和歌山と大阪南部を分ける和泉山脈の裾野、紀ノ川流域に有って西国33ヶ所霊場としてして其の名を知られた粉河寺の近く、県道7号線で西方に暫く行くと紀ノ川市猪垣の地。
大楠の在る気比(きび)神社は田園の中に新旧の建物が並ぶ一画に在って明るく開けた境内はことさらに開放的です。
玉垣の置くに進むと本殿右脇に巨大に広がる隆々とした株を持つこの大楠が威容な姿で聳えている。
根元は隆々と脈打ち、約13mあり、その上で6本に分幹しているが見た目、三本の大楠に見える。
最大幹は約6.5m、樹高約16mと痛みも少なくまだ壮年期の楠です。
撮影2008.8.15