巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

八尾善光寺の楠

2007-03-07 | 大阪府

 


生駒山系の西側裾、大阪府八尾市の善光寺は、あの信濃の本田善光が難波の堀江に於て、一光三尊阿弥陀如来(善光寺如来)を得て、信濃へ帰る途中、この地に一泊した折、仏法有縁の地として、御分身如来を本尊として安置したのが始りであり、元善光寺と呼ばれています。


その後本田善光が、再びこの地に来た時ついてきた杖をここに突き刺したのが育ったと伝え、その楠が今ここに聳え立つ大楠であると言われています。



小高い丘の上にあるこじんまりとした古刹で、下の方から見上げると、この木だけがやけに目立ち、すぐに場所の確認ができる。




緩やかな細い坂道の参道奥に青空を覆い隠すように大きくその葉を広げ、楠に隣接する庫裏は今にもこの巨楠の幹に壊されかねない様子です。




樹齢約800年、幹周り6.3m、樹高25m


撮影 2007.2.4


MAP


 



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