去年、秋の終わりに伊豆半島を巡る機会に恵まれてお訪れた天城の太郎杉。
河津桜で名高い河津温泉からR414で天城峠を越え、これも歌謡曲でも歌われた浄蓮の滝の少し手前、「滑沢渓谷」バス停から左手山側に伸びる渓谷沿いの林道を5~6分も走るとこの杉の下に着く。
林道は時々ハイカーに出会う程度でダートながら走りやすく地元ダンプカーも通る程道幅も広く車が何台か停められる広場も造られていて至れり尽くせりです。
車を降りると右手山肌が開けていて目の前にそれこそ天を突き刺すように、その名の通り杉らしい杉の姿が少し仰ぐ形で目の前にある。
太郎杉は南向きの斜面を整備された階段を100mほど登ったところにあって斜面の台地をしっかり捕まえている。
天城山系で最大のスギだということだが、形が整いすぎてるのかそれほどの威圧感も猛々しさも無く、所謂、巨杉の優等生であるがゆえの物足りなさも同時に感じてしまう。
太郎の名を冠しても、何一つ恥ずかしくないこの天城の太郎杉は樹勢旺盛、推定樹齢 400年、目通り幹囲 9.6m、樹高 48mと説明されている。
撮影2009.11.21
天城の大杉、まるで巨人みたいですね。
どっしり構えていますね。
整い過ぎていると書かれていますが、私はすっきりした樹形も好きですよ。
絵を描きやすい(笑
こちらこそ本年も宜しくお願い致します。
天城の大郎杉、確かに太郎の名に恥じない凛々しさですよ。
でもやっぱり物足りない。
ひねくれ物だから、見る眼もひねくれてるのかも??
いつもありがとう。