巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

三岳山佐々木登山口のケヤキ

2010-08-16 | 京都府


兵庫県但馬の小京都、出石からの帰り道R426を南進、但東町を越え、兵庫県から京都府福知山市に入って暫くすると左手前方の高台に絵に成るような巨木が一本見える。





小高い台地状の空き地に石の鳥居や狛犬、石碑などが林立していて其の前方に大ケヤキが孤立していてこの上ない情景をかもし出している。




この地は大江山に次ぐ名山、三岳山や丹波山岳修験道場の三嶽神社への登山口のなっているようで、一本杉鳥居と呼ばれているところのようです。



しかし、其の名前の由来である一本杉はすでに無くこの大ケヤキだけが残っているようです。



巨木としてはもの足りなさを感じるものの形の良い三岳山や石鳥居を背後に置き、周りの里山を従えた大きなケヤキは長閑な里山に良く溶け込んで懐かしい景観を醸しだし捨てがたい景観なので此処にとどめておきます。



尚、標柱に依ると根回り6.1m、目通り約5mとなっています。


撮影2008.7.13




 兵庫県但東町(豊岡市) 一宮神社のケヤキ

2010-08-16 | 兵庫県

 



    兵庫県の日本海側に在る小京都とよばれる城下町、出石からの帰り道R426号で暫く南下すると道の左手に巨大なケヤキが何本も立っている立派な神社が見える。




    神社の隣、久畑宿陣跡には立派な駐車場もあって、片隅にはこの地、「久畑の思い出の水車」だという二連水車も廻っていて其の昔を伝えている。




    此処には丹波と但馬を分ける久畑関所が置かれていて元治元年7月、桂小五郎にまつわる話は良く知られている。


     この一宮神社の境内周辺は、ケヤキ、エノキ、ムクノキ、イチョウ、スギなどの大木が林立し、9本のケヤキの巨木が神社を囲んでいる。




    一宮神社最大のケヤキは境内横を通る農道脇に有って地上数メートルのところで太く三つに分かれ、高く枝を伸ばしている。




    根元には人が何人も入り込める様な大きな洞があり、焚き火の不注意で火事になり一晩中燃えたことも有るという話ですが、樹齢500年幹周囲7m 根回り10.9m 、樹高35mと云う威容を誇っており樹盛もこの上ない。




    撮影2008.7.13