:08

橋下徹氏ブチギレ 京大教授を「税金のタダ飯食らいが!」石丸伸二氏批判に「詐欺師や」「生ぬるい」トランプ氏襲撃でやり玉追加
1526
デイリースポーツ 政治
7/14(日) 19:16

石丸伸二氏登場→女子アナも元ミス日本女医も「正直怖い」「俺基準に達しない人とは話さない、って印象が」と吐露
885 デイリースポーツ エンタメ総合
7/14(日) 14:48

石丸伸二氏 今度は大空幸星氏と大激論 市議への謝罪は拒絶し「これまでの石丸伸二は変えられない」 大空氏は「下では働きたくないな」
1311 デイリースポーツ 政治
7/14(日) 12:53

石丸伸二氏 選挙特番での対応は「憎悪ではなく愛情」 「女・子ども」発言批判には「切り抜き」と反論
173 デイリースポーツ 政治
7/14(日) 10:52

元アナの自民党都議 石丸伸二氏の選対本部長務めた党関係者に「絶句した」「けじめをつけるべき」
532 デイリースポーツ 政治
7/13(土) 22:34

石丸伸二氏 共演NGにしたい有名人→質問スルーせず爆笑 2人の名前浮上 伊藤俊介「言ったようなもんですw」
167 デイリースポーツ エンタメ総合
7/13(土) 17:48

選挙特番で石丸伸二氏からガツンの山崎怜奈「ウェークアップ」→石丸節映像に厳しい表情 都知事選「バズとディス目立った」「余裕ある人に都政を」
1283 デイリースポーツ エンタメ総合
7/13(土) 15:53

二度見した!石丸伸二氏が突然、深夜バラエティーに現れ衝撃「売名出演」 女子大生16人に「2位じゃダメ?」「タイプの子は?」質問ブチこまれる
346 デイリースポーツ エンタメ総合
7/13(土) 12:19

藤井聡氏 都知事選は「詐欺と同じ」「選挙が得意なヤツが票を集めるように」
493 デイリースポーツ 社会
7/13(土) 11:31

石丸伸二氏 まさか劇薬番組に緊急参戦 VS舛添要一氏、竹田恒泰氏ら 泉房穂氏「結局大きな声になってしまった」
703 デイリースポーツ 政治
7/13(土) 0:02

選挙特番で元乃木坂ガツンの石丸伸二氏に→元乃木坂アナが投入され騒然 緊迫顔でガツンの件聞く「その人も」「どんな気持ちw」 石丸氏「途中で知りました笑」
297 デイリースポーツ エンタメ総合
7/12(金) 21:59

堀江貴文氏「イラっとする」石丸伸二氏への「サブウェイ注文」ネタに「面白いか?」「クソみたいなお笑い」と批判展開
528 デイリースポーツ 政治
7/12(金) 19:15

石丸伸二氏、高齢両親への取材に怒り 勝手な実家取材メディアには「二度と応じない
380 デイリースポーツ 政治
7/12(金) 14:03

橋下徹氏、石丸氏の「第三極」呼びかけに「正直、エネルギー、根性なくなってる」
192 デイリースポーツ 政治
7/12(金) 13:17

石丸ワード「頭ポンポン」「女子供相手」にネット震かん 山崎怜奈への対応反省も「どんだけ古い価値観」「見下している」
580 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 18:47

石丸伸二氏、泉房穂氏との新党立ち上げに言及 橋下徹氏の名も挙げ「あのお二人は良いアイコン」
809 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 15:17

石丸伸二氏「おちょくってました」は「ダサい」「言い訳」ネット賛否「後出しじゃんけん」誘導尋問への対抗に理解も
434 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 14:27

吉村洋文知事、石丸氏躍進で「我々維新ももっと頑張らないと」に橋下氏「石丸さんに第三極を」
108 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 14:17

石丸伸二氏、大下容子アナから同じ質問「繰り返すかも」に「全く問題ありません!」元気いっぱい
735 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 12:41

古市憲寿氏、かみ合わなかった石丸氏への質問意図「こっちとしては不思議」石丸支持者に呼びかけも
607 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 11:56

石丸伸二氏「サブウェイ注文、めっちゃ早いです」 ネット大喜利に大爆笑
332 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 10:05

石丸伸二氏、ガツン返しの山崎怜奈へ「女、子どもに容赦するのは優しさじゃない」
2060 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 9:47

石丸伸二氏、開票速報の対応「内心、おちょくってました」テレ朝単独インタビューで吐露
2858 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 9:31

緊張丸見えの斎藤ちはるアナ 石丸氏が和ませる「開票速報のアレみたら嫌な仕事と」
164 デイリースポーツ 政治
7/11(木) 9:19

石丸伸二氏の弱点指摘「不安定さ明らか」選挙特番で直接対決「著書熟読」も嘲笑「失礼ですけど本当にしました?」
535 デイリースポーツ 政治
7/10(水) 20:08

石丸伸二氏 京大先輩の芥川賞作家から苦言か「本当に賢い人って1を聞いただけでサクサク答える人」
3883 デイリースポーツ 政治
7/10(水) 17:51

日テレ選挙特番が大荒れ 石丸伸二氏と中継切ってから森圭介アナが「事後批判」と取られる発言と物議 公平さ欠けたか「失礼」「印象操作」厳しい指摘
1751 デイリースポーツ 政治
7/10(水) 15:43

堀江貴文氏 選挙特番で石丸伸二氏が定番質問にガツン→「答えるのダルい」「地獄」 態度出すのは問題指摘に「だからどーでもいい政治家が生まれる」
908 デイリースポーツ 政治
7/10(水) 14:06

泉房穂氏、石丸氏の橋下徹&山崎怜奈の対応の差に驚く「評価してくれる人と素朴に質問する人で対応変えるのは」
489 デイリースポーツ 政治
7/10(水) 13:35

日テレ選挙特番で石丸伸二氏からガツン 森圭介アナ表情固まる衝撃1分間 風吹いた?→「フッ、どんな風ですか」改めて→「それ以上コメントがない」ゼロ終了
3640 デイリースポーツ 政治
7/9(火) 16:35

石丸伸二氏「どういう了見なのでしょうか。さすがに拙い」 国政進出「意欲」報道に対しX投稿 可能性の話とあれほど言ったのに
308 デイリースポーツ 政治
7/9(火) 14:54

泉房穂氏、石丸伸二氏に緊迫質問の山崎怜奈は「立派で誠実だった」石丸氏には「対応が不思議」
772 デイリースポーツ 政治
7/9(火) 13:57

フジ選挙特番で石丸伸二氏からガツン返された山崎怜奈 出演後に「あー怖かった」 緊迫展開も必死質問「色々若くてすみません」
2904 デイリースポーツ エンタメ総合
7/8(月) 21:37

山口真由氏「広島の論破王」石丸氏のネット討論は「抜群にわかりやすい」「今回の影の勝者」
244 デイリースポーツ 政治
7/8(月) 10:45

「捻くれた答え方、俺とそっくり」クールな石丸伸二氏に橋下徹氏思わずポロリ
1159 デイリースポーツ 政治
7/8(月) 10:07

****

7月10日以降、急に記事の投稿数が増え、内容も批判的なものになっていってます。

石丸氏が番組に出始めたので、
 切り抜き動画のような記事を書く素材が増えたこと。
反石丸スタンスの記事は、多くの人の食いつきがよく、
 収益率が高いと気づいたこと。
といった理由が考えられます。

ただ、発言の切り取りによる印象操作、詐欺師、プーチンまで振り切っているため、
 憎しみや、陥れたい
という強い意志が伝わってきます。


何かあったのかと思って調べてみたところ、こんな記事が見つかりました。

******
以下、日刊スポーツより引用
日本維新の会が「石丸旋風」に危機感 揺らぐ第三極としての地位、存在感アピールへ戦略再構築
[2024年7月10日22時58分]

日本維新の会が、東京都知事選の結果に危機感を募らせている。
独自候補擁立を見送り静観した維新に対し、
無所属で挑んだ前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が165万票の「旋風」を巻き起こし、
次点につけたからだ。

石丸氏の去就次第では、二大政党に対抗する第三極としての地位が揺らぎかねないと警戒を強化。
存在感アピールへ、戦略の再構築を求める声が出始めた。

▽奪われたお株
「脱帽だ。既存勢力や体制に対する不満の受け皿になった。本来、われわれの立ち位置だった」。
維新の藤田文武幹事長は9日の記者会見で不戦敗を謝罪し、石丸氏の躍進をたたえた。

「政治屋の一掃」など分かりやすい言葉を駆使して無党派層を引き付けた石丸氏は、
維新創設者の橋下徹元大阪市長とも比較される。
実際、共同通信社が実施した都知事選の出口調査では、
維新支持層の40%、「支持政党なし」の無党派層の37%が石丸氏に投票したと回答した。

大都市部を中心に支持を拡大してきた維新のお株が奪われた格好で、
党関係者は「こうした民意をすくい取らなければ、次期衆院選は厳しくなる」と指摘する。
音喜多駿政調会長は石丸氏の票の伸びを「維新など第三極が取るべき票だ」と分析。
ただ石丸氏が新党を結成した場合、支持層が重なる可能性をはらむ。

▽薄れる新鮮味

維新の悩みは、前身の政党結成から間もなく12年を迎える「老舗の新興政党」(藤田氏)となったことだ。
2021年衆院選で公示前11議席から41議席に躍進、昨年の統一地方選では地方議員が急増し、全国政党化の足掛かりをつかんだ。
首長を含めれば800人を超える規模に拡大した一方、新鮮味は薄れている。

自民党派閥の裏金事件追及で勢いを得た立憲民主党の陰で、存在感も低下しつつある。
先の通常国会では、衆参で政治資金規正法改正案への賛否が分かれ、立ち位置を巡り迷走。
国会閉会後には自民との距離感に対する執行部と地方議員間の摩擦も顕在化した。

次期衆院選を見据え、音喜多氏は石丸氏の交流サイト(SNS)の活用法を研究し、
広報体制強化につなげられるかどうかを探る。
若手は「維新らしい政策の打ち出し方に課題がある。
『われわれは挑戦者だ』との党の姿勢を有権者に示すべきだ」と主張した。(共同)

*****

石丸氏と維新の関係は、
石丸氏の選挙参謀が、元維新の選挙を取り仕切っていたこともあり、
紹介者を通じて、石丸氏側から選挙の協力を打診。
維新は、推薦、公認など正式なものでないと受けられないとの回答。
無所属で選挙に挑みたいので、正式な推薦などは考えていないと伝え、
「円満」なかたちで、選挙協力は白紙。

これに対し、
維新は、党員による石丸氏の応援を禁止し、違反して応援したものは処分すると警告した。
その結果、区議が離党し、応援に回った。
ここで、維新執行部の小ささが垣間見えます。
*****

石丸新党が仮にできた場合、
 第三極として、維新の支持層とかぶることになる。
維新の本音は、
 石丸氏が、維新に取り込めないならば、強大になってほしくない。

そして、神戸に本社を置くデイリースポーツは、
 阪神タイガースと維新の応援団。
もちろん、万博も推進派の立場で、応援しまくっています。

******
デイリースポーツ 7月11日より引用
万博館の建設「なんとかできる」 十倉会長が視察、軸足は運営に
 日本国際博覧会協会(万博協会)の会長を務める十倉雅和経団連会長は11日、
大阪市の人工島・夢洲にある25年大阪・関西万博会場を視察した。
記者団に「パビリオンは狭苦しいと言えるほど建ち始めている。
スケジュールはまだ厳しいが、なんとかできる」と述べ、
今後は建築から運営に軸足を移していく考えを示した。

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全国区では、取り上げられない万博のニュースを毎日発信しています。

これらの事実関係からすると、
デイリースポーツが反石丸に熱心な理由は、
 維新の応援という意図が考えられる
ということです。

このような考え方もあり得るという認識で、記事とみると、
 ある程度、冷静に記事の意図を判断する
ことができます。

ただ、デイリースポーツのような、切り抜き動画のような記事は、
 ティーバーやユーチューブで一次情報にあたる
と、
 自らの意図に合わせた記事の書き方が学べて、勉強になります。
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