東海北陸自動車道を白鳥ICで降りて国道156号線を長良川沿いに走る長良川鉄道の小さな路線と平行してしばらく走ると左手白山長滝神社野駐車場看板が見える。
長龍寺
白山神社
大きな駐車場に車を止めて広く長い参道をだらだら登りに歩くとだだっ神仏習合が、いまだにそのまま残る広い境内に出る。
白山長滝神社は、泰澄上人が白山を開いた後に創建したものとされており、平安・鎌倉・室町時代には隆盛をきわめ、明治初期の神仏分離が行われるまで、白山中宮長滝寺と称して白山信仰の拠点で参集する人々の美濃側馬場として栄え、濃飛一帯の文化の中心をなすほどに賑わっていたといわれています。
白山長滝神社は、もともと長滝寺と一体であったのを、明治の神仏分離政策で分けられたものだが、この辺りに住む人達にとっては、切っても切れない同じ白山廟として信仰が篤い。
境内拝殿の東側、道路沿いの脇参道石段横に立つ大スギは主幹はさほど太くはないが、根元を大きく広げて大地をつかむ力強い根張りの姿に特徴があって独特の趣をもっている。
又木立の根元には普段見慣れない石塔があって印象的で付近の景観も良く、絵になりやすい巨樹です。
幹周り6.15m 樹齢800年、樹高40m、と記されて、県の天然記念物に指定されている。
撮影2007.10.6