地図で見る限りは、前回紹介の大日寺大銀杏とは山一つはさんで隣同士、近場の奈良や滋賀辺りなら少々の隘路もヘッチャラなのだが遠方に来てまで無理はしたくないとバカナビの指示どうり県道まで戻ってうんと大回りで琴浦町浦安にと入る。
県道238号線に乗り換え加勢蛇川沿いの長閑な田園風景の中を遡ること約1.5km 、道路の左手にそれとわかる看板も出ていて駐車スペースにも困らない。
朝から降り続いていた雨も降りやまずとも小降りになっていた。
小高い春日神社の石段を登ると小雨の中に鬱蒼とした大きな樹冠の「伯耆の大シイ」が片方の斜面に身を乗り出すようにたたずんでいる。
さすがに国天、推定樹齢千年、周囲11.4m樹高15m,枝張り東西30m、南北22m、島根県の志多備神社のスダジイとともに日本一と云う事になっているのが頷けるが、近年京都府の舞鶴湾に浮かぶ無人島でこれら以上のスダジイの巨木ガ報告されている。
そちらも見てみたいものだが、未公開の無人島ということなのでどうしようも無い。
話は戻ってこの伯耆の大シイは太短い主幹は地上直ぐ近くで数本に分かれうねりながらせり出すように伸び、樹肌はあの椎の木特有の凄みの有る奇怪な感じがする。
其の樹齢にも係わらず余りにも樹勢が盛んで根元近くからの大量のヒコバエで主幹の周りを取り囲み、いささか見栄えが悪くなっている。
雨の上この始末では納得出来ず、是非とも再度の訪問をしたく思っている。
この辺りはあの伯耆富士と呼ばれる大山の北東部山麓に有って、この樹は新日本名木百選にも選ばれている。
撮影2008.9.21
私も是非ぺんさんにリベンジして戴きたいです。
先日朝来だったか大屋だったか、ある神社の前で「大欅」と言う看板を見かけたのですが、道路から見ただけでは大きな木が見あたらず、ただ枯死した大木のかけらの様なものが見えました。看板の木なのでしょうか。また近くへ行ったら確認してみたいです。
そろそろ佐用の大公孫樹の色づきを気にする季節が近づいて来ましたけれど、この秋はちょっと地区の大役を仰せつかり、外出がままならぬようです。
最悪のコンデションでの撮影、サイドのトライとなるのは必死ですが冬場はあちら方面に行きたくないし、夏場はやたらと葉が生い茂るいなあ・・・。
<大屋だったか、ある神社の前で「大欅」と言う看板を見かけたのですが
近頃枯れ死の巨樹も多いしなあ??
佐用の大公孫樹、まだyちょっと早いでしょう。
それよりあの銀杏は大丈夫だったのかなあ??
素晴らしい写真ブログですね。
更新、時間がかかるでしょうね。
頑張って続けてください。
遅れ遅れの更新ですが何とか続けています。
僕も同系統(笑)で頑張っています。
社や磐座に目移りしますが。。
http://kent-hopper.com/
フォトグラファーなんですね・・・。
僕も若い時に憧れましたが挫折、今はしがないプリント工場(Tシャツ専門)のオヤジです。
>社や磐座に目移りしますが。
僕も興味深々・・・、そちら方面はもう一つのブログの方にUP してます。
こちらです http://blog.goo.ne.jp/pzm4366/
いい感じですね。
落ち着きます。
私も含め、誰もがシャッターを押す時に、少しでもカッコ良く!と意識するため、妙な個人の主観が入りすぎて、そこがいったいどんな場所なのか、わからない事が多いものですが、素直にその地の臨場感が伝わり、落ち着きます。
ありがとうございました。
懐かしい昔日の景観にすっかり魅せられる歳に成ってしまったんだと思っています。